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クラシック、大音量で聞きたいコミュの令和に聴く今宵の音楽

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今までのが千軒になったので新しいトピックを作った 名前もちょっと変えた

今宵の音楽は 基本昨日の続き 後半
 18歳のデュ・プレ 22歳のゲルバーが
 それぞれ協奏曲のソリストをつとめたベルリン・デビュー
 ゲルバーはブラームスのピアノ協奏曲第1番
 ジャクリーヌ・デュ・プレ (vc / M-1) 昨日聞いた

 ブルーノ・レオナルド・ゲルバー (pf / M-2)
 ゲルト・アルブレヒト (指揮)
 ベルリン放送交響楽団

録音 : 1963年3月5日 ベルリン (ライヴ)

 今宵二枚目は Yevgeny Mravinsky in Moscow
 ムラヴィンスキーとレニングラード・フィル(当時)が 1959年にモスクワ音楽院大ホールで行ったコンサートの「ステレオ」の未発表録音 最新技術でSACD化
 シューベルトの交響曲「第8番」「未完成」
 チャイコフスキーの「交響曲第4番」

コメント(1000)



 今宵一枚目の音楽は 6 Original Studio & 3 Live Recordings
 マリア・カラス/ヴェルディ:オペラ録音集(20CD)

 ヴェルディ:歌劇『リゴレット』全曲

 ティト・ゴッビ(バリトン)
 ジュゼッペ・ディ・ステーファノ(テノール) 他
 ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
 トゥリオ・セラフィン(指揮)
 1955年9月モノラル録音(EMI)
 主な登場人物

 マントヴァ公爵(テノール)
 リゴレット(バリトン):公爵に仕える道化師
 ジルダ(ソプラノ):リゴレットの娘
 マルッロ(バリトン)ボルサ(テノール):公爵の廷臣
 チェプラーノ伯爵(バリトン)
 チェプラーノ伯爵夫人(メゾソプラノ)
 モンテローネ伯爵(バス)
 スパラフチーレ(バス):殺し屋
 マッダレーナ(メゾソプラノ/アルト):スパラフチーレの妹

 リゴレットには、愛する娘ジルダがいる
 女好きのマントヴァ公爵は ジルダをもてあそぶ
 怒ったリゴレットはスパラフチーレ(殺し屋)に「公爵の殺害」を依頼
 しかし "公爵を愛する"ジルダ 公爵の身代わりとなって殺される
 リゴレットが死にゆく娘を抱き 絶望の中でオペラは終わるのだが 最近は一番好きかな
 
 「La donna è mobile(女心の歌)」はヴェルディ作曲のオペラ「リゴレット」の中で マントヴァ公爵(テノール)によって歌われるアリア
「リゴレット」は1851年に初演されたヴェルディ中期の傑作で 現在でも世界各地で上演されている人気のオペラだ 
 その中でも「La donna è mobile(女心の歌)」はヴェルディにとっても会心の出来で 外部に漏れぬよう初演まではリハーサルへの一般人の出入りや盗み聴きを禁じたらしい
初演後は街でこの「La donna è mobile(女心の歌)」を鼻歌で歌う人が多くみられるほどの熱狂ぶりであったらしいが 物語の展開から鑑み 私はこの歌は嫌いだ




 今宵一枚目の音楽は マリア・カラス/ヴェルディ:オペラ録音集(20CD)

  ヴェルディ:歌劇『椿姫』全曲

フランチェスコ・アルバネーゼ(テノール)
ウーゴ・サヴァレーゼ(バリトン)
エーデ・マリエッティ・ガンドルフォ(メゾ・ソプラノ)、他
トリノRAI管弦楽団&合唱団
ガブリエーレ・サンティーニ(指揮)
1953年9月モノラル録音(Cetra)

 『ノルマ』『ルチア』 そして『トスカ』とともに世界中のオペラ・ファンを熱狂させたマリア・カラスの『椿姫』 1955も超有名だ
今宵一枚目の音楽は マリア・カラス/ヴェルディ:オペラ録音集(20CD)

  ヴェルディ:歌劇『椿姫』二枚組二枚目

 フランチェスコ・アルバネーゼ(テノール)
 ウーゴ・サヴァレーゼ(バリトン)
 エーデ・マリエッティ・ガンドルフォ(メゾ・ソプラノ) 他
 トリノRAI管弦楽団&合唱団
 ガブリエーレ・サンティーニ(指揮)
 1953年9月モノラル録音(Cetra)

 
 今宵二枚目の音楽は シトコヴェッキ クライスラー・リサイタル

 クライスラー編曲集
 タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタト短調「悪魔のトリル」
 モーツァルト:ロンドK250
 クライスラー:ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
 ヴィエニャフスキ:カプリース
 ブラームス:ハンガリー舞曲第17番
 ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第1番
 スコット:ロータス・ランド
 アルベニス:タンゴ
 ファリャ:スペイン舞曲

 ドミトリ・シトコヴェツキー(ヴァイオリン)
 ブルーノ・カニーノ(ピアノ)
 録音:1982年 ァイオリンの神様 クライスラー編曲によるヴァイオリン演奏で聴くことが出来る ヴァイオリン曲として有名なタルティーニの「悪魔のトリル」もクライスラーの編曲版 私が一番好きなヴァイオリン曲 シトコヴェツキーが恐ろしいほどのテクニックで聴かせてくれる 

 途中親戚の人が来て お芋いただいたよ と言っていた 自分で掘ったようだ 私がここにいたんじゃ 自分で掘るしかないからね 1時間くらい畑を見て回っていた よく人が来るね と感心していた パナソニックの電気屋さんなので 来月出るSACDプレイヤーを買うのでパンフを持ってきてと言っておいた 

 テクニクス ネットワーク/スーパーオーディオCDプレーヤー SL-G700M2

 親戚の電気屋さんなので自宅まで持ってきてくれるし なんかあれば取りに来てくれるので 親戚で購入予定 価格370000円なり

 今宵一枚目の音楽は マリア・カラス/ヴェルディ:オペラ録音集(20CD)

 ヴェルディ:歌劇『トロヴァトーレ』二枚組一枚目

 ジュゼッペ・ディ・ステーファノ(テノール)
 ローランド・パネライ(バリトン)
 フェドーラ・バルビエーリ(メゾ・ソプラノ)、他
 ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
 1956年8月モノラル録音(EMI)
 美しいメロディが洪水のようにあふれ そのなかで三角関係 呪い 出生の秘密 復讐という「変化に富んだ」要素が大胆にからみ合い 想像を超えた悲劇的な結末へと向かう

  舞台は15世紀スペインのアラゴン地方 ルーナ伯爵には幼い弟がいて 弟が病弱なのはジプシー女の呪いのせいだとされ その女は先代伯爵の命令で火あぶりに処せられた 処刑後 伯爵の弟も消えた
 成人したルーナ伯爵は宮廷女官レオノーラに恋し 彼女は吟遊詩人(トロヴァトーレ)のマンリーコと相思相愛の仲 マンリーコの母親アズチェーナは処刑されたジプシー女の娘で 母を殺したルーナ伯爵家を恨み 母親が処刑されるとき ルーナ伯爵の弟を奪おうとして 誤って自分の子供を火に投げ入れてしまった
 アズチェーナが弟の誘拐犯だと知ったルーナ伯爵が彼女を捕え マンリーコは母親の奪還を図りますが 失敗して逆に捕えら 、母親と一緒に処刑されることに それを知ったレオノーラは 自分の身体を捧げるかわりにマンリーコを助ける約束をルーナ伯爵から取りつけ 隠れて毒をあおる レオノーラの絶命を知ったルーナ伯爵は激怒して マンリーコを処刑しますが そのときアズチェーナは叫ぶ 「あれはおまえの弟だ かあさん 仇を取ったよ!」

