ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

手話コミュの「事故で手話不自由」賠償請求 「言語障害と同じ」…被告側は争う構え=中部

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
「事故で手話不自由」賠償請求 「言語障害と同じ」…被告側は争う構え=中部

「基準ない」被告争う構え
http://osaka.yomiuri.co.jp/possibility/news/ps80320a.htm

 乗用車にはねられた後遺症で手話が不自由になったとして、名古屋市内の聴覚障害者の60歳代女性が、運転していた40歳代の愛知県海部郡内の男性を相手取り、約1750万円の損害賠償を求める訴訟を起こし、第1回口頭弁論が19日、名古屋地裁で開かれた。原告側は「健常者の言語障害に相当する」と主張し、被告側は「手話が困難になったことを、言語障害と同一視できる基準がない」として、請求棄却を求めた。
 訴状によると、女性は2004年7月、横断歩道を歩行中、乗用車にはねられて重傷を負った。左手や右肩に後遺症が残り、手話が困難になった。しかし、賠償額の算定基準となる自賠責保険の後遺障害等級では「言語障害」と認定されず、より等級の軽い「右肩関節の運動障害」と認定された。
 原告側は「聴覚障害者の手や肩に障害が生じた場合の適正な損害賠償について、司法判断を求めたい」としている。

(2008年03月24日 読売新聞)

コメント(20)

【 以上、コミュに載せるに至った経緯について 】

手話を言葉に持つ聾者です。
昨晩たまたまネットで見つけて、問題提起として日記に載せたのですが、聾・難聴・中途失聴者、コーダ、手話学習者だけでなく、全く関わりを持たない聴者や他のハンデを持つ者の反響が大きく出されたので、社会的に認知されていない状況をなんとかできないか?と思いまして、聾・手話コミュを中心にアナウンス致します。

社会の中で聴こえない者が使う言葉である『手話』が社会的に軽視されている様に見受けられました。手話を必要とする聴こえない者としてこの出来事を本当に痛ましく感じます。
聴こえる方が正常だという聴者が主体の世の中でなかなか理解し難い事件でしょうが、この訴えが元で、手話という言語の重要性を世間にもっと感じとって頂きたいと切に望みます。

また、人工内耳装用や内耳再生研究、そして近い将来訪れるのではないか?と危惧される遺伝子診断による排除などの出現によって、聾社会や(伝統的)手話がこれからどの様に変わりつつあるのか?危惧感があります。
それでも、手話は聴こえない者の持つ大切な言葉です。また聴こえる者と聴こえない者とを結ぶ大切な懸け橋でもあります。
いくら医療や科学技術が進歩しようとも、ありのままの聴こえない自分として社会の一員として堂々と生きていられる世の中でありたいものです。この為にも聾者としての尊厳を大切に守り抜いて頂きたいと切に望みます。
時に法律とは「理不尽」で、あることが多く感じます。
聞こえない人にとって手話・・「手」は大切な表現方法・・生活に欠かせないですね。

一年前に手話を習い始めて、講義で、実技だけでなく、聾の人の生活や不自由さ、工夫を重ねて生活されてる実態を聞いて、少しでも助けることが出来れば・・・と思いました。

今回事故に遭われた女性が保護されることを願います。
聴覚障害者にとって手話は言語そのもの!認めないのは納得いかない!
手話は言語です。
署名などでわかってもらえる方法ってありなんですか?
手話はまだ、言語としては認められないだろう。
どこかの大学で論文なり、研究で発表し、認められたら『言語』となるだろう。

研究すれば面白いと思うんだけどね。
手話は、独立した1つの言語ですよ。
言語の定義って、使っている方がいるだけでは、認められないのでしょうか?

