仙人郷コミュの夢影〜それは空廊をさまよう漫遊の夢物語

　空に現れる、ほうき星は地球の外皮と言うべき上層大気をかすめるだろう

　太陽からの放射は遮ることなく地表に届くだろう、その地方の人々は寿命を
　はやく終えるだろう

　その年から、幾らも離れない年に油田地帯に大いなる戦乱が起きるだろう
　それから幾年月つづき、やがて人々の数は中世の時の数に戻るだろう･･･

　それからの世は、新たなる指導者を求めるだろう

　本物の指導者は幼すぎるがゆえに、偽者を指導者として人々は受け入れるであろう

　ハルマゲドンに連れてゆかれようとも･･･

　本物の指導者が青年に達する時、日の本の国は世界史の前面に踊り出るであろう

　その時、過去の大戦の真実が暴かれるであろう･･･



　幾多の国で指導者の顔が一新される･･･

　　　　　　　　あるものは選挙によって
　　　　　　　　あるものは陰謀によって
　　　　　　　　あるものは暗殺によって
　　　　　　　　あるものは偽善によって

　　　　　　　　代り映えのしない首相の交代、実力者の隠遁
　　　　　　　　女王から幼い国王へ、ただの祭りものとして
　　　　　　　　黒い男から女の大統領へ、選挙を経ないで
　　　　　　　　大統領の復活、元の国体に戻りつつ

　幾多の国で指導者の顔が一新される･･･

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..................... 悪夢　四十年戦争


彗星が地球に接近する
地球の外皮と接触する
それは三つの影響を地球に残した

（可視・非可視）光線の意味が書き換えられる

人体に有害な非可視光線が減衰せずに地表に届く
皮膚の構成物質の違いが生死を分ける
奇妙なことに黄色人種といわれ分類される人々には被害は少ない
特に日本人と同様な肌を持っている人々には被害は少ない

上層大気の構成が極端に混ぜられた為、気象状況が大きく変る
作物の採れる地域では採れなくなり、採れないといわれていた地域から
収穫を期待するようになる
気温が脈打つように変化する、日差しも脈打つ

メギドの丘で失われた十氏族の二つが発見される
民族を偽ってた人々が攻められる
コーカサスの山々を超えて兵士が南下する

動乱の時代が幕を開ける
後の世に四十年戦争（第三次世界大戦）といわれる時代の幕開けだ
邦歴二千六百六十年から二千七百年に至る時代だ
邦歴二千年代は世界大戦の時代だったと子孫に言われるだろう
それは６６０を引けばキリスト歴（西暦）になる



大きな地震が地球の五ヶ所で続けざまに起きる
それは地形が明らかに変るほどの影響を地表に与える
それは人類に対して地球が怒っているようだ
それとも新たな時代を築く為なのだろうか･･･

人類の起源が改められる、歴史の教科書が書き換えられるだろう
オーパーツの意味が理解される

巨大な飛行体が落ちる
続けて三機
そのうちの一つは奇跡的に助かった人数がとくに多かった



希代の中で最も偉大と言われる方が現れる
驚異的な運命を持ってる
指数で測った知能は常軌を逸してるほどの…
弐つになる前から言葉を理解されるのだから･･･
しかし、大人になるまで、ソレは斯くされるだろう



オリンピアのゲーム期間中に多くの人々が死ぬだろう
バルカンは激する
カスピ海の西南の山中から船が見つかる
伝説は事実と確認される

ロシアは変貌する
暴君は家来を連れて南下する
天の理と地の理が錯綜する
その前に救世主として崇められるモノが現れる
英国と米国と仏国の元首も交代させられる
あらうべき事が具現する
有らざるべきことも現れる



信じられないところからの電波を受信する
玄人においても、素人においても
異常電搬と騒がれる
信じられない電波も受信する




....................... 悪夢　第二幕


　　　荒涼とした山岳地帯に激突する飛行体･･･
　　　荒涼とした砂漠にも･･･大きな大きな飛行体が･･･
　　　落ちていく･･･

　
　砂漠に雨が･･･、一時は湖になるほどに
　　　　　降る･･･、降る･･･、降る･･･、そして降る


　都会には「見えない光」の雨が･･･
　　　　　降る･･･、降る･･･、降る･･･、そして降る

　奇妙なことに、瞬きのしない星々を、都会では見ることになろう･･･


　ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ


悪夢･･･　ペテロ

シスコが揺れる時、チリが危ない
豪州の島が揺れる時、バルカンが危ない
ドーバーが揺れ動くとき欧州は変化する

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その年、大関が誕生し横綱が誕生する、取り組みなか急逝する力士がいる
その年、事実上の金を九つ獲得する値のある銀がある
値の無い三つの金より、それは価値がある
報われない銀と銅がある

完全試合がいくつも生まれる、二人の監督が解任され、縁の深い人がなる
列車事故がある、騒ぎに乗じた収奪がある、そしてかの大震災の二の舞･･･
やがて偏見は奥底にしまわれる

医学上の大発見は無視される、やがてそれは素晴らしいものとして認知される
今現在発見されているのに･･･

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　ローマが燃える時･･･

　　　　　　　　それは、活火山の影響なのか
　　　　　　　　地震なのかは判らないが･･･
　　　　　　　　サンピエトロの広場は瓦礫に埋まる
　　　　　　　　多くの人々が逃げ惑う
　　　　　　　　法王は追われるようにして逃げ惑う･･･
　　　　　　　　幾多の遺体を踏み越えて･･･
　　　　　　　　何度も何度も後ろを振り向きながら･･･
　　　　　　　　もう二度とあのバルコニーに立つことが無くなるかのように･･･

　　　　　　　　その後･･･
　　　　　　　　司祭の一人が声明を出す
　　　　　　　　混乱の中で逃げた法王は見つけることはない
　　　　　　　　その様なものを法王としておくわけにはいかない
　　　　　　　　法王不在は有ってはならない
　　　　　　　　自分が法王として統治する

　　　　　　　　そして･･･
　　　　　　　　ありうるべきか、あろうことか
　　　　　　　　コンクラーベも経ずに自ら法王と名乗るものが現れた
　　　　　　　　少なくなった司祭達は、その自称法王を受け入れた
　　　　　　　　崩壊したバチカンを立て直す唯一の法王として･･･
　　　　　　　　彼は名はサンピエトロの再建者と呼ばれる
　　　　　　　　すなわちペテロと･･･
　　　　　　　　しかし、それは輝かないし祝福もない

　ローマが燃える時･･･