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詩書きの会コミュの夜明け前

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静かに思いは煮詰められていく、鍋の中で一粒ひとつぶのベリーがジャムになる。

コメント(11)

「盆踊り」



誰も知らない

誰かがかかえる性的な世界

そこには

スーパーマーケットがあり

立ち入り禁止があり

病院かなにかがある



警察官が夢見る乱痴気騒ぎ

見捨てられた国


イメージが性的か否か

我々は一瞬で判断する

またしなければならない

我々が傷つくのは

そんなことが理由だ



秋がくんのさ あんたとあたしに


道端の一万円札にはすべてが映りこむ


天国への扉は倦怠のためひらかない
「四月」




正午の波打ち際を歩む僕たちには

海岸線の列車が轟音を浴びせる

うちあげられた流木たちの表情は

さまざま



僕らは

おなじ砂浜に

輪を作る人たちをみつける


その集まりのまんなかは

普段着姿の花嫁


人生の仲間にかこまれ

あたたまっていた


彼女はこちらに気づくと

柔らかくえしゃくして

僕らへ贈り物をくれた


それは

いまはもう皆が忘れたある友愛の言葉
「夏へ」



見晴らしのいい高台の小さな公園で炎

僕は炎の内側から

丘陵にひろがる団地をながめて

左手には太陽さえにぎっていた



もし僕がこの火を越えてしまえば

この世に六月がくる そして

一切の過去は雨にうたれて帰り道に就く
「青」



完全に清潔な


広い無情のトイレ


壁はすべて

淡いブルーのタイル張り


灯りとりの窓から白い光りが

燦々と




運命の日の午後、


可憐な蝶が蜘蛛の巣にかかった。


私たちの身体は、澄み渡る背景に

裏切られていず、結ばれていない。
「人類史」



その帽子や髪型が印象的で、

服と靴が覆っている、からだ。



服は結局、心を隠すためのもの

やさしく隠すためのもの。



その

ひとつだけでも海のような瞳は、

暗示でしょうか?



あなたがほしくても、

海を手に入れようとしてもできないのとおなじようだと、



正しい者でさえバラバラに砕けていってしまいます。

私たちのように絶対に間違える存在は、

引き際をどう心得ていればいいのでしょうか。

思い返してみれば、


くもりの日、

雨の日、

風の、とても強い日もあった。


たとえ私が滅びても無関係な、


七歳の恋人たち。

こけのむした石柱。

災害と復活。

歌う声
「モルヒネ」



木々を分けて、木々を分けて、

流れながれる沢

車は山道をのぼって、側道入って、少しアクセルふかして

ちょっと田舎にあるじゃんぬマリーの宿


伝説のセクシー、マリーこと雪は

長い道のりをすぎて今日、永遠に失われる



無限に増殖する漫画は山を飲み込んで、都心にせまっている

雪とわたしは障子一枚しかまとっていないよ、神様。




ドキュメンタリー番組じゃんぬマリーの窓は、水曜夜11時50分から…
「くすんだランプ」



高校の修学旅行は印度へ

真っ黄色に光る街の

印度の夜がくる

我々は毎晩街へくりだし

マフィアの事務所に引きずり込まれる

毎晩、

毎晩、拷問を受け

実につらいことよ


あ、色女が高笑い。

女が女が高笑い、




じゅっー!ぼん!

焼けた家に水がかぶせられ

白煙を立ち上らせると

印度の夜は終わり

またべつの日




何度でも永遠に黄色い、

印度の夜は繰り返す。

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