何か不思議。
2006年12月に国連で採択された「障害者権利条約」は、手話を言語と認めています。
日本政府も昨年この条約に署名しましたが、まだ批准されていません。

> 外務省: 「障害者の権利に関する条約」(仮称)への署名について
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/h19/9/1175598_812.html
> 難聴者の生活: 耳の日と障害者権利条約
http://blogs.dion.ne.jp/rabit/archives/6886687.html

この賠償請求裁判も、権利条約批准へ向けての運動と関連付けて進めていくことが有効なのではないでしょうか。
現在、政府及び外務省は、障害者権利条約の批准に向け取り組みをしている最中です。
国際条約は国内法より優先されるので、もし権利条約に批准したら国内法を整備する必要がでてきます。という事は「手話は言語である」という概念が法律で明確化されることになり、上記被害者の主張も法的根拠を得た事になるのです。一日も早い批准と国内法の整備が望みます。
書き込んで下さった方、有難うございます!
ここの手話コミュに登録されている皆さんは手話学習者が多数だと思うのですが、手話を言語の一つと認識した上でいろんな意見を頂けるのは聾者として大変心強いです。


今回の件では、地元のろう団体からもバックアップされるそうです。手話会話ができなくなった状況について検証をもとに確実に進められるのではないか?という印象を持ちました。

これがきっかけで手話が認知された言語として、聴こえなくでも手話という不可欠な言葉がある事を世間に示すきっかけなるのでは?この為にも聴こえない仲間と共に歩もうとする聴こえる手話仲間とが一緒になって、理解を進めていく必要性があると感じました。

これからの動向が気になりますが、聴者が音声を聞いたりしゃべるのが当然な様に、手話を要する聴こえない人の立場を尊重頂いた上でこの裁判が正当に下される事を祈っています。
裁判結果が明らかになれば、デフニュースや日本聴覚障害者新聞などで採りあげられるのではないか?と思っています。よい方向に解決できるといいですね。
私も日記に取り上げさせていただきました

こういう状況があるとcommunityに入ってないマイミクさんに知って欲しくて、書かせていただきました

貴重な情報をありがとうございました

なお、弁護士にはどなたがついてるか

以後状況も併せて、掲載していただくと助かります
みなさまはじめまして。お〜やんともうします。

私は本人ではありませんが、あおぞら様の書かれていることは私の家内のことだと思われます。
皆さんの書き込みに思わず目頭が熱くなりました。本当にありがとうございます。

私は聴者です。でも生まれつきの病気で骨の成長に問題があり低身長で松葉杖を使っています。
家内は聾唖者です。お互いの生涯を支え合いながら力を合わせて毎日を生きてきました。

私の家内は横断歩道を歩いている最中に不注意運転の車にはねられてしまい、手や腕に後遺症の残るからだとなりました。
そして手話も不自由になりました。手話がうまくできなくて左腕をひねる動作ができません。周りの人からは「下手だ」とか「あなたの手話はおかしい」と罵られることが多くなったと本人はいいます。20分もすると疲れて手話ではなせなくなります。以前は朝から夜までずっと話すことが出来ていました。
しかし、加害者側の損保(業界最大手)は正面から被害者の事情を(意図的に)考えず「言語障害と手話の関連性はない」の一点張りで先月裁判に突入したところです。
裁判を始める前にも、治療を途中で打ち切ろうと担当医へ直接画策したり、本人が電話できないのでファックスでの連絡をお願いしていたのにもかかわらず、応じなかったりずいぶん無神経な対応をされました。「もう直ったでしょ」とか「この手の事故はしょっちゅうある」など無神経な発言もされました。

いつかそのうち誰かが解決してくれるであろうと思っていたことが、急に自分たちの前にきてしまったものですから、素通りできるわけもなく今回の提訴に踏み切りました。
次回は5月7日に公判が開かれます。
焦点は手の後遺症と手話の因果関係についてです。
関心を持ってくれる人、見守っていただける人が一人でもいてくれると、私たちの心の励みになります。

コミュニティで取り上げていただいたこと感謝しております。
この世の中、当事者が気がつかない問題がかなり多く潜んでいると思われます。
何か問題を見つけたら素通りせずに、ひとつずつよい世の中になるようにしていきたいものです。当事者達が声を上げない限りは誰も気がつきませんから。

弁護士は名古屋第一法律事務所の原山弁護士が受付を行い、交通事故専門の田原弁護士が担当となりました。それまでに、東京の四谷へ行って田門先生に相談したこともあったのですが、やはり近くの方にお願いするのがよいと思い今の体制になりました。


