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ピンク・フロイド(PINK FLOYD)コミュの"The Pink Floyd Exhibition - Their Mortal Remain" in Dortnmund

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皆さんこんにちは。

以前私が別トピックに書いた、ピンク・フロイド結成50周年を記念して企画された展覧会 "The Pink Floyd Exhibition - Their Mortal Remain" の昨年9月15日に始まったドイツはドルトムントでの巡回展がこの2月10日を持って終了するということで、私も終了する2日前の去る金曜日に見に行ってきました。最初はこれも前回書いたトピにコメントとして加筆しようかと思ったのですが、コメントの付記だと字数がかなり制限されているようなので、あえて新しいトピを書くことにしました。

すでに一昨年ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館で見たということもあって、「まったく同じ展覧会を高い入場料を払ってわざわざ2回も見に行くのもどうかなぁ…。」という疑問も無くはなかったのですが、同時に「でもこういう機会も滅多に無いのだから、あの感動を再度体験するためにもう一度行ってみようか。」という思いもあって、行く決意をしました。

実は行く決意をしたもうひとつ理由がありまして、その2日前にたまたま地元のラジオのある文化関係の番組を自宅で聴いていて、この展覧会の観客動員数が当初主催者側が予測していたよりもはるかに少なくなったので財政的にも大きな赤字が出ている、という話を聞いたのです。何でも500万ユーロもの投資をして開催された展覧会だそうで、そのうちの3分の1強に当たる170万ユーロの赤字が出ているとか!。そこで私も「仕方がない。それならばたとえ『焼け石に水』でもいいから少しでも赤字を減らすために見に行ってあげよう。」と考えたのでした(苦笑)。

実際に行ってみると、金曜日ということでもう週末にさしかかる日でもあるせいか、決してそんなに閑散とはしていませんでしたね。私は開場して間もない10時ちょっと過ぎに入場したのですが、その時間帯でもロンドンほど大盛況ではないにしても結構人は入っていました。3時間余り見て昼の一時過ぎに会場を出る頃に入場ゲートを見たら結構行列ができていたので、「やはり自分と同じように最後のチャンスを利用して見に行こう、と考えている人も結構いるんだなぁ…。」と思いました。

展示の内容は基本的にロンドンでのものとほぼ全く同じですが、場所が違うがゆえに当然のことだけど、会場の構成などは少し違ったものになっていました。しかし私の目には展示品も微妙に違っていたようにも見えました。ロンドンで見たはずものもがドルトムントでは省略されていたり、逆にロンドンでは見なかったものがここでは展示されていたり。あるいはその一部は単に私がロンドンで見落としたものをドルトムントで再発見しただけなのかもしれませんが…。

今回は幸い説明文がすべてドイツ語訳で書かれていて、メンバーや関係者たちののインタヴュー映像もドイツ語の字幕付きだったたので、英語よりもドイツ語のほうができる私個人にとってはそのほうがありがたかったです。そのおかげでロンドンで見たときにまだ解らなかったことが今回初めて理解できたという内容もありました。

それと、もうだいぶ前にこのコミュで私がトピを立てたことがあった、ニック・メイスンが十数年前に書いたフロイドの自伝書“Inside Out”を去年買って読んだので、そのおかげでこの展覧会の内容やバンドの歴史のコンテクストなどをより深く理解できるというメリットもありました。

しかしその一方で、一昨年ロンドンで見たときには会場の中で来場しているファン同士の間で何か感動を共有できる雰囲気のようなものを感じたのを覚えていますが、今回のドルトムントでの会場ではそういうものが殆ど感じられず、来ている観客たちもどこかサバサバした雰囲気で、どこかそっけない感じさえしたのがちょっと残念でした。

それから展示の最後にある大映像を映すオーディトリアムもロンドンと似たような感じであることはあるのですが、本家のロンドンでは壁面4面を使ったマルチスクリーン映像が360度投影されて、Live-8以外にもThe Division Bellのプロモ映像なども映し出されて非常に壮観だったけど、このドルトムントの会場では壁面一面だけの投影で上映される映像もLive-8の最後に演奏された“Comportably Numb”のみが繰り返し映し出されるだけで、他は省略されてしまっていたのも残念でした。

まあそれでも一昨年のロンドンでのプレミアと、そして今回自分が住んでいるドイツの決してそんなに遠くはない(とは言っても私の住むケルンから100キロ近く離れていますが)場所でもう一度この展覧会を見ることができたのは非常に良かったと思っています。あと、皮肉かもしれないけどロンドンの会場よりも観客が少なかったために写真撮影などももう少し楽だったというメリットもありましたね(苦笑)。

ちなみにドイツで開催される前はイタリアはローマで、そして今回のドイツの後はアメリカでも開催されることのなっているそうですが、国によってどんな反響の違いがあるのかなども興味ががあるのでぜひ知りたいところですね。

写真:会場の“Dortmunder U”の正面外観と会場の中

コメント(11)

