膳所高校ヨット班ＯＢ・ＯＧコミュの部活動紹介（朝日新聞）

2010年04月10日の朝日新聞に部活紹介が載りましたのでアップします。
以外は記事のコピーとリンクです。

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【風を読み、波を切り裂けＺＳＴ（膳所セーリングチーム）／感覚磨きインターハイ出場を】
　部員２５人の部室は大津市柳が崎の県立ヨットハーバー。春風がそよぐ中、湖上にヨットを浮かべ、滑らせる。
　平日は筋トレ、土日は５～６時間湖上に出る。「海上のＦ１」と呼ばれるヨットレースだが、最高時速３０キロ、風が吹かないときは秒速１センチのときもあるという。
　「すべて風次第なんです」と、副主将の小松大悟さん（３年）。入学時、新入生向けの試乗会で湖を横断してハマった。「男の浪漫」を感じたと言う。
　速さを競う試合で、信じられるのは自分の感覚のみ。水面の揺れ方や色合いを見定め、風の向きや強さを肌で感じ、艇の進み方を決める。技術に加え戦術が必要とされる。相手の艇をどう抜くか、相手の風をどう奪うかを常に考える。
　練習後、部員が輪になって「スターボ」と声を上げた。湖上で２艇がぶつかりそうになったとき、航路権を持つ艇が叫ぶ掛け声だ。実戦で大声を出せるよう練習終了後のあいさつにしている。
　最大の目標は夏のインターハイ出場だ。近畿大会の常連校でも、全国へ勝ち上がるのは難しい。昨秋、藤支（ふじ・し）優衣子さん（同）は県内の高校生でただ一人、国体・少年女子の一人乗りに出場した。
　「今年のインターハイ近畿予選は琵琶湖が会場。地元のアドバンテージを生かして勝ちにいきたい」と意気込む。
http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000191004100001