 若干荒唐無稽ではあるが オペラとして聞けば感動する 無理筋な方が理解しやすいものだ 

 今宵一枚目の音楽は マリア・カラス/ヴェルディ:オペラ録音集(20CD)

 ヴェルディ:歌劇『トロヴァトーレ』二枚組二枚目

 ジュゼッペ・ディ・ステーファノ(テノール)
 ローランド・パネライ(バリトン)
 フェドーラ・バルビエーリ(メゾ・ソプラノ)、他
 ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
 1956年8月モノラル録音(EMI)

 イタリア語で「オペラ」というと 私たちが思い描いている「オペラ」とは 厳密には違う意味になる イタリア語辞典で「オペラ(opera)」は 働き 労働 作業を意味する名詞 「オペラ」を意味する項目もあるにはあるが イタリア語で はっきり「オペラ」と意味したいときは 「オペラ・リリカ(opera lirica)」「リリカ」は「リリック」と同じ意味 歌詞とか抒情詩を表す 直訳すると 「歌詞の作業」 

 オペラもミュージカルもどちらも音楽劇であり どちらも素晴らしいもが モーツァルトやヴェルディ プッチーニなど クラシック音楽家によって作曲されたオペラはミュージカルより少しだけ歴史が長い 400年ほどの歴史がある しかしカラスはすごいね

 今宵次の音楽は ブラボー!オーケストラ 
 山形の魅力たっぷり!山形交響楽団さくらんぼコンサート1

 楽曲
「風薫(ふうか)〜山寺にて〜」 木島由美子:作曲
 (管弦楽)山形交響楽団、(指揮)阪哲朗

 「スペイン交響曲 ニ短調 作品21」 ラロ:作曲
 (バイオリン)神尾真由子 (管弦楽)山形交響楽団 (指揮)阪哲朗

 「シューベルトの「魔王」による大奇想曲(アンコール曲)」 エルンスト:作曲
 (バイオリン)神尾真由子
今宵一枚目の音楽は マリア・カラス/ヴェルディ:オペラ録音集(20CD)

  ヴェルディ:歌劇『仮面舞踏会』二枚組一枚目

 リッカルド:ジュゼッペ・ディ・ステーファノ(テノール)
 秘書レナート:ティト・ゴッビ(バリトン)
 アメリア:マリア・カラス(ソプラノ)
 ウルリカ:フェドーラ・バルビエーリ(メゾ・ソプラノ)
 オスカル:エウジェニア・ラッティ(ソプラノ)
 サムエル:シルヴィオ・マイオニカ(バス)
 トム:ニコラ・ザッカリア(バス)
 判事/召使:レナート・エルコラーニ(テノール)
 ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
 アントニーノ・ヴォットー(指揮)

 録音時期:1956年9月
 録音場所:ミラノ スカラ座
 録音方式:モノラル(セッション)
 「仮面舞踏会」は 実際の暗殺事件を題材にしたオペラ 最初にオペラの制作を依頼したのは ナポリのサン・カルロ劇場 ナポリの検閲官が「国王の暗殺」がテーマのオペラは上演できないと拒否 (当時 イタリアはフランスの影響下に)

 上演の要望が多く集まり ローマのアポロ劇場で初演 上演に当たり もともと スウェーデン国王のグスタフ3世暗殺事件を題材としていたのを 検閲対策で 17世紀アメリカ・ボストンに置き換え 上演が実現


  今宵一枚目の音楽は マリア・カラス/ヴェルディ:オペラ録音集(20CD)

  ヴェルディ:歌劇『仮面舞踏会』二枚組二枚目

 リッカルド:ジュゼッペ・ディ・ステーファノ(テノール)
 秘書レナート:ティト・ゴッビ(バリトン)
 アメリア:マリア・カラス(ソプラノ)
 ウルリカ:フェドーラ・バルビエーリ(メゾ・ソプラノ)
 オスカル:エウジェニア・ラッティ(ソプラノ)
 サムエル:シルヴィオ・マイオニカ(バス)
 トム:ニコラ・ザッカリア(バス)
 判事/召使:レナート・エルコラーニ(テノール)
 ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
 アントニーノ・ヴォットー(指揮)

 昨日途中まで聞いたのだが好きなお話なのでまた二枚目の最初か聞いている カラスはいいね カラスは「夢遊病の女」「アンナ・ボレーナ」と並び 1957年 スカラ座の「仮面舞踏会」に出演した これは その前年に収録されたヴェルディの歌劇「仮面舞踏会」全曲盤 第2幕での華々しい二重唱では ジュゼッペ・ディ・ステファノとの名唱がある ステファノとの最後の全曲盤共演となった作品なのでまた聴いている


  今宵二枚目の音楽は マリア・カラス/ヴェルディ:オペラ録音集

 ヴェルディ:歌劇『運命の力』三枚組一枚目 
 
 レオノーラ:マリア・カラス
 ドン・アルヴァーロ:リチャード・タッカー
 ドン・カルロ:カルロ・タリアブエ
 グァルディアーノ神父:ニコラ・ロッシ=レメーニ
 フラ・メリトーネ:レナート・カペッキ
 プレツィオシッラ:エレナ・ニコライ 他
 ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
 トゥリオ・セラフィン(指揮)
 録音:1954年(モノラル)

 1954年に録音されている マリア・カラス絶頂期の作品と言ってもいいね 何しろマリア・カラスにとって この「運命の力」は唯一の録音だ 舞台でこの役を歌ったのも5回だけだったが 運命に翻弄される女をみごとに演じきっている 偶然の重なり 銃の暴発は事故だったが 誤解は最後まで解けない 亡くなった侯爵の息子ドン・カルロは復讐を誓い その妹レオノーラと 恋人アルヴィーロは何度もすれ違う ドラマを盛り込みすぎ かえって散漫になってしまったストーリーとの評価もあるが 何楽しい 

 「オペラを見るのか 聴くのか?」  悩ましい問題だ


 今宵一枚目の音楽は マリア・カラス/ヴェルディ:オペラ録音集

 ヴェルディ:歌劇『運命の力』三枚組二枚目 
 
 レオノーラ:マリア・カラス
 ドン・アルヴァーロ:リチャード・タッカー
 ドン・カルロ:カルロ・タリアブエ

 ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
 トゥリオ・セラフィン(指揮)

 『運命の力』・・・そのタイトルのとおり このオペラのストーリーは あたかも定められた運命であるかのように偶然が重なり 悲劇が積み重なる 始まりはピストルの暴発 いずれにせよ順調ではなかった恋人二人の運命 ここから狂い始め 終幕の悲劇へとつながっていく


 今宵一枚目の音楽は マリア・カラス/ヴェルディ:オペラ録音集

 昨日ま「運命の力」を二枚聞いて満足じゃ と云ふことで

 ヴェルディ:ヴェルディ:歌劇『アイーダ』二枚組一枚目

 マリア・カラス(ソプラノ)
 リチャード・タッカー(テノ−ル)
 フェドーラ・バルビエーリ(メゾ・ソプラノ)
 ティト・ゴッビ(バリトン)、他
 ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
 トゥリオ・セラフィン(指揮)
 1955年8月モノラル録音(EMI)
 囚われ 奴隷となったエチオピア王女の禁じられた恋の行方はいかに 「オペラのなかのオペラ」 サッカーの応援曲で知られる〈凱旋行進曲〉が鳴り響く壮麗な「凱旋の場」 幕切れの幻想的な二重舞台など見どころ満載 〈清きアイーダ〉〈勝ちて帰れ〉など情熱的なアリアも必聴だ