写真が一度に3枚までしか載せられないのでここにもう3枚追加ですが、アルバム“Wish You Were Here”のコーナーに展示されている、ロジャーとデヴィッドがそれぞれ個別にインタヴューを交えてタイトル・ナンバーの“Wish You Were Here”を独奏で演奏する映像と、このアルバムののレコーディング中に突然スタジオに訪ねて来たシド・バレットを写したポラロイド写真も展示されていたので、それも撮っておきました。
続く3枚は、まず珍しいリックのインタヴュー映像、永年アルバム・ジャケットのデザインを担当したヒプノシスのデザイナー、オーブリー・パウエル(左)とストーム・トーガーソンの映った映像、そしてバックステージ写真などです。
さらにもう3枚追加ですが、まずは'72年の日本公演のときのポスター。これはロンドンでも見た記憶があります。それとデヴィッド・ギルモアが19歳のときのギターを演奏している姿を撮影したという貴重な映像も展示されていたので、それもすかさず撮りました。それからギルモアがフロイド加入前にやっていたジョーカーズ・ワイルドというバンドにいた頃に使っていたギターも展示されていました。これらは私はロンドンで見た記憶が全然ないんですけど、人が多かったせいもあってうっかり見過ごしてしまったのかもしれません。前出のシドのポラロイド写真も見た記憶がありません。小さいせいもあって見逃したのでしょうか…???。
またまた3枚追加で、会場のDortmunder Uには建物の外の上部に塔があって、そこにマルチスクリーンの映像が映し出せるようになっていて、アルバムAnimals でお馴染みのピンクのブタが空を飛び交うアニメ映像が映っていました。これは本家ロンドンの会場には無かったこの会場特別のアトラクションですね。
最後の写真は会場入り口付近のエスカレーター・ホールの吹き抜けの空間に大きなブタや人の風船が吊るしてあって、これもロンドンには無かった演出でした。まあ展示品の運搬や解説文やインタヴュー・コメントの翻訳などだけでも結構お金がかかっているような気もしますけど、まあここまでやるとやっぱり500万ユーロぐらいは掛かるものなのかなぁ、と少しずつ実感が沸いてきました(笑)。ちなみにチケット売り場同じ場所で売られているフロイド・グッズもロンドンに比べてはるかに割高になっていました(!)。なので今回は私もそういう類のものは殆ど買っていません(焦)。
ああ〜っともうひとつ是非アップしたかったのに忘れてしまった写真が一枚ありました。
ニックとロジャーの似顔絵です。うかつにも誰が描いたものなのかチェックし忘れてしまいましたが…(焦)。そういえばこのトピのタイトルにある会場の町ドルトムントのスペルが”Dortnmund”になっていますが、”Dortmund”の間違いです。以前はトピックを編集・書き直しをする機能があったはずですが、今は驚いたことにもう無くなっているみたいですね。なので書き直しができないということで、この場にて訂正させていただきます。まあ本当に慌てるとロクな事がありませんなぁ…。
それからもうひとつ、この展覧会の入場料ですが、一般は29ユーロ76セントでした。なんだか半端なヘンな金額ですけど、27歳までの学生や障碍者(付添い人の分も含む)は23ユーロ16セントとなっています。夕方20時まで開場している日に18時以降入場する場合もこの学生・障碍者と同じ割引料金です。アップした写真は私がネット上で買ったオンライン・チケットです。

ロンドンの会場では入場料大人20ポンドにブッキング・チャージ2ポンドが加算されて合計22ポンドでしたが、やはりコストもかかっているということで、予想した通り高くなっています。トピの最初のほうに、この展覧会は赤字になっていると書きましたけど、実はこの高い入場料も客が来るのに二の足を踏んでいる原因になっているのかもしれないなぁ、と思いました。

もう一枚の写真は、実は今回ではなく一昨年ロンドンで見たときにミュージアム・ショップで買ったピンク・フロイドの布製のバッグです。会場のヴィクトリア&アルバート博物館の建物の上空をAnimalsでお馴染みのピンクのブタが飛んでいるという絵が描かれたもの(右下に博物館のロゴ入り)で値段は6ポンドでしたが、今回のドルトムントでの会場ではこれと似たような体裁の、アルバム “The Dark Side Of The Moon” のジャケット・デザインを使った黒いバッグがなんと20ユーロもの値段で売っていました(!)。グッズの値段もロンドンよりはるかに高くなっているようでした。

残念ながら私は当日財布の中に20ユーロも持っていなかったので、そのバッグは買えませんでしたが、展覧会が終了した今、もしかしたらプライス・ダンピングして半額ぐらいで売り出すかもしれないので、もし近いうちにまたドルトムントへ行く機会があったら、またここのショップをちょっと覗いて見てみようかとも考えています(笑)。
先日ラジオのニュースでまたこのピンク・フロイド展の話が出ていましたが、結局赤字の総額は100万ユーロになったそうで、展覧会そのものは概ね良い評価を得た、と言っていました。トピの初めに、終わる数日前にラジオで170万ユーロの赤字とか言っていたと私は書きましたけど、最後の数日で赤字を70万ユーロ減らすことができたということでしょうか。このフロイド展、今後はニューヨークで開催されることになっていますけど、果たして当地ではどのような評価を得るのか、興味津々ですね。
えぇえええええ!!!!昨年の2月にはローマで開催されていましたね。ちょうどローマにいたのですが、残念ながら主人と一緒でしたので見学を涙をのんで断念しました。

日本に必ず来ると信じていたのですが、その膨大な赤字を抱えてですと、
無理でしょうね。デビッド ボウイ展は実現しましたが。(私は運良くロンドンで
鑑賞しました)

こんなことならロンドンに行けばよかったと後悔して
います。
>>[9]
それはそれは本当に残念でしたねぇ。涙
それならば最後のチャンスですから、ちょっと遠いけど
次の開催地のニューヨークへ行ってみてはいかがでしょうか?
>>[10] はい、切実です。私はてっきり日本にも来てくれるとばかり思っていました。行かねば後悔が残りますね。

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