目黒シネマコミュの★『イヴ・サンローラン』

原題：『L'Amour fou 』

監督：ピエール・トレトン

出演：イヴ・サン＝ローラン
　　　ピエール・ベルジェ

2010年/日本/1h43/ファントム・フィルム

オフィシャルサイト： http://www.ysl-movie.com/

目黒シネマでの上映:2011/10/29～2011/11/4

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コメント(2)

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[1] mixiユーザー 10月31日 02:14

長年のパートナーであったピエール・ベルジェのナレーションで生前のイヴ・サン＝ローランの姿が浮き彫りにされていく本作、ドキュメンタリーとしてこれ以上にない資料性の作品ではないでしょうか?

ちなみに「パートナー」というのは、ビジネネス・パートナーとかいうんじゃなくて(※)、要するに恋人なのですわ。
(ビジネス・パートナーでもあったのだけれど)

ピエール・ベルジェがおじ様なので、あまり感情移入は難しいかも知れないのだけど、ここは一つ、愛する者を失った残された者の回想と思ってみれば、より趣き深く観賞できるやも知れません....、いや難しいか。

ピエール・ベルジェ自身が、そういった感情を意識的に殺してエピソードを話しているような感じなので、メロドラマな要素は皆無でございます。

ピエール・ベルジェはただひたすら淡々と、イヴ・サン＝ローランのエピソードを語ってますが、それはただのエピソードであって、想い出ではないのですわ。

きっと彼は、自らの想いも、イヴ・サン＝ローランと過した日々も胸にしまったこの先の人生を一人で生きていくのでしょう。

ドキュメンタリーとしては◎ですが、もう少しピエール・ベルジェの感情に踏みこんでも良かった気がします。

人的評価:★★.5　(5つで満点)

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