 今宵次の音楽は FM放送 と思ったがコンクールなのでやめて さて何を聞こう


 今宵一枚目の音楽は マリア・カラス/ヴェルディ:オペラ録音集

 ヴェルディ:ヴェルディ:歌劇『アイーダ』二枚組二枚目

 マリア・カラス(ソプラノ)
 リチャード・タッカー(テノ−ル)
 フェドーラ・バルビエーリ(メゾ・ソプラノ)
 ティト・ゴッビ(バリトン) 他
 ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
 トゥリオ・セラフィン(指揮)
 1955年8月モノラル録音(EMI)

 今夜8時16分 月と火星が大接近 双眼鏡が見つかってよかった オペラグラスもあるのだが どこにあるは不明 望遠鏡を設置してもいいが 窓を開けると寒いからな
今宵一枚目の音楽はマリア・カラス/ヴェルディ:オペラ録音集

 ヴェルディ:歌劇『シチリア島の夕べの祈り』全曲
 マリア・カラス
 ジョルジオ・バルディ・ココリオス
 エンツォ・マスケリーニ
 ボリス・クリストフ
 フィレンツェ五月祭管弦楽団&合唱団
 エーリヒ・クライバー(指揮)
 録音:1951年5月26日、フレンツェ(ライヴ、モノラル)


 今宵二枚目の音楽は 同二枚目 三枚組なので三枚目は明日聞く予定

 カラスのミラノ・スカラ座デビュー直前の「シチリア島の夕べの祈り」音源 ここで絶賛を浴び カラスのサクセス・ストーリーが始まる

 カラスはその後同曲を録音していないので彼女の「シチリア島の夕べの祈り」唯一盤であると思われる

 「シチリア島の夕べの祈り」は 

 ヴェルディのオペラの中ではそれほど有名ではないこと
 グランドオペラのため5幕まであり 時間も長いこと
 
 そんな理由のため 残念ながら日本で上演されることがほとんどないオペラ

 ジャケの写真がないので 多分どちらか

 今宵一枚目の音楽は マリア・カラス/ヴェルディ:オペラ録音集

 ヴェルディ:歌劇『シチリア島の夕べの祈り』
 マリア・カラス
 ジョルジオ・バルディ・ココリオス
 エンツォ・マスケリーニ
 ボリス・クリストフ
 フィレンツェ五月祭管弦楽団&合唱団
 エーリヒ・クライバー(指揮)
 録音:1951年

 三枚組三枚目  人物 詳細

 モンフォルテ(バリトン) 総督、アリーゴの父
 アリーゴ(テノール) シチリアの青年 エレーナと相思相愛
 エレーナ(ソプラノ) 前シチリア王の娘
 プロチダ(バス) シチリア人の医師 フランス人への復讐を企てる
 ベテューヌ卿(Bs),ヴォドモン伯爵(Bs),ニネッタ(Ms),ダニエーリ(T)
 テバルド(T),ロベルト(Br),マンフレード(T)

 主な登場人物4人のうち「エレーナ アリーゴ プロチダの3人」はシチリア側で
 総督モンフォルテだけがフランス側

【第1幕】総督モンフォルテがシチリアを支配し シチリア人たちは不満を持つ

【第2幕】帰国したプロチダ(シチリアの医師)がシチリア人を先導し 「フランス人へ復讐の機会」を狙う

一方、エレーナ(前シチリア王の娘)とアリーゴ(シチリアの青年)は相思相愛の仲です。

【第3幕】そんな中 アリーゴは「自分の父親がモンフォルテ」だと初めて知り 葛藤
 プロチダが「モンフォルテ殺害計画」を企てるが アリーゴが止めに入り失敗 反逆者たちは捕えられる
【第4幕】アリーゴの懇願で 反逆者の処刑は免れ そして「アリーゴとエレーナの結婚」が認められる

【第5幕】 プロチダが「婚礼の鐘」を合図に 「フランス人の虐殺」を企てる 無情にも鐘がなり シチリア人たちがフランス人に襲い掛かったところでオペラが終わる


 長いが見てみたいオペラ 

 
 美食家ロッシーニパリに死す 「ウィリアム・テル」を三十七歳で発表後 作曲家の筆を断ち パリで美食三昧 彼の名前のついた料理も多数あり 妻も料理家であった 無論彼自身も相当な料理人だったようだ

 今宵一枚目の音楽は ヴェルディ:歌劇『ナブッコ』全曲

 マリア・カラス(アビガイッレ)
 ジーノ・ベキ(ナブッコ)
 ジーノ・シニムベルギ(イズマェーレ)
 ルチアーノ・ネローニ(ザッカーリア)
 ヴィットリオ・グイ(指揮)
 サン=カルロ劇場管弦楽団、合唱団
 録音時期:1949年12月20日
 録音方式:モノラル(ライヴ)

 ジャケはどちらか 【演奏時間】
 第1部 40分
 第2部 30分
 第3部 30分
 第4部 30分  合計 約2時間10分
(このオペラは「幕」ではなく「部」を使う)
 【原作】『旧約聖書』 【登場人物】
 ナブッコ(Br): バビロニア王
 アビガイッレ(S): ナブッコが奴隷に生ませた長女
 フェネーナ(Ms): ナブッコの次女
 イズマエーレ(T): ユダヤ王の甥
 ザッカーリア(Bs): ユダヤ教の大祭司

 紀元前587年:エルサレムとバビロニアは敵対関係にある それを踏まえて

 【第1幕】 ナブッコ(バビロニア軍)がヘブライ人(エルサレム)を攻撃する ヘブライ人は敗退し 囚われの身となる 

 イズマエーレ(エルサレム王の甥)とフェネーナ(ナブッコの娘で エルサレムで人質になっている)は敵国関係だがら 恋人関係に イズマエーレは戦争中 母国を裏切り フェネーナを助ける 

【第2幕】 アビガイッレ(ナブッコと奴隷の間の子供)は「自分が奴隷の子であるために王位につけず フェネーナが王位継承者になる」と知り 復讐を誓う 神を冒涜したナブッコが雷に打たれ錯乱状態となり アビガイッレが王座を奪う


 これからツルベイさんの番組を見るので 今宵は一枚 お楽しみは明日に

 ストーリーは旧約聖書にそった歴史物で ユダ王国を征服したネブガドネザル2世(オペラではナブッコ)が 約5万人をバビロンに強制移住させた「バビロンの捕囚」を題材としている こんなことも知らん人がいるのかね

 ちなみに イタリアのソプラノ歌手でヴェルディの二度目の妻となったジョゼピーナが亡くなった日でもある このナブッコの初演の時アビガイッレを歌い ヴェルディから熱い信頼を得て のちに結婚 ただし私生児を産んでいることもあり ヴェルディの故郷では白眼視されていたようで そんなこともあって 「ラ・トラヴィアータ」を作ったとも言われている

 


  ヴェルディ:歌劇『ナブッコ』全曲

 マリア・カラス(アビガイッレ)
 ジーノ・ベキ(ナブッコ)
 ジーノ・シニムベルギ(イズマェーレ)
 ルチアーノ・ネローニ(ザッカーリア)
 ヴィットリオ・グイ(指揮)
 サン=カルロ劇場管弦楽団、合唱団
 録音時期:1949年12月20日

