現代アメリカを代表する作家ポール・オースターが書き下ろした『オーギー・レンのクリスマス・ストーリー』を、「ジョイ・ラック・クラブ」「千年の祈り」のウェイン・ワン監督が見事に映像化した、ブルックリンの下町に生きる人々の真実探しの物語。 14年間毎朝同じ時刻に店の前で写真を撮り続けている煙草屋の店長オーギーと、彼の店に集まる男たち女たちの日常を描き出す味わい深い大人のドラマ。 ラストでかかるトム・ウェイツの名曲“Innocent When You Dream”が流れるとまさにスクリーンに、映画の神が舞い降ります。 メリークリスマス。 ありがとう、映画。