秘術・前世探査法を生き方の杖にコミュの前世探査についてしっておいていただきたいこと

　自営業の傍ら、占術師として対面鑑定やメール鑑定に応じておりますが、中には前世を看てほしいという方も結構おられ、求めに応じて有料で看ております。この場合は、ほとんどの方が真面目な気持ちで依頼され、アドバイスに従って開運の努力をしておられます。相応の代金を払って前世を看てもらうわけですから当然なのですが、ネット上で前世探査のコミュニティーに参加された方たちの多くは、軽い気持ちと興味本位で「タダなら看てもらおう」と参加される方が多く、看て差し上げても、ご自分の魂のルーツが誰であるかを“知った”というだけの方が多いように見受けられます。
　一応は、人物像をネットで検索したり、書籍を１冊ほど購入してお読みになられても、それを自分のものにするために繰り返し精読するとか、関連の書籍（伝記や物語、小説、作品など）を何冊か買って、人物像をしっかり把握しようという気持ちが少ないようです。これは、断食や滝行など厳しい修行の末に会得した、私の『秘術・前世探査開運法』もネット上のエンターテイメント系の占いの一つのように考えておられる方が大半なようで、そういった気持ちでは、そういった方たちの今後の人生は決して良くはならないでしょう。

　一般的に、本当の前世探査ができる人間を見つけて、ご自分の前世や魂のルーツを知ることは、ほとんど不可能に近いことです。そういった能力を持った人が何処にいるのか普通では探しようもありませんし、よしんば、探し当てて看てもらおうとしても安くて５万、人によっては１０万円以上も要求されます。これは当然のことで、一人の方の前世を探査するには体力・気力を使い、疲労がドッと出ますので無理もないことです。でも、こうして観てもらっても、書き物にして詳しくお教えすることは少なく、多くは「何時いつの時代に、こうした人物であった」と口頭で告げられるだけです。恐山のイタコのように。

　現在はパソコンの普及に伴って、ネット上の占いが流行しており、また、各テレビ局にしても必ず占いコーナーはあります。週刊誌にしても占いのページがないものは販売部数もパッとしないそうで、今やかってない程の占いブームで市民権を得ています。ところが、ネット上の占いにしろ、週刊誌をはじめとした雑誌、新聞などに載っているものはほとんどがエンターテイメント系の占いで、一種の人生ゲームといってもよいほどの次元の低いお遊び的な占いが大半なのですが、中には、こうしたレベルの低い占いに一喜一憂している人も多く見受けられ、占いに振り回されているのが現状です。
　このような占いの中に、「前世占い」とか「歴史人物占い」とかいうのもあって、結構人気がありますが、ハッキリ言って、前世や歴史上の人物とはほとんど関係はありません。また、神霊とかで前世を観るものも幾つもありますが、神霊と称するものの大半は似非が多く、多くは金儲けです。では、全てが似非かというと、そうではなく、催眠療法での過去生に遡って前世を観るものの多くは信頼できるものが多いと言えます。但し、最近は催眠療法ブームでピンからキリまでありますが・・・。

　私の長年の知人に、染織工芸家＆日本画家の女性がいますが、この方は優れた霊媒師でもいらっしゃいます。何と、卑弥呼の分身でもあり、今まで、大手出版社の徳間書店から『私は卑弥呼に導かれて邪馬台国を見た！』という本を出され、以後、卑弥呼と邪馬台国についての本を２冊、合計３冊も出されているのですが、毎日のように相談に訪れる各地からの訪問客は絶えません。相談者の先祖霊を降ろしたり、前世を透視したりされるのですが、その女性のアドバイスに従って開運した人たちも多く、何時の頃からか宗教法人をつくられて教祖に収まられたのです。
　広島だけでなく、京都にもアトリエを持っておられますが、数年前から時間を割いては直木賞を目指して小説も書いておられ、小柄な体に似合わず八面六臂の活躍には驚くばかりです。
お付き合いは３０年近くにもなります。が、この数年はお会いすることもなく、ご自分で描かれた絵ハガキ（年賀状）をもらうのみです。私も知人の経営者を何人かお連れし、紹介しましたが、その方のアドバイスに従ったところ、悩みが解決したり、業績が上向き順調に売り上げを伸ばしておられます。
　染色工芸家＆日本画家でいらっしゃるので、依頼に応じて、本尊（等身大の観音像）を３ヶ月がかりで作成し表装されるのですが、一幅１５０万円から２００万円もします。また、開運する他のグッズも頒布しておられますが、いずれも高価でとても普通の人が買えるものではありません。私自身は、少し疑問に思うところもあるのですが、優れた能力を持っておられることだけは確かなようです。
　その他にも、霊能力や占術を身につけていらっしゃる方も２,３人存じておりますが、皆さん、高価なネックレスや数珠、壷などの開運グッズを扱っておられ、客足も絶えないようです。