 【第3幕】 アビガイッレの挑発に乗せられたナブッコが「フェネーナやヘブライ人の死刑の執行状」にサインをしてしまう

【第4幕】正気に戻ったナブッコが フェネーナとヘブライ人たちの処刑を止めに入る
 復権したナブッコがヘブライ人たちを解放し 帰国を許す
 アビガイッレは毒を飲んで ナブッコやフェネーナに許しを請いながら息を引き取り
ザッカリアが「エホヴァの神に仕える者は 王の中の王になるであろう」と歌い全幕が終わる

 


 今宵一枚目の音楽は マリア・カラス/ヴェルディ:オペラ録音集

 ヴェルディ:歌劇『マクベス』最後の二枚

 エンツォ・マスケリーニ(バリトン)
 ジーノ・ペンノ(テノール)
 イタロ・ターヨ(バス) 他
 ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
 ヴィクトル・デ・サバタ(指揮)
 1952年12月7日モノラル・ライヴ録音

 『マクベス』はヴェルディが初めてオペラ化を成し遂げたシェイクスピア演劇 ドラマとしてのオペラという新境地へ踏み出した記念碑的作品 全曲を通じて原作と同じく暗鬱で劇的緊張感溢れる音楽が満ち 予言 野心 疑念 陰謀 錯乱と極限へと追い込まれていくマクベス夫妻の心理を描ききる重厚な作品 夫婦とは 世にも恐ろしい運命共同体……シェイクスピアの『マクベス』を観るたびそう想い 溜め息をついてしまう いざ手中にしてみると 空疎で空虚で苦痛でしかない その“幻”を追って マクベスも夫人も運命の崖を転げ落ちていくのは ・・・・・

 読書家の私としては本から既に馴染みがあるので 一段と面白く聞くことができるシェイクスピア全集も二つあるし 今宵は誰の翻訳で楽しもうかしらん 世界古典文学全集 第41巻 シェイクスピア 1 私が買った時は一冊3200円だったが今は7480円だそうだ



 今宵一枚目の音楽は マリア・カラス/ヴェルディ:オペラ録音集

 ヴェルディ:歌劇『マクベス』最後の一枚

 エンツォ・マスケリーニ(バリトン)
 ジーノ・ペンノ(テノール)
 イタロ・ターヨ(バス) 他
 ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
 ヴィクトル・デ・サバタ(指揮)
 1952年12月7日モノラル・ライヴ録音


 マクベスの名言

 「そうさ 生き身の人間 うぬぼれこそが 何より大敵なのよ」

−And you all know, security/Is mortals’ chiefest enemy.

 第3幕第5場より

 油断大敵という意味 劇中 マクベスが魔術の女神へカティに向かって放たれた一言 仕事や勉学 人生の中で色々なことに当てはまる

 「どんなに長くとも夜は必ず明ける」

−The night is long that never finds the day

 『マクベス』第4幕第3場より

『マクベス』内に登場する マルカムのセリフ

マルカムは、マクベスに父親を殺され、復讐を果たさんとする人物 マクベスを殺さねば夜は明けない だがそのときはきっと来る とその決意

 「明日、明日、また明日と、けちな歩みで日々が過ぎ、定められたとき、最後の一節にたどり着くのだ」


−Tomorrow, and tomorrow, and tomorrow.Creeps in this petty pace from day to day

To the last syllable of recorded time.

 『マクベス』第5幕第5場より

シェイクスピア四大悲劇の一つ『マクベス』に登場する、 クベスのセリフ 王位を奪い取ろうとしたマクベスは自分の犯した罪におののきながら転落人生を歩むことになる


  こんなのも有名だ

 「まだ血の匂いがする アラビア中の香料を集めても この小さな手をきれいにできないわ ああ ああ、ああ 」
 西洋文学において罪悪感を表す文例として最も有名なセリフ
 夢遊病にかかってしまったマクベス夫人が舞台裏で自殺をする前につぶやく


 「消えろ 消えろ 束の間の灯火!人生はたかが歩く影 哀れな役者だ 出場のあいだは舞台で大見得を切っても袖へ入ればそれきりだ 白痴のしゃべる物語 たけり狂ううめき声ばかり 筋の通った意味などない」
 マクベスが一人で心の内を告白するシーンで出てくるこの名言は マクベスの中でも最も有名なもの

 今宵二枚目の音楽は ポンキエッリ:歌劇「ラ・ジョコンダ」全曲(SACDハイブリッド)

 歌姫ジョコンダ/マリア・カラス(ソプラノ)
 ウラ・アドルノ/フィオレンツァ・コッソット(メゾ・ソプラノ)
 ジョコンダの盲目の母親チエーカ/イレーネ・コンパネス(アルト)
 裁判官アルヴィーセ・バドエロ/イーヴォ・ヴィンコ(バス)
 若いジェノアの貴族エンツォ・グリマルド/ピエル・ミランダ・フェラーロ(テナー)
 密偵バルナバ/ピエロ・カプッチッリ(バリトン)
 ズアーネ/レオナルド・モンレアーレ(バス)
 聖歌隊員及び水先案内人/カルロ・フォルティ(バス)
 イセポ及び遠くの声/レナート・エルコラーニ(テナー)
 第2の遠くの声/アルド・ビッフィ(バリトン)
 バルナボット/ボナルド・ジャイオッティ(バス)

 ミラノ・スカラ座管弦楽団及び合唱団
(合唱指揮:ノルベルト・モーラ)
 指揮:アントニーノ・ヴォットー
 ステレオ録音ヴァージョン(1959年録音)
今宵一枚目の音楽は ポンキエッリ:歌劇「ラ・ジョコンダ」
 三枚組二枚目 SACDの方で聴いている

■台本 アリゴ・ヴォイト(原作はヴィクトル・ユゴー)
■登場人物

 ジョコンダ
(陽気な女と言う意味) ベネチアの歌姫エンツォを愛している 
 エンツォ
 かつては貴族だったが 政争に敗れて追放。今では船乗りに身をやつしている
 アルヴィーゼ
 嫉妬深いベネチアの総督
 バルナバ
 アルヴィーゼの密偵 ジョコンダに横恋慕している
 ラウラ
 アルヴィーゼの妻 かつてはエンツォの恋人 
 ジョコンダの母
 名前はない ラ・チエカ(盲目の女)と呼ばれている

■第1幕 長いが面白いので書いておく

 謝肉祭の日 ベネチアの市民は ゴンドラ競技が始まると 盛り上がる 母親思いのジョコンダに手を引かれてジョコンダの母が登場 ジョコンダが恋人のエンツォに会いに行こうと ちょっといなくなったすきに ジョコンダに袖にされたバルナバが市民たちを巻き込んで ジョコンダの母を魔女に仕立てようとする
 そこに戻ってきたジョコンダとエンツォ 群集の勢いを鎮めることは出来傷 騒ぎを聞いて 総督のアルヴィーゼが夫人のラウラとともに現れ ラウラは謝肉祭の仮面をし ラウラの嘆願でアルヴィーゼはラ・チエカを解放するよう群集に命じる ジョコンダの母はラウラに感謝して 持っていたロザリオをお礼に渡す
 人々が立ち去り 残ったのはエンツォとバルナバ エンツォはバルナバに正体を見破られるが 仮面をしていたのが昔の恋人のラウラであると知り狂喜 港で密会のセッティングまでしてくれて 感謝る もちろん 腹黒いバルナバこれを総督に密告
 物陰でこのやりとりを聞いていたジョコンダとジョコンダの母は 「裏切られた」と嘆く

