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色いろコミュのバリアフリーと色

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色覚能力の低下により色の識別が困難な高齢者の方、特定の色領域が判別できない障害者の方、こうしたハンディキャップに対する色彩計画への取り組みは、街のサイン計画でも公共のWebサイトのデザインでも始まったばかりです。「あらゆる人に等しく情報を伝達できるデザイン」を実現する上で色彩の計画は必須と考えられます。

色のハンディキャップでは、「緑」と「赤」の領域の区別が難しい色覚障害がよく知られています。高齢者になりますと、明度・彩度の感知能力が衰え、微妙なコントラストに対する識別が難しくなるようです。特に青色の領域の判別が難しいということがわかっています。

小学校の頃、緑色の丸の中にオレンジ色の丸で数字が書いてあるカードを見て「何が書いてありますか?」と聞かれる検査がありました。みなさんもやったことがあると思います。あの検査は『色覚異常』を検査するものです。当時の私は書かれている数字を言った方がいいのか、それとも色の点を言った方がいいのか迷ってしまうほど簡単な検査でしたが、世の中には見えにくい方もいらっしゃいます。そのことを忘れて街のサイン計画を行なってはいけないのです。

カラーバリアフリーガイド
http://homepage3.nifty.com/ondo/cbfg-ver101/

カラーハンディキャップ
http://www.kisweb.ne.jp/personal/tksn/color/

バリアフリーな環境を実現するためのデザイン計画には『ユニバーサルデザイン』という考えが重要になります。ユニバーサルデザインとは「できるだけ多くの人が利用可能であるように製品、建物、空間をデザインすること」というものです。

ユニバーサルデザインの中でも特に、ホームページのボタンのように見たり使ったりする部分の使い勝手のことを『アクセシビリティ』といいます。

ウェブコンテンツ・アクセシビリティ・ガイドライン 1.0
http://www.zspc.com/documents/wcag10/

情報器機メーカーの富士通さんでは、高齢者・障害者に配慮したIT製品・サービスづくりを推進する「ユニバーサルデザイン」に対して「ヒューマン・センタード・デザイン」という指針を提唱して取り組んでいるようです。
http://design.fujitsu.com/jp/universal/

富士通さんの取り組みで興味深いのは「ユニバーサルデザイン」を実現するためのデザイナーの支援ツールというを配付していることです。

【ColorSelector】
アクセシビリティの高い背景色と文字色の組み合わせを確認することができるツール。
http://design.fujitsu.com/jp/universal/assistance/colorselector/

【ColorDoctor】
プレゼン資料等においての色のアクセシビリティをチェックするためのツール。
http://design.fujitsu.com/jp/universal/assistance/colordoctor/

文房具メーカーのコクヨさんのホームページではユニバーサルデザインの考え方について詳しく書かれています。

コクヨ ユニバーサルデザイン
http://www.kokuyo.co.jp/ud/

コメント(2)

ユニバーサルデザインを考えてない階段とか多いですよねー
しばらくすると派手なラインを貼られたりしてデザイン台なし。
公共のサイトでユニバーサルデザインを考えてないものは悲しくなりますよね。

私の住んでいる市のホームページには『ウェブアクセシビリティへの取り組み』という項目のがあります。総務省によってウェブアクセシビリティ改善のための実証実験が平成13年度に行われたようです。

『ウェブアクセシビリティへの取り組み』
http://www.city.sendai.jp/soumu/kouhou/web-access/index.html

たしかにここに書いてあることは納得できるものがあるのですが、実際にサイト内の全てのページがきちんとウェブアクセシビリティに配慮しているのかというとそういうわけでは内容です。

ウェブアクセシビリティを本当に実現するのであれば、サイト全体をまとめるウェブプロデューサーが必要なのですがどうなっているのか分りません。

行政では建て前として一つの企業に発注が集中しないようにという決まりごとがあるのでしょうけれど、それなら総務局 広報課 電子広報係がもっとしっかりウェブプロデュースができる専門の職員を抱えるべきだと考えるのです。インターネットで情報を流すだけの仕事だけではなく、表側はインターフェイスについて、裏側は情報の構造についてしっかり管理してほしいと思うのです。

色についての問題はホームページでは大きいですよね。ユーザーの見ている環境も違うわけですから。

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