ちなみに、日聴紙の5月号の一部に私たちの記事が出ることになっております。
お〜やんさん そしてみなさま はじめまして トム(赤鬼)です


私も交通事故関連のボランティアーをしていますので、保険会社の
対応にはあきれることがしばしばあります。


健常者でもかなり困難な交通事故の交渉を、聴覚が不自由な方で
あればその何倍も大変であることが、今の私のボランティアーを
通じて痛いように分ります。


保険会社の弁護士が以前1眼失明した被害者に「最初は違和感が
あるが、そのうち馴れるから」といって損害賠償額を減額しよう
としたという話も耳にします。


事故による上肢の障害により手話ができないということは、
生活する上での大きな支障になりますので、私も裁判を
見守りたいと思います。

かつて盲導犬がご主人をかばって車にははねられ足を失った
とき、当時の自賠責保険では犬の治療費を支払う項目があり
ませんでした。

しかし、その勇敢な盲導犬「サーブ」のご主人を思う気持ちに
心を動かされた日本全国の多くの人が国会を動かし、ついには
自賠責保険で盲導犬の治療費が支払われるように法改正され
ました。


社会の人々にもう少し手話というもの、障害を持つ人間の気持ち
を理解して欲しいと思います。


私の友人や友人の奥様も聴覚障害ですのが、最初はどの様に会話を
したら良いのか不安でした。

実際にお会いしてみて、自分に会話する気持ちさえあれば何とか
なることが分り、次第に会話に慣れていきました。


それと同時に、手話を覚えたいと思い色々ネットの情報で最低限の
手話は覚えたのですが、使わないでいると忘れてしまいます。


しかし、相手に手話が通じた時の喜びを今でも忘れませんので、
何か良い手話のDVDでもあればと探しております。


話が脱線しましたが、手話ができなくなったということは、
しゃべれる人がしゃべれなくなったと同じ障害と認識していますので、
おーやんさんぜひとも頑張って下さい。


私は、現在購読者9000人のメルマガ(まぐまぐ)を配信しています
ので、もう少し詳しい状況や情報のリンク先をお教えいただければ
記事にして配信します。


よろしければ情報を下さい。



尚、盲導犬サーブの国会答弁を含めた詳しい情報は、ブログ記事
「盲導犬サーブ」でご覧下さい。
      ↓
http://safely.blog115.fc2.com/blog-entry-13.html

メルマガは知って得する「交通事故損害賠償請求」です。
http://www.mag2.com/m/0000241683.html
お〜やんさん、みなさま はじめまして、しまんどと申します。
皆様同様、この状況を小生としては重く受け止めたいと考えております。

小生は聴者ですが、家内はろう者です。そして、期間だけは長く手話をやっており、今では地域で手話通訳などをやっております。もちろんボランティアですが。
実際のところ、手話通訳をボランティアで行うということ自体に疑問を持っています。

手話なりコミュニケーションなりが、ボランティアによって賄われている。という現状は同時に、ろう者の置かれている現状ではなかろうか、と感じています。

教育を保障するために学校があり、生活を保障するために警察があるとするならば、聞こえを保障するための通訳者制度は余りにも立ち遅れている、と言わざるを得ません。

このような中での、お〜やんさんの状況には、憤らずにはいられません。
これは、決して個人的な問題ではなく、ろう者にとって、手話とは何なのか?に対する司法判断となるのでは、なかろうか思います。

小生には何も出来ませんが、兎に角、実直に行方を直視し、真摯にこの問題を考えて行きたいと思う次第です。
トムさま>

お〜やんと申します。励ましのコメントどうもありがとうがいます。
盲導犬サーブは私の地元でもあったこともあり、子供の頃に話を聞き存じております。名古屋駅前に銅像もありました。リンク先も読ませていただきました。
最終的に「自助具」として扱われたのですね。
損保は基本的に「お金」を中心にして動いていますから、あらかじめ決められているルールからそれると、理不尽なことばかり言い続けますね。アジャスターが医師を誘導して治療打ち切りに持って行かれたこともありました。このことを損保に問い詰めると数ヶ月放置されたこともありましたね。
最終的には損保の顧問弁護士が出てきましてこちらも弁護士を立てざるを得ず、訴訟に至った次第です。