■第2幕 港 エンツォの船が停泊 バルナバが漁師を装って 何食わぬ顔で見張りにあたる そこへエンツォが登場 船員たちを休ませ 一人になって恋人を待つ 小舟に乗ってラウラが現れ エンツォとの愛を確かめ合う
 エンツォが舵の様子を見に立ち去ったところに 待ち伏せていたジョコンダが仮面をつけて登場 ラウラに恋人を取られた怒りをぶつける ラウラも負けず キレたジョコンダは短刀でラウラを刺そうと
 そこへ バルナバの告げ口で不倫の現場をおさえに来た総督が現れる ジョコンダはラウラが持つロザリオを見て 母の恩人がこの女であることを知り 立ち去らせる 
 そこへ戻ってきたエンツォに向かって「もう彼女はあんたを愛してはいない」と言うと エンツォは激怒 そのとき遠くに敵の船 エンツォは慌てて逃げる

■第3幕第1場 総督の部屋の中 隣の部屋では舞踏会 妻の浮気の現場を見て 総督は怒り狂っていっる そこへラウラが入ってて まだバレてないだろうとたかをくくっていたが 総督は妻をののしり 「これで自らの命を絶つのだ」と 毒薬の瓶を渡して退室
 舞踏会に歌いに来ていたジョコンダ ラウラに毒薬の代わりに 仮死状態になる薬を渡す エンツォのためにラウラを救う決心をした

■第3幕第2場 舞踏会場 総督は何食わぬ顔で招待客に挨拶をする 歌や踊りが始まりまる(このとき踊られるのが 「時の踊り」)
 そのとき ラウラが死んだとの知らせ 客の中に紛れ込んでいたエンツォ 「私を追放した上に 愛する人まで奪った」と総督に切りかかりるが 逮捕される ジョコンダはバルナバに 「彼を助けてくれるのなら あんたになびくわよ。」と耳打ち
 そこへ 薬を飲んで仮死状態になったラウラが運ばれる

■第4幕 ジョコンダの家 ジョコンダの仲間が 墓から掘り出したラウラの仮死体を運ぶ
 一人になったジョコンダ ラウラの毒薬を飲んで死のうと・・・思いとどまる エンツォを忘れることが出来ない
 バルナバのはからいで牢を逃げ出したエンツォ ラウラが死んだのならその墓のそばで死ぬと宣言 ジョコンダが墓には死体はないと言うと エンツォは激怒してジョコンダを殺そうとするがそのとき 生き返ったラウラの声 
 思いがけない喜びで抱き合う二人 「あなたが救ってくれた」とジョコンダに感謝する 手配していた船が着き 「時には私のことも思い出してね」と送り出すジョコンダ 
 そこへ きちんと約束を守ってもらおうと 期待に胸を膨らませたバルナバがやってきた ジョコンダはそれらしいそぶりを見せ 突然短刀で自害 バルナバは ジョコンダの母を殺したことを告白するが ジョコンダには聞こえない

 バルナバの狂気の叫びとともに 悲劇の幕が降りる

 今宵一枚目の音楽は プッチーニ:歌劇「トスカ」(全曲)(SACDハイブリッド)

 フローリア・トスカ/マリア・カラス(ソプラノ)
 マリオ・カヴァラドッシ/ジュゼッペ・ディ・ステファノ(テナー)
 スカルピア/ティト・ゴッビ(バリトン)
 チェーザレ・アンジェロッティ/フランコ・カラブレーゼ(バス)
 スポレッタ/アンジェロ・メルクリアーリ(テナー)
 堂守/メルキオーレ・ルイゼ(バリトン)
 シャルローネ 及び 牢番/ダリオ・カゼルリ(バス)
 羊飼い/アルヴァーロ・コルドヴァ(ボーイ・ソプラノ)

 ミラノ・スカラ座管弦楽団及び合唱団(合唱指揮:ヴィットーレ・ヴェネツィアーニ)
 指揮:ヴィクトール・デ・サバータ
 (1953年) カラスそれは愛のドラマ ”歌に生き 愛に生きた”カラスの十八番

 アビイ・ロード・スタジオによる1年がかりのリマスター作業により蘇った「今まで聞いたことが無いようなカラス」の声を聞くことができるが 新しいプレイヤーでまた聞く予定 

 1800年のローマ 孤児の身から美声を認められて人気歌手になったトスカ パリ帰りの画家カヴァラドッシと恋愛関係 しかしフランス革命下で育ったカヴァラドッシは筋金入りの共和主義者 ローマを支配しているナポリ王国の警視総監スカルピアから狙われる 脱獄してきた友人の共和主義者アンジェロッティをかくまったカヴァラドッシ スカルピアに逮捕される トスカに横恋慕するスカルピアが彼女を呼び出し 恋人の命と引き換えに肉体を要求するが・・・ 美貌の歌姫と青年画家の恋を阻む苛酷な運命! 冒頭のカヴァラドッシの甘美なアリア「妙なる調和」 トスカの絶唱「歌に生き 恋に生き」 カヴァラドッシの告別の歌「星は光りぬ」など全編に人気アリアが散りばめられる 
今宵一枚目の音楽は プッチーニ:歌劇「トスカ」(SACDハイブリッド)

 フローリア・トスカ/マリア・カラス(ソプラノ)
 マリオ・カヴァラドッシ/ジュゼッペ・ディ・ステファノ(テナー)
 スカルピア/ティト・ゴッビ(バリトン)
 チェーザレ・アンジェロッティ/フランコ・カラブレーゼ(バス)

 ミラノ・スカラ座管弦楽団及び合唱団(合唱指揮:ヴィットーレ・ヴェネツィアーニ)
 指揮:ヴィクトール・デ・サバータ  後半は有名なアリアもあるので途中から再聴

 第2幕にトスカのアリア「歌に生き、愛に生き」 やはりいいね 聞き惚れる 第3幕にカヴァラドッシのアリア「星は光りぬ」 そのどれもが名曲で とても人気がある オペラは長くて退屈だと思う人でも この『トスカ』なら 飽きずに最後まで観ることができるのではないかと思う



 今宵二枚目の音楽は  さて昨日はシューベルト31歳で死す 

 と云ふことで 歌曲集 冬の旅 ディースカウ ムーア 1962

 『冬の旅』は全部で24曲からで 初めに作曲されたのは前半の12曲 理由はミュラーの詩集が初め出版されたのもその前半分だけだった 完成後にシューベルトは友人たちの前でこの12曲を自分で歌ったが 音楽の暗さに皆が驚いたようだ

 シューベルトはその後 詩集の続編の存在を知り 後半の12曲も完成 但し彼の生前に出版された楽譜は前半のみ

 全24曲では非常に長い作品にもかかわらず 暗い曲調が連続するので 聴いていて楽しくなることはない 人によっては聴くのが最も苦痛な作品だ しかしこの作品には悪魔に(死神に?)引き寄せられるがごとき強烈な魔力(魅力?)がある 

 この作品が聴き手にとってどのような位置を占めるかは聴き手自身に委ねられるけれど これだけ広く愛聴されている事実は 事実だ 死に向き合っているとも言える この当時 シューベルト自身も梅毒に感染してからは健康が回復する見込みもなく 次第に死について考えるようになっていた

 この曲集をシューベルトは最初にテノール用に書いてい他ので ペーター・シュライヤーもいいね 
今宵一枚目の音楽は ビゼー:歌劇『カルメン』全曲(ドイツ語歌唱)

