ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

ボランティア オアシスコミュの号外 「岡崎災害復興ボランティア」

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
8月31日に岡崎災害復興ボランティアにkinちゃんと僕の二人で参加して来ました。

先日のゲリラ豪雨によって浸水等の被害を受けた岡崎市が、市役所福祉会館にボランティアセンターを立ち上げて、現在ボランティアを募っています。

「岡崎市防災ボランティア支援センター」

http://www.city.okazaki.aichi.jp/yakusho/ka3005/borasen1.htm


当日現場に着いたのはお昼過ぎ位でしたが、到着した役所の周りには既に活動を終えて帰って来ている様な感じの一団等が居たり、隣にある公園では赤十字の方達が炊き出しを行っているのが見えました。


僕達は、先ず現在の状況やボランティア活動の内容をザッと説明して貰い、ボランティアの登録とボランティア保険の加入(費用は岡崎市が負担)してから、募集して居る活動が色々張り出されている所へ行き、その中のどれかに自分の名前の書いた紙を貼り付けて、必要人数が揃い次第、リーダーを決めて集まったボランティア達と現場へと移動します。


移動方法は車でいらっしゃってる方の車に乗り合わせて行く感じでした。


活動現場の状況やどんな道具が必要なのか等が書かれた紙を持って行き、福祉会館入り口の真反対にある道具を貸し出す場所で、スコップや一輪車等を借りて行きます。


今回僕達が行ったのは二箇所で、元能見と伊賀と云う所でした。


先ず先に伺ったのが、元能見と云う所で、名前を忘れてしまいましたがニュースで頻繁に写ったと云う崩れた家屋のある川の所でした。
















川の横にある集落は基本的に川よりも低い位置にある為、増水時に川から流れ出た水が全て下に流れて、より低い場所に溜まってしまった訳です。


僕達が作業させて頂いた所は、いわゆる昔の長屋とか借家とか云う感じの所で、丁度その辺りは家々がギュウギュウにひしめき合って建って居る様な所でした。


恐らく一人暮らしされて居るお婆ちゃんのお宅だったのですが、濡れた畳を運び出す活動をしました。





流石に水を吸った畳は重く、2〜3人で一枚や二枚運ぶ感じでした。
キャスターや一輪車の上に載せて、坂を上がって川のガードレールの所にゴミを集めている場所があるので、そこへ運ぶ訳です。





しかし、ボランティアメンバー10人居たのであっと言う間に作業は終わり、一旦ボランティアセンターへと帰りました。


そして休憩室に居ると、「大至急一人欲しいんですが!」と女性が一人飛び込んで来たので、僕とkinちゃんと二人で「僕達、行けます」っと云って参加させて頂きました。


そこからまた伊賀と云う所へ行きました。

一軒屋のお宅で、到着すると既に庭先にベッドやタンスなどの家財道具やその他色んなゴミが出されて居て、それをトラックの荷台に乗せる活動をしました。

今回も10人程居たので比較的早く表のゴミの積み込みが終わりました。
そこから今度は畳と床板を外された下の土の上に新聞を引く活動でした。

が、僕達は裏庭の方に行き裏の小屋やプレハブの中に在った物、勉強机とか絨毯、タンスや下駄箱、衣類や本、自転車とか小物など色んなゴミが出されていました。


それをやはりトラックに載せるのですが、一回ではとても積み切れず一旦道路にゴミを出しました。


残す物は小屋へと運び、途中濡れている物や仕分けされた物は家の方の指示にしたがってあっちこっちへ運んだり集めたりしました。

作業の中で、リーダーの方が家の方と一緒にプレハブの中の物を仕分けと云うか引っ張り出しては「こんなの出て来たよ、洗えばまだつかえるんじゃないか?これは勿体無いだろ?」とか明るく気分が落ち込まないようにと面白可笑しく話してらっしゃったけど、やはりそれによって気持ちが楽になる部分もある反面、帰って焦らせてしまう部分も大いにある様に感じた。

通常で在ればプライベートな所に善意のボランティアとは云え、他人様が入り込んで家の中や私物を見られ、触られるのだから、本当は物凄いストレスだと思う。


なので僕からは「今まだ迷う品が在るなら今すぐ決めなくても良いんですよ。ボランティアの募集は現時点で7日までやってると云ってたので、今日だけじゃないから、今回は捨てるのを止めてジックリ考えても良いんですよ」っとご家族の方に言っておいた。


でも、家の方達は、ボランティアの方達が来てくれてるんだから早くしなきゃって焦ってるのが本当に良く伝わって来たし、やはり相当ボランティアメンバーに気を使ってらっしゃった。







Kinちゃんから教えられたが、こうした緊急事態の場合には家に土足で上がって作業する事も当然あるのだが、例え土足でも良いですよと言われて、実際それが当たり前の状況でも「土足ですいません、失礼します」っと一言つけるだけで、家の人の気持ちも随分違うだろうと思う。

実際自分が逆の立場なら、その一言をつけてくれるだけで、ちゃんと気を使ってくれてるんだなって思えるだろうしね。


ボランティア活動をする際、可能な限り家の人には休んで貰えるのがベストなのだが、家の物は家の人の指示無しに勝手にいじれないので、止むを得ず家の人にこれは?これは?っと聞かざるを得ないのが、ちょっと可哀想だった。

<僕達はその日だけとか、その期間だけボランティアとして活動して、家に帰ればお風呂にも入れるし、ご飯だって食べられる。

けど、現地の方達は完全に復興するまでの間、ずーっと作業が続くし、仕事だって再開しなきゃいけない。


これから続くご苦労を思うと本当にお気の毒だ。
被害に遭われた全ての方達に心からエールを送りたいです。


作業が終わり帰り際、これを皆さんで飲んで下さいとお茶を頂いて、ご家族の方達が頭を下げて「ありがとう御座いました」っと云って下さった。

その中の一人の若い女性が泣きそうな顔で頭を下げてくれたのだが、その表情が今でも心に残ってます。



岡崎の皆さんや今回の水害で被害に遭われた方達に一刻も早く平安が戻るのを心から願っています。

皆さんどうか無理せず頑張って下さいね。




さて、岡崎へボランティアに行こうと思われて居る方は、必ず岡崎市役所福祉会館内のボランティア支援センターへ行き、そこの指示に従って活動して下さい。

上記のお宅の方達からボランティアの要請を受けて、センターからボランティアが派遣されるので、センターを通さずに個人としてボランティア活動をする事は、二次災害に遭ったり、身元が解らず火事場泥棒と見分けが着かない等、返って迷惑に成りかねないので絶対にやめましょう。

現地に何か物資を送る場合でも、必ずボランティア支援センター等に確認を取ってから送りましょう。

確認や分配するのも、誰かがやらねばならないので、人手が足りていない時や必要としていない場合は結局ゴミなったり、食料なら腐ってしまったりして帰って邪魔になります。


これからボランティアに参加される方はどうぞ気をつけて事故の無いように頑張って下さい。


「岡崎市防災ボランティア支援センター」

http://www.city.okazaki.aichi.jp/yakusho/ka3005/borasen1.htm

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

ボランティア オアシス 更新情報

ボランティア オアシスのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。