その後、スヌープのクロニック・ツアー、ヒップホップ史に残る傑作『Doggy Style』に参加。わずか13歳でソーソー・デフCEOであるアトランタのスーパープロデューサー、ジャーメイン・デュプリ全面バックアップのもと、デビュー作『Beware Of Dog』(2000)をリリース。アルバムはなんと300万枚以売り上げ、〈マイケル・ジャクソン以来最も成功を収めた少年アーティスト〉としてギネスブックにも登録された。
バウ・ワウはラッパーとしてはもちろんアクターとしての活動に拠る部分も少なくない。2002年に『Like Mike』で初主演を果たして以来、2004年にはヴァネッサ・ウィリアムスやソランジュ・ノウルズと共演した『Johnson Family Vacation』、2005年にもニック・キャノンとのダブル主演、『ロール・バウンス』が公開され、既にハリウッドでも安定した地位を築いた。また大ヒットとなっている『ワイルド・スピード』(2006年)にも出演、バウ・ワウの人気はさらに熱狂的な若い女性ファンを増やしていった。つまり、米でのバウ・ワウはアッシャーやオマリオンらと並ぶスターの一人だ。
そんなバウ・ワウがジャーメインとのリユニオンが話題となり『Wanted』をリリース。アルバムは全米3位、シングル2曲”Let Me Hold You feat. オマリオン”、”Like You feat. シアラ”とも1位、2位の大ヒット、2005年のベスト・ヒップ・ホップ・アルバムとなった。
翌年リリースされた『ザ・プライス・オブ・フェイム』(日本では2007年1月リリース)からの1stシングル、クリス・ブラウンとジョンテイ・オースティンをフィーチャーした”Shorty Like Mine”は2006年を代表するガールズ人気No.1ソングとなっている。