 ソーニャ・チェルヴェナー(カルメン)
 ロルフ・アプレック(ドン・ホセ)
 ロベルト・ラウヘーファー(エスカミーリョ)
 マリア・クローネン(ミカエラ)
 ウルズラ・エンゲルト(フラスキータ)
 ハラルト・ノイキルヒ(レメンダード)
 ギュンター・ライプ(ダンカイロ) 他
 ライプツィヒ放送交響楽団&合唱団
 ヘルベルト・ケーゲル(指揮)

 録音時期:1960年 ケーゲルならではのとんでもない『カルメン』 カルメン役はチェコのソーニャ・チェルヴェナー その他の役はドン・ホセ役のロルフ・アプレック筆頭にドイツの歌手のキャスティング 

 「音楽とは素晴らしいものだが それを職業にしようというのは怖ろしいことである」(ジョルジュ・ビゼー)

 ビゼーというのもまた不幸な人で オペラ史上最高の有名作である「カルメン」の作曲家でありながら その「カルメン」の初演は無残なまでの失敗 相当ひどい罵詈雑言が残っているそうな
今宵一枚目の音楽は ドニゼッティ:歌劇『愛の妙薬』全曲

 ジョーン・サザーランド(S)
 ルチアーノ・パヴァロッティ(T)
 ドミニク・コッサ(Br)
 スピロ・マラス(Bs)
 マリア・カズーラ(S)、他
 アンブロジアン・オペラ・コーラス

 イギリス室内管弦楽団
 リチャード・ボニング(指揮)

 録音:1970年1月&6月 キングスウェイ・ホール ロンドン[ステレオ]

 お嬢様に恋した農夫が手に入れた「愛の妙薬」の効き目はいかに? ロマンティックコメディの最高傑作!

 19世紀前半のスペイン 所はバスク地方 地主の娘アディーナは 美貌と知性を兼ね備えたとびきりのお嬢様 今日も農民たちに 『トリスタンとイゾルデ』の物語を読み聞かせる そんなアディーナに夢中の農夫ネモリーノが物語に出てきた「惚れ薬」が気になって仕方がない 軍曹ベルコーレがアディーナを口説くのを見たネモリーノは 勇気を出して告白するがけんもほろろに そこへいんちき薬売りのドゥルカマーラが現れ 「惚れ薬」があるといいだすが…

 嘘の薬とまことの恋 幸せな気持ちになれるロマンティック・コメディ

 最大の聴きどころであるネモリーノの名アリア「人知れぬ涙」 これは自分でも歌ってみたいアリアだ 一番好きなアリアかな 「愛の妙薬」は 貴族ゼロ 庶民たちのコメディなオペラ



  ボニングのオペラ観がカラヤンとは真逆なのもいい。
 カラヤンは何が何でも自分が、ある種専制的、独裁的に指揮してる感じがする。
 歌手の声が、ひとつの楽器になってしまって、オケのなかへと遠ざかってしまう。
 それはそれで、古美術品か、青磁か、何か、そんなよく磨かれた美しさがある。
 
 カラヤンに比べると、ボニングは混沌としている。
 それぞれの歌手の個性が、奇跡のようにとけあったところに、世界が現れる。
 そして、オケも、楽器と言うより、人の声に近づく。
 
 莞爾庵日乗! ってね^^ と云ふのをみていたら出てきた文章 お借りしました

 

 今宵一枚目の音楽は ビゼー:歌劇『カルメン』全曲
 バルツァ カレーラスという当代随一の歌手を擁し 19年ぶりに再録音された『カルメン』

 カルメン:アグネス・バルツァ(メッゾ・ソプラノ)
 ドン・ホセ:ホセ・カレーラス(テノール)
 エスカミーリョ:ヨセ・ヴァン・ダム(バス)
 ミカエラ:カーティア・リッチャレッリ(ソプラノ)
 フラスキータ:クリスティーヌ・バルボー(ソプラノ)、他
 パリ・オペラ座合唱団
 シェーネベルク少年合唱団
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
 録音:1982年9月 ベルリン デジタル録音 三枚組なので最後に一枚は明日にする予定

 ヘルベルト・フォン・カラヤン(1908-1989)は レコード録音に対して終生変わらぬ情熱を持って取り組んだ 

 
「たとえていえば、脂っこいソースをかけ、腹にもたれる『カルメン』ではなく、まるでヌーヴェル・キュイジーヌみたいにあっさりと淡白で、材料の持ち味を生かした、口あたりのいい『カルメン』――カラヤンという当代随一の音楽の名コックが腕によりをかけて生み出した新鮮な演奏、それがこのディスクに聴く『カルメン』だ。ワーグナーでもヴェルディでもない、ビゼーの音楽のもつ真に地中海的なエスプリと明晰が、そこに初めて生まれ出ることができた、と私は思う。」
初出盤ライナーノーツより 1983年

「約20年の間隔を置いたカラヤンの2種の《カルメン》はまるで別のオペラみたいに異なった表現になっている。旧盤がそのドラマティックな力を徹底的に追求した、重厚な運命劇になっていたのに対して、新盤ではもっと透明で洗練された軽妙さの中に、ビゼーの音楽の持つ地中海的美感とエスプリが見事に表現されている。このオペラのベスト・レコードの一つ。」
『クラシック・レコード・ブック1000 VOL.6オペラ&声楽曲編』1986年

「カラヤンのタッチは実に精妙を極め、歌い手と管弦楽を魔術的に駆使して、素晴らしい「カルメン」を生み出している。もちろん悲劇としての緊張も欠けていない。旧盤にはなかった軽やかで爽やかな息吹と透明な色彩に満ちた音楽があり、この演奏によリ「カルメン」というユニークなオペラの真の魅力が実感される。歌手陣ではバルツァのカルメンが奔放で、独自の魅力と官能を見事に歌い出している。」
『クラシックCDカタログ89前期』1989年

 今宵一枚目の音楽は ビゼー:歌劇『カルメン』三枚組三枚目
 
 カルメン:アグネス・バルツァ(メッゾ・ソプラノ)
 ドン・ホセ:ホセ・カレーラス(テノール)
 エスカミーリョ:ヨセ・ヴァン・ダム(バス)
 
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
 録音:1982年9月  今では世界で最も有名なオペラの一つ ビゼーの生前にはヒットせず 彼の死後に人気を博した
 このオペラは音楽の宝石箱のようで ハバネラ」「闘牛士の歌」など所々に名曲が散りばめられている 
「序曲」はクラシックファンではなくても すべての人が耳にしたことがあるであろう音楽

ビゼーの代表作としては この他には『アルルの女』『真珠採り』などがあるが 真珠採り は映画でも好きで良くみる DVDを持っている

 こんな車もある ヘルベルト・フォン・カラヤンの愛車だったマルティニ・ポルシェ マエストロのテイストが反映されたカスタムメイドの一台 

 ちなみにアメリカのケネディ大統領が乗っていたのは リンカーン・コンチネンタルの特別仕様車であった
今宵一枚目の音楽は ジャコモ・プッチーニ:歌劇《蝶々夫人》SACD Hybrid

 [DISC1] 1. 第1幕 2. 第2幕 (2曲目まで)
 [DISC2] 3. 第2幕 (3曲目から)