メルマガの件に関しては直接メッセージをいただければお答えできますので、少しお手数ですがよろしくお願いします。


しまんどさま>
初めまして、コメントをいただきどうもありがとうございます。
手話通訳をボランティアで行うということ事態に疑問を持っているとのことですが、これは社会的地位が認められにくいと言うことと社会的保証が受けられにくいと言うことなのでしょうか。
確かに手話通訳できる方が限られていてボランティアでやらなければならない実情もあるのだと思いますが、手話通訳には厚生労働大臣認定の手話通訳士という資格もあり、国は通訳士を育成する取り組みを各市町村に働きかけています。
この動きは紛れもなく国が「手話は言語である」という前提がないとやれない事であると思っています。

裁判は家内の主張を貫き通していきます。
なんとか道を開いて、もしこの誰かが同じようなことに陥った時に少しでも困らないようにしたいと思っています。

真摯なご意見大変励みになります。本当にありがとうございます。
みなさんん本当にありがとうございます。7日に第二回口頭弁論が終わりました。席に座れ愛ほどの傍聴者にきていただき大変感謝しています。
ネットで見守っていただいている皆様にも心から感謝しています。
ありがとう!
みなさん、こんにちは。
何だか、情けなくなってしまうことだらけで、悲しい世の中ですね...
私はASLをほんの少しだけ趣味で始め(だって、美しいではないですか!)、現在は仕事でもほんの少しだけASLを活用しているサンフランシスコにいる日本人ソーシャルワーカーです。
お話を伺っていて感じたことを少しだけ書かせてください...

まず、「手話」は「ことば」です。
聾者じゃない人から「ことば」を取ったどうなるのでしょうね〜?
日本にはこの様な分野(ごめんなさい、他に言葉が見つかりませ...障害を持った)を専門に扱い詳しい弁護士の方などはおられないでしょうか?

私達ソーシャルワーカーの仕事の一つは、個人お方の『支援』コレには『擁護』と言うことも含まれています。
そして、ここアメリカではこの『擁護』は非常に力強いのです。

そして、障害をもった(言葉がみつからず、ごめんなさい)方たちが、いかに自由に『バリアフリー』に暮らすことが出来るかを考え、その為に権利を確立させています。
私のクライアントの方達の1/3は発達障害を持った方、1/3は精神に障害を持った方、又は前者両方。残りの1/3は行動障害のある方たちです。

あおぞら さん、この件を広めてくださって、ありがとうございます。
もっと沢山の方に目に留めてもらえたら、沢山の方に支援してもらえるのではないでしょうか?
新聞に投稿したり、TV局に持ちかけてみたり、ラジオ局にあったたりしたら、どなたかも提案されていましたが、署名とかも...
結果は変わらないのでしょうか?

お〜やん さん、諦めずに、頑張りすぎずに出来ることをがんばりましょう。
奥様だけではなく、似たような経験をされる人が少しでも減るように...

本当に遠くからですが、応援しています。




お〜やんです。いまさら感の時期はずれのコメントで申し訳ありません。

11月11日20時から目で聞くテレビで私達の裁判のことが取り上げられます。
10月にCS目で聴くテレビで放送された、映画監督・今村彩子「交通事故裁判」のの続報で10月29日に名古屋地方裁判所402号法廷で行われた第五回口頭弁論について、担当の弁護士が解説を行うとの事です。
アイドラゴンをお持ちの方で関心のある方はどうかご覧になっていただけるとありがたいです。


前回の公判の中において、裁判長は状況調査など状況確認する必要がないことなどから、この先承認尋問をしなくてもよいのではないかというお話をしていました。もし尋問がなくなればその分だけ裁判の期間が短くなります。原告、被告ともに検討するということになりましたが、いずれにせよ裁判は年を越すことに変わりありません。実際に弁護士に依頼したのは昨年の5月ですから、すでに一年半がここまでで過ぎています。
損保は依然、手話は言語ではないというスタンスを貫いており、反論内容には手話に関する反論はしておりませんでした。約一点を除いては。

それから、この件につきまして、非常に関心が折られるという方がいましたら、詳細な資料をお渡しできますので、遠慮なく気軽に当方にメッセージを送ってください。一通りの資料をお渡しできます。

ログインすると、残り2件のコメントが見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

手話 更新情報

手話のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング