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ボランティア オアシスコミュのオアシス日記 「オアシスの遺伝子」

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オアシス活動日記(5月13日(火)

http://yaplog.jp/oasis2000/archive/539

【参加者】

●配食希望者数  165人

●ボランティア数  16人  内初参加者0人        




【配給内容】   

●食品=サンドロール1個 バナナ約1本以上 

ハート食料支援品=にしんの甘露煮(川島さんより)
おせんべい(向井さんより)
ジャムトースト(よしこさんより)
チョコレート(根本さんより)
チョコパイ、ふんわりケーキ(岩田さんより)
せんべい(秋田さんより)
ポテト菓子(正体不明さんより)



                 
●飲み物=メンバー持ち寄りのウーロン茶、ホットコーヒー、ホットココア(合計.12リットル)      
(飲み物を持参してくれたメンバーは、大口先生、よしこさん)


●期間限定支援=なし




【購入内容】 

「パン」150個 9,750円 「バナナ」5箱 500円  




ハート【 寄付の報告とお礼 】ハート
(食料品の寄附は上記支援品の欄を御覧下さい)



再びトンクーさんより、ご支援を頂きました。


再び、なるわんさんより、ご支援を頂きました。


再び、児玉さんより、ご支援を頂きました。




本当にありがとう御座いました。
心から感謝します。








今回のボランティアは、ちょっと試しにやってみた挑戦が見事に外れました。


それは何かと云いますと、前回パンが足りなかった事を受けて増量しようと思ったのですが、もしかしたら一過性の物なのではないか?っと思い直して、前回不足分ギリギリくらい、即ち150個で購入してみたのです。


・・・で、15個不足・・・。


でも、最近は本当にメンバーの皆さんのお力が素晴らしく、何度助けて頂いて居る事か・・・。


大口先生のバナナが今回はしっかり5箱でしかも上質な奴がありましたし、よしこさんのジャムトースト16切、川島さんのにしんの甘露煮が25個、正体不明さんのポテト菓子が168個、岩田さんのチョコパイとふんわりケーキ各25個ずつ、秋田さんのおせんべいが114枚、根本さんのチョコレートが240個、向井さんのおせんべいが180個・・・なんて素晴らしい♪


で、今回ホームレスのドンからこんな報告を受けました。

なんでも、生活保護の方が余りにもオアシスに来るので、中区役所の福祉科に出向いて生活保護の方にオアシスの事を教えるなと怒鳴り込んで来たんだとか・・・。


役所の方が炊き出しの一覧を配ってる事は以前にも何度か書いた事ですが、ホームレスのドンは以前にも立ち上がった炊き出しのボランティアで規模の小さい活動にも沢山の配食希望者が余りにも来過ぎて活動を維持出来なくなって消えてしまったと云う事が何度かあったのを知ってて、それをとても気に病んでる所があるのです。


オアシスの事を心配してくれているのも判るし、生活保護方と野宿の方を天秤に掛けて物を言ってるのも判るんですが、僕としてはあんまり心配しないで欲しいな〜っと云うのが正直な所。


月一回とは云え夜回りも始めたし、オアシスに来られない野宿の方にも配れるように今後も工夫して行くつもりなので、いつかホームレスのドンにも安心して貰える日が来る事と思います。


って云うか、僕は名古屋人なので基本ケチです(笑)

だからオアシスのお金も大きくは使わず出来る限り多くの方から分けて頂ける支援の品を配り、お金は10年でも20年でもパンの購入が続けられる様に出来る限り細〜〜〜く長〜〜〜〜く貯めて行く方向性でやってます。


とは云え、夜回りの際には、飲み物を作ってくれる方と、車を出してくれる人には一応1000円お支払いする事にしてますけどね。


さて、後半はとても重大な発表があるので、是非最後まで読んで頂きたいと思います。



の、前に!前回のオアシス日記に根本さんがこんなコメントを寄せてくれたのでご紹介します。


ある動画から・・・根本

最近アップした動画とコメントです。

http://www.youtube.com/watch?v=u6jSKLtmYdM&feature=player_embedded




「アメリカ・ニューヨークでホームレスをサポートしているニューヨーク・レスキュー・ミッションは、「ホームレスの格好で道端に座っている家族に、気付くことができるか」という実験動画を公開した。しかしその家族がホームレスの姿をしているだけで、目の前にいても気がつかない。そして、気が付かなかった自分に「あ然」とする。ホームレスは「見えないもの」として扱われている実情が、見事に指摘されている」

他の地域でも同じであろうが名古屋では毎年のように少年たちによるホームレス襲撃事件が起こり、それが殺人に至る場合もある。その犯人たちは街をきれいにするために行ったなどと語り、悪びれることもない。こういった事件が起こるたびに学校ではあらゆる偏見や差別をなくそうと人権教育を行っているが、その背景にあるのは大人社会の無知、偏見、差別であり、かなり根深い。

ホームレスの原因はさまざまである。会社が倒産した、解雇された、家族に家を追い出された、家族に迷惑をかけない為に自分から家を出た・・・そして布団すら持たないホームレスの人々は冬の寒い夜はずっと歩き続ける。眠ったら凍死するから。少し暖かくなった昼に寝ることとなるが、それを目にする人々は気楽でいいなとしか考えない。

まず少しでも彼らのことを気にかけてほしい。存在を認めてほしい。同じ社会の一員として。問題を解決するまでの道のりは長いが、この一歩から始めてもらうことを切に願う。




根本さんのこのコメントはまさしく現代のホームレスと社会との間にある深い溝について適格に指摘していると思います。


ホームレス問題だけではなく、環境問題やその他どんな問題に関しても云える事なのですが、その最初の一歩は先ず自分がどう感じるか?どう思うのか?其処が非常に大切になって来ます。


今回の動画の実験で被験者となった人達がその後ホームレスに対してのイメージや考え方がどのように変わったかは判りませんが、こうした自分の中に波紋を起こすような出来事を通じて、人は見方やあり方を自分に問い、そして自分なりに変わって行ける様に思います。


オアシスの活動の両輪は、炊き出しでホームレスのおじさん達のお腹を満たす事と、炊き出しに参加した人が実際にホームレスのおじさん達に触れ合って、ホームレス問題を体験として知る事です。


それ自体にどれ程の効果があるかは判りませんが、一人一人から初めて行く事で、やがては大きな意識の変化をもたらしてくれるのではないかと思います。








さて、5月15日の夕方6:58分に僕の大切な友人が亡くなりました。


かつてオアシスで僕が心から信頼した人、彼女の名はアミーナさん。


旦那さんのバクタさんと一緒に毎週毎週沢山の飲み物やスープを作って来てくれて、自分の手で作った食べ物をドリンクバーと云う形で配給すると云う活動をオアシスにもたらしてくれた最大の功労者です。


今も続くドリンクバーの基礎であり完成形はバクタさん&アミーナさんが遺したオアシスの遺伝子とも呼ぶべき物だと僕は思っています。


僕が月音さんからオアシスリーダーを交代してその後オアシスに参加してくれるようになり、初期メンバーが減り第二世代とでも云う様なメンバーが集まりだした頃、バクタさんとアミーナさんがオアシスに来てくれました。


とても積極的に活動に参加してくれて、自分たちの出来る事を見事に開拓してくれたのでした。



どれ程心から信頼していたか。



また、オアシスだけではなく、一緒にバーベキューをしに行ったり家に遊びに行ったり、美味しいご飯を食べさせてくれたり、僕に整体をしてくれたり、本当に色んな思い出があります。


いつもお洒落な格好をしてて、紫色が良く似合う人でした。


彼女の乳がんが発覚したのが3年半程前の事で、治療に専念するためにオアシスの活動からは退いたけど、その後も時々会いに行ったり、病院へお見舞いに行ったりと親交は続きました。



彼女が一度入院した時にお見舞いに行って、僕に気を使って病院の周りを一緒に散歩してくれたのを今でも覚えてます。


「アミーナさんすっぴんだぁ」と僕がからかうとポカリと僕の頭を叩いて笑ってました。


今年に入ってアミーナさんは随分と弱って来て、一度家へお見舞いに行った時にお土産にすみれ色の靴下と手袋を買って行ったら喜んでくれました。


そして今月7日にホスピスに入院。
9日にお見舞いに行った時、ガンが肝臓に転移して、後一ヶ月で肝臓の機能が駄目になると云ってポロポロ涙を流してました。


彼女はあまり感情を表に出さない人だったので、涙を流すのを見たのは初めてでした。


たまらなくなって、彼女の手を握ると、「温かい。」と言ってました。


「ナチオ君とも色々楽しかったね」そう云ってくれたけど、終わりを僕もアミーナさんも意識せざるを得ませんでした。


その二日後の11日、僕と嫁の好美と一緒に再びお見舞いに行ったのですが、この日は出血した事もあって一日中寝て居たんだそうで、とても具合が悪そうでした。


アミーナさんの手を握ったけど、僕の方が手が冷たくてアミーナさんの温もりを感じました。
僕に続いて嫁が手を握ると、嫁の方が僕よりもずっと冷たい手をしてたので暫く手を握って揉んで一言「温めといて上げた。」