【演奏】
 蝶々夫人:ミレッラ・フレーニ(ソプラノ)
 ピンカートン(アメリカ海軍士官):ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)
 スズキ(蝶々夫人の召使):クリスタ・ルートヴィヒ(メッゾ・ソプラノ)
 シャープレス(アメリカ領事):ロバート・カーンズ(バリトン)
 ゴロー(結婚仲介人):ミシェル・セネシャル(テノール)
 僧侶(蝶々夫人の叔父):マリウス・リンツラー(バス) 他
 ウィーン国立歌劇場合唱団(合唱指揮:ノルベルト・バラッチュ)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)

【録音】1974年1月28-31日 ウィーン

 明治20年代 日清戦争を目前にした長崎 アメリカ海軍士官ピンカートンが 周旋屋のゴローに家を頼み 月極契約のかりそめの結婚をすることに
 ピンカートンはシャープレス領事に 軽薄で傲慢な態度を示す
「世界の全ての土地の花と 全ての美しい女の愛を 自分の宝にしなければ満足できない」
 (アリア「ヤンキーは世界中どこでも」)
 蝶々さんとの結婚は「愛か気まぐれかわからないが 羽を傷めてでも捕まえたい」と そして「私が本当に結婚する日とアメリカの花嫁のために」乾杯 シャープレスは「蝶々さんは真剣な愛を求めている」と忠告 

 蝶々さんが 「なんと広い空 なんと広い海!」と感嘆する友人と共に 「私は愛に誘われて来たのです」と登場 武士の娘だったが父が死に 生計のために芸者に それは恥ずかしいことではない事 そして15歳だと 親戚もやって来て いとこは「ゴローにピンカートンとの結婚を勧められ 蝶々さんは控えにすぎない」 などと話す ゴローが結婚式の準備を進め 蝶々さんは前日にキリスト教に改宗 結婚式が済んだ頃 叔父のボンゾが現れ 蝶々さんの改宗を怒る 夜の帳が降りて ピンカートンと蝶々さん二重唱「夕闇が訪れた」
「初めてお目にかかった時からあなたが好きでした…私に幸せをください… 生涯をかけて

 1974年録音 カラヤン2度目の全曲盤 カラヤンの完璧な統率力と、抒情性と劇性を見事に歌いこなした蝶々夫人役のフレーニの名唱 パヴァロッティらの歌手陣 「蝶々夫人」最高の録音か 主役2人のフレーニ&パヴァロッティ 叙情オペラにふさわしいコンビ 両者の瑞々しい美声と感性が垣間見える

 宮崎あおいの主演したドラマも良かったな DVDに撮ってあったかな

 今宵一枚目の音楽は ヴェルディ:歌劇『椿姫』全曲

 イレアーナ・コトルバシュ(S:ヴィオレッタ)
 プラシド・ドミンゴ(T:アルフレード)
 シェリル・ミルンズ(Br:ジェルモン)
 ステファニア・マラグー(Ms:フローラ) 他
 バイエルン国立歌劇場合唱団
 バイエルン国立管弦楽団
 カルロス・クライバー(指揮)
 録音:1976&77年(ステレオ)

 鋭利なフォルテ 強弱の振幅 歌手の感情表現の高揚に合わせ速度を上げていく劇的な手法 すごい演奏 若きクライバーの心意気 亡くなってから18年が過ぎた今日でも 今なお 天才の生き生きとした演奏は人々の記憶から消え去ることはない 主役級の歌手にイタリア人がいなくて さらにオーケストラはドイツ 指揮者クライバーはアルゼンチン育ちのオーストリア人 録音当時は異色の組み合わせだったが 40年経った今日でも その斬新な輝きは失われていない
 
 

 今宵一枚目の音楽は 昨日のつづき 昨日は一枚目の後FM放送を聞いた

 ヴェルディ:歌劇『椿姫』全曲

 イレアーナ・コトルバシュ(S:ヴィオレッタ)
 プラシド・ドミンゴ(T:アルフレード)

 バイエルン国立歌劇場合唱団
 バイエルン国立管弦楽団
 カルロス・クライバー(指揮)
 録音:1976&77年(ステレオ)

 この作品の前奏曲は ヴェルディが書いた最も哀切で繊細な音楽だ ヴェルディが一人の女性の心情にこれほど共感し ともに泣くような音楽を書いたのは後にも先にもこの椿姫しかないと思う

 今宵一枚目の音楽は ヨハン・シュトラウス2世:喜歌劇『こうもり』全曲

 アイゼンシュタイン:ヘルマン・プライ(バリトン)
 ロザリンデ:ユリア・ヴァラディ(ソプラノ)
 アデーレ:ルチア・ポップ(ソプラノ)
 フランク:ベンノ・クッシェ(バス)
 オルロフスキー:イヴァン・レブロフ
 アルフレート:ルネ・コロ(テノール)
 ファルケ:ベルント・ヴァイクル(バリトン)、他
 バイエルン国立歌劇場合唱団
 バイエルン国立管弦楽団
 指揮:カルロス・クライバー

 録音時期:1975年10月 音楽が躍動し新鮮な息吹が陶酔を誘う圧倒的なこの演奏 クライバーの録音の中でも屈指の名盤として知られています (ユニバーサルミュージック)

 美しく青きドナウに続く名作中の名作である喜歌劇「こうもり」 親しみやすい音楽は世界中で知らない人はいないと言っても過言ではなく そして今回その名曲を指揮しているのが天才エーリヒ・クライバーの息子であるカルロス・クライバー 誰でも知っているか

「もうこれ以上の『こうもり』など絶対に無い」という人もいる ロシアのオルロフスキー公爵役は 宝塚のように男装した女性のメゾソプラノがやる それが元気のいい演技と声であると盛り上がる クライバーの「こうもり」では 1986年収録のクライバー指揮のヨハン・シュトラウスの喜歌劇「こうもり」が映像として見ることができるはずだが どうだったかな 廃盤かな


 今宵一枚目の音楽は 昨日の続き 最近7時半からFM放送を聴くことが多い

 と云ふことで シュトラウス2世:喜歌劇『こうもり』

 アイゼンシュタイン:ヘルマン・プライ(バリトン)
 ロザリンデ:ユリア・ヴァラディ(ソプラノ)
 アデーレ:ルチア・ポップ(ソプラノ)
 フランク:ベンノ・クッシェ(バス)
 バイエルン国立管弦楽団
 指揮:カルロス・クライバー

 二枚組二枚目 このJ.シュトラウスの『こうもり』 「オペレッタ」というジャンルに属し オペレッタは オペラから「笑い」の要素を強調して派生したもの 「喜歌劇」と呼ばれる オペレッタは軽いと思われがち 一流歌劇場では上演されないが この『こうもり』は別格 物語が大晦日のパーティを軸としていることからも 特にドイツ語圏の歌劇場では 年末年始の定番レパートリー
 
 まずウィンナ・ワルツでおなじみのJ.シュトラウスの音楽がすばらしく どの曲も耳当たりがいい 誰でも気軽に楽しむことができる それに 登場人物が個性的で飽きない アイゼンシュタイン ロザリンデ夫妻はもちろんのこと 「こうもり博士」のファルケ おてんば娘の女中アデーレ 他にも脇役の最後の一人まで 客席を笑わせてくれる
 
  第2幕 ロシアの貴族オルロフスキー公爵のパーティが舞台 このパーティの中で 本当にコンサートをやってしまう演出もよくある 『こうもり』の物語とは関係のないパーティ内のコンサート 例えば 有名オペラ歌手を招いてオペラ・アリアを歌うとか オーケストラがワルツを奏でるとか バレエが催されることも オペレッタ『こうもり』を観ているのに 他のコンサートも味わえるなんて 得した気分になることもうよくある 


