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チェダゼミナールコミュの経済論戦は甦る 竹森俊平著

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シュムペーター 長期的な視点から見ると、不況は経済にとって有益な働きをするものと彼は考えた。「不況」を通して、いらなくなったもの、老朽化したもの、非効率なものが市場から退出する。そうなれば、新しい技術を体化した、より効率のよいものが市場に入りやすくなる。つまり、「不況は」経済に新陳代謝を促す、欠かすことの出来ない調整プロセスであり、それを無理に財政金融を使って押さえ込まないことが、「創造」の促進のために必要だと考えた.

アービング・フィッシャー(アメリカ・1867〜1947) 「不況」は経済社会にとって有益どころか、きわめて有害であり、それを財政金融政策によって解消を図る代わりに放置すると、やがて経済システムは「デフレ・スパイラル」によってメルト・ダウンする危険がある。この経済理論は「デット・デフレーション」と呼ばれている。生まれたのはやはり大恐慌のときである。

大恐慌の克服された経緯 主要国は不況対策を模索する過程で、次々と金本位を再停止した。それによって、金融政策のフリーハンドを獲得した国から順番に、不況を克服していった。

コーポレート・ファイナンス 従業員に対するインセンティブ報酬と連動していた。つまり、株式に依存して、株式の力を強くすれば、業績がよいときには成果を株式配当として分配しろという要求が強まり、従業員にボーナスを手厚く支給するのが難しくなる。その点、借り入れで資金調達すれば、業績にかかわらず、元利の支払いが一定だから、業績がよいときのプラス分をそっくりボーナスへまわすことが出来る。

キャッチアップ(catch up) 追いつくための努力。遅れを取り戻すこと。「先進国に〜する」

バブル時の日本の銀行 88年には世界の10大銀行の全部が日本の銀行になった。

IBM 91年と92年に50%近い従業員のリストラを行って、その結果、V字型の復活を遂げている。

インパルス(Impulse) 刺激を加えた結果、神経を伝わる興奮。活動電位として検出される。神経衝撃。衝撃。心理的な衝動。刺激。物理的な弾み、推進力。衝撃電流。瞬間的に震える電圧。

バッファー(buffer) ?緩衝装置 ?緩衝液 ?コンピューターで、データを受け渡しする場合の一時的な記憶場所。

トルーマン 「腕が一本しかない経済学者が欲しいものだ」とつぶやいた。ひとつの意見を言ったかと思うと、すぐそのあとでもう一方ではという言葉をつけて、まったく正反対の意見を述べる経済学者のスタイルには飽き飽きしたというのである。

感想 

シュンペーターとフィッシャーの背反する経済理論の論争は今日でも行われていることである。

自分自身も果たしてどちらの経済論が正しいのか分からない。

どちらの意見もいいような気がしてくる。

小泉純一郎は、不良債権処理という名の創造的破壊をほぼ終え、これからは景気回復の流れであるといっているが果たしてどうであろうか。

自分が感じているのは、貧富の差が激しくなったなということ。

まあたかだか23年しか生きていないし、本格的に経済活動を始めたのもたかだか4~5年くらいでしかないのだが…。

ただ、もうインフレの兆候は見えてきている。

コンビニの飲食物がべらぼうに高くなった。

2005年のあたまから。これは自分の杞憂なのであろうか。

そして日本国は本当に破綻して、諸外国からそっぽを向かれてしまうのか。
2005年4月21日

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