　このように、開運するには高額なお金が要るようですが、私の『秘術・前世探査』による開運法は、書店で購入していただく書籍代ぐらいでお金はかかりません。本来、開運するのにお金をかけること自体が間違っています。開運の方向に持っていくために大事なことは、本人の日常の思考と感情、言動・表情、それに食事の在り方如何で運命を変えていくことが可能なのです。毎日を明るく笑顔で、何事にも感謝と誠意を持って、精一杯頑張れば、徐々に周囲の見る目も変わり開運の方向に向かうものですし、病気になっても考え方一つで良くも悪くもなるのです。
　自分で精一杯努力して、後は一切を時の流れに身を委ねることが必要です。時の流れを言い換えれば、天に任せるということです。第一、温暖で住みよく、四季の風情があり、山海の食べ物は豊富でお金さえだせば手に入る、しかも、海に囲まれて外敵の驚異もほとんどなく、言いたいことを言い、したいことが出来る日本という国に生まれ合わせたことだけでも、幸運であることを知るべきで、日常の些細なことや思い通りにならないからと言って、不平不満をこぼすことは贅沢というものでしょう。世界には、その日の糧にも困り、２１世紀になった今も餓死者が相次いでいる国も沢山ありますし、北朝鮮は言うに及ばず、国民が一握りの特権階級により迫害や弾圧されている国も多いのです。社会主義とか共産主義国は政府への批判はタブーで、どの国民も酷い状況下に置かれていることを、自分に置き換えて考えてみることです。
　大分、横道に逸れましたが、私が体力と気力でもって前世をタダで看て差し上げているのです。前世を看るには、まず入浴して体を清め、部屋に香を焚き、心が落ち着いたところで、その方の生年月日と出身地、お名前、それに顔写真などのデータを脳に強くインプットし瞑想します。ほどなくして幽体離脱が始まり、異次元の世界にタイムワープし、時空を遡ってその人とつながりのある歴史上の人物を探すものなのですが、覚醒まで約４０分前後。疲れがドッと出て一休みしたくなりますが、忘れないうちに「前世探査備忘録」に詳しく書き込みます。
　次は、何冊もの人物辞典で本当に実在した人物であるかどうかを確かめ、箇条書きに纏めてワープロやパソコンに打ち込んでいく・・・。こうした、しんどい作業を何時間もかかってやっているのです。しかも、無償でやっているのです。私自身は、もう長くは生きられないことを知っております。ならば、折角、今まで生かしていただいた恩返しと、少しでもこの開運法で世の人の“生き方の杖”になればとの気持ちで始めたことですので、私を通じて、どの人物と魂でつながっているのかをお知りになられたなら、その人物像を書籍を通じてしっかりと把握していただきたいのです。
　その人物について書かれた小説や物語には「生き様」が克明に書かれていますので、精読することにより、或る日を境として霊験が発動し、困難な状況下で一人では解決の糸口が見出せない時や悩み・心配事が起きた時に目には見えない力が働いて窮地より救っていただけますし、ヒントや啓示が得られるのです。また、魂のルーツの人物ですので、今後の人生に於いて守護もしていただけます。本代だけで他にお金はかかりません。要は、本人の根気と持続力にかかっています。
　誰でも実行出来る開運法です。真面目に、時間を割いては繰り返し精読に努めるなら、未だ眠っているであろう才能を開花させてくれますし、生き方の指針とも成り得るものです。別に難しいことではないでしょう。尤も、何が何でも良い運を引き寄せて見せるという強い信念が必要ですが。今まで、看て差し上げた方は、もう一度、トライしてみてください。今から看て差し上げる方は、以上の点をしっかりと受け止めてくださることを切に望みます。