 今宵二枚目の音楽は ブルース・マスターズVA

 マイティー・サム・マックレイン
 ロバート・ルーカス
 テリー・エヴァンス
 ロイド・ジョーンズ
 ロニー・アール & ブロードキャスターズ
 ジョー・ブレッド フューチャリング ロニー・アール & ブロードキャスターズ
 シャーマン・ロバートソン
 ダグ・マックロード

  フォーマット:xrcd24 Super Analog

 7. シェド・ア・ティア / ロバート・ルーカス
 8. アイル・ビー・ラフィング / ロイド・ジョーンズ
 9. チリ・バ・ヒュー / ロニー・アール & ブロードキャスターズ
 10. アイ・ワンダー・ホワイ / シャーマン・ロバートソン
 11. フーズ・トゥルース・フーズ・ライズ / ダグ・マックロード
 12. ガット・トゥ・ハヴ・ユア・ラヴ / マイティー・サム・マックレイン

 その後FM放送 ベストオブクラシック ノルウェーのコンサート(2)ノルウェー放送管の演奏会


 今宵一枚目の音楽は モーツァルト:歌劇『魔笛』 K.620 

 ザラストロ/フランツ・クラス(バス)
 夜の女王/ロバータ・ピータース(ソプラノ)
 パミーナ/イヴリン・リアー(ソプラノ)
 タミーノ/フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール)
 パパゲーノ/ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
 パパゲーナ/リーザ・オットー(ソプラノ)
 弁者/ハンス・ホッター(バス)
 モノスタトス/フリードリヒ・レンツ(テノール)
 第一の侍女/ヒルデガルト・ヒレブレヒト(ソプラノ)
 第二の侍女/ツヴェトゥカ・アーリン(ソプラノ)
 第三の侍女/ジークリンデ・ヴァーグナー(メゾ・ソプラノ)、他
 RIAS室内合唱団(合唱指揮:ギュンター・アルント)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 カール・ベーム(指揮)

 録音時期:1964年6月18-25日  三枚組なのでその一枚目  オーストリア生まれの巨匠指揮者カール・ベームはモーツァルトを得意としており 交響曲全集をはじめとした数多くの作品を録音 この歌劇『魔笛』は自身2度目の録音だ

 宮廷作曲家の職は得たものの サリエリらイタリア勢が幅をきかせる情勢にあっては 満足な仕事を得られず 困窮の極みに達していたモーツァルト そんな天才に10年来の友人 アウフ・デア・ウィーン劇場の支配人であったエマヌエル・シカネーダーが新作歌劇を依頼 シカネーダーは元々旅回りのジングシュピールの一座だった ウィーンに腰を据えるにあたり 看板となる歌劇を欲していた 天才が経済的に困窮していた事もあり 契約は成立 シカネーダーはモーツァルトの作曲が捗る様 作曲小屋迄建てた この小屋は現在でも観光名所となっているらしいがまだ見たことはない この歌劇をほぼ完成したモーツァルト 途中でもう一つの大作、 皇帝ティートの慈悲』を手掛ける 因みに モーツァルトが『魔笛』を”放置”したまま自らの依頼とは異なる作品に着手した事を知ったシカネーダーが早く『魔笛』を完成させる様 催促したところ モーツァルトは「スコアは完成しているよ」と言った シカネーダーは「何処にスコアがあるんだ?」と訊ねるとモーツァルトは「此処だよ」と言って頭を指し示したという 映画『アマデウス』でもこれが変形して使用されている 天才の作曲の仕方を物語るあまりに有名な逸話である



 今宵一枚目の音楽は 歌劇『魔笛』 K.620 

 ザラストロ/フランツ・クラス(バス)
 夜の女王/ロバータ・ピータース(ソプラノ)
 パミーナ/イヴリン・リアー(ソプラノ)
 タミーノ/フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール)
 パパゲーノ/ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
 パパゲーナ/リーザ・オットー(ソプラノ)
 
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 カール・ベーム(指揮)  すでに二枚目に入りそれも聴き終わり

 
 今宵二枚目の音楽は 三枚組三枚目 王子のタミーノは 大蛇に追われて失神したところを夜の女王の三人の侍女に救われる 夜の女王は悪漢のザラストロにさらわれた娘パミーナ の救出をタミーノに命じ タミーノは侍女たちから与えられた「魔法の笛」を手に 鳥刺しのパパゲーノと連れ立ってパミーナのところへ向か だが 実はザラストロは「光の世界」を支配する徳の高い高僧 パミーナをさらったのは「闇の世界」の支配者である夜の女王からパミーナを救うためだった タミーノはパミーナと結ばれるために「試練」を受けることになるが… 

 有名だからこれ以上は書かない ちょうど今 〈パパパの二重唱〉が終わった所


 今宵一枚目の音楽は モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』 
 意外にもカラヤン初録音となった『ドン・ジョヴァンニ』 彼の最後のモーツァルト・オペラ録音 三枚組一枚目 

 ドン・ジョヴァンニ:サミュエル・レイミー(バリトン)
 騎士長::パータ・ブルチュラーツェ(バス)
 ドンナ・アンナ:アンナ・トモワ・シントウ(ソプラノ)
 ドン・オッターヴィオ:エスタ・ウィンベルイ(テノール)
 ドンナ・エルヴィラ:アグネス・バルツァ(メッゾ・ソプラノ)
 レポレッロ:フェルッチョ・フルラネット(バス)
 マゼット:アレクサンダー・マルタ(バス)
 ツェルリーナ:キャスリーン・バトル(ソプラノ)
 ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
 録音:1985年1月 ベルリン  今日は二枚目途中くらいまで

 音楽に覆い包まれた時間があるカラヤンの演奏 娘を誘惑してその父親を殺し 石像として現れた父親の幽霊に地獄へ連れていかれる伝説の色事師"ドン・ファン伝説"をもとにした 劇的で疾走感に満ちた展開のオペラだ デモーニッシュな魅力あふれる主人公と憎めない性格の従者レポレッロ 対する女性達の数々の美しいアリア 石像との息詰まる対決とそれに続くラストの地獄落ちは 圧巻のクライマックス 映画「アマデウス」の演出もいいね



 今宵一枚目の音楽は モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』 
 第二幕より
 ドン・ジョヴァンニ:サミュエル・レイミー(バリトン)
 騎士長::パータ・ブルチュラーツェ(バス)
 ドンナ・アンナ:アンナ・トモワ・シントウ(ソプラノ)
 ドン・オッターヴィオ:エスタ・ウィンベルイ(テノール)
 ドンナ・エルヴィラ:アグネス・バルツァ(メッゾ・ソプラノ)
 レポレッロ:フェルッチョ・フルラネット(バス)

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)

 登場人物のキャラクターも魅力的だ 主人公のドン・ジョバンニ 「年齢も体型も肌色も関係なく 全ての女性を平等に愛する」男性 身分が高く金持ちで 容姿もよく たぶん人間も大きいかも 手癖が悪い以外は 多くの女性を虜にする まさに理想の男性か 面白いのは彼を巡る3人の女性たち いきなり襲われるれるドンナ・アンナは復讐に燃える それでもドン・ジョバンニに惚れている 婚約者ドン・オッターヴィオには見向きもしない ツェルリーナは小悪魔 自分からドン・ジョバンニに迫りながら 拗ねた夫マゼットとよりを戻すために色々 ドンナ・エルヴィーラの愛はストレートだ 少ししつこいかな オペラが一つでも解釈は演出家分ある これが面白い



 今宵一枚目の音楽は レオンカヴァッロ / 歌劇