帰り際ドアから外へ出て、僕はマスクをしたままだった事を思い出し、顔を見せようと思ってマスクを外してアミーナさんの方を向いてニカッと笑いかけると、アミーナさんは「フフフッ♪」っと笑ってました。


この笑い声が僕が聴いたアミーナさんの最後の声になりました。


15日、アミーナさんが亡くなった報を聴き、当時オアシスで一緒に活動してたさっちゃんと嫁と、もう一人の友達を連れてホスピスへ行きました。


ベッドで横たわるアミーナさんの亡骸を見た時、其処に居るべき人が不在である事を感じました。


アミーナさんは其処にもう居なくて、アミーナさんの形をした蝋人形か何かがベッドに入ってると云う様な印象を受けました。



オアシスで最後にアミーナさんと活動を共にしたのは、去年のアースデイ名古屋2013の時。
差し入れに食べ物を持って来てくれて、短い時間だけど一緒にブースに立てました。







イベントの度に何時も差し入れを持って様子を見に来てくれたアミーナさん。
僕のお誕生日やバレンタインには必ずチョコレートをくれたアミーナさん。



オアシスと云う活動を通じて出会い、仲良くなって一緒に遊んでくれて、オアシスでも、いつもいつも楽しそうに活動してくれた。



オアシスのお母さん、先代リーダーの月音さんは彼女をそう呼びました。


僕にとっては、大切な友達であり、当時まだリーダーとして半人前だった僕は彼女が居てくれるだけで本当に大きな安心を感じたものでした。



「ナチオくん」と僕を呼ぶ声、笑い声、もう聴けないと思うと本当に寂しい。


とてもとても大きな存在が僕の世界から去って行きました。

只、オアシスに残る彼女の遺伝子は、今もメンバー達によって形を変えながら進化し続けています。
ユニークなメニューが並んだりしながら、オアシスドリンクバーは引き継がれて行くんです。


その中に、彼女の姿がなくても、アミーナさんと云う流れはオアシスの中ではドリンクバーとなって生きて居るんだと思います。


肉体としての彼女とはもう二度と出会う事はないけれど、オアシスドリンクバーと云う彼女の鼓動は、これからもオアシスで鳴り響き続けます。


病気になってオアシスに来れなくなってから、アミーナさんはこんな事を云ってたんだそうです。


「オアシスに参加してホームレスさんに喜んでもらってそれだけでどれだけ幸せなことだったかということが病気のおかげでよくわかったので病気にも感謝してる。」


本当に素敵な人だったなぁ。


ありがとうね、アミーナさん♪
さよなら、アミーナさん。








オアシス代表の河村氏からの要請で、児童虐待などの理由で親から離れて暮らして居る子供達に、養護施設において勉強を教える機会を作って、彼等の将来の自立の為に役立てたいと云う活動を紹介しております。


オアシスの活動とは直接関係ありませんが、そうした問題を抱える子供達が、基礎的な学力を持って、将来社会の中で立派に生きて行けるように、小さな手助けをしてみませんか?



詳しくはオアシス日記号外をご覧下さい↓

http://yaplog.jp/oasis2000/archive/420



オアシス代表河村氏の会社↓
「株式会社ティーケーデザイン」http://www.tkd55.com/


根本さんのコンタクト眼科↓
「根本アイクリニック」http://www.senmon-i.com/detail/2306021.html


衣類の寄付の呼び掛けをして下さってるお寺です↓
「稲荷山・長楽寺」http://www.chourakuji.org/chorakuji/index.html


いつもオアシスに柿を寄付して下さる隠れ家のようなお店です↓
「Pocan」http://yaplog.jp/oasis2000/archive/520


オアシスにお布団を沢山寄付して下さった方のワンちゃんと入れる喫茶店です↓
「wan’s cafe」http://wans-cafe.com/





「オアシス」

http://oasis.main.jp/

「ネットショップ版オアシス募金」

http://shop-breath.com/?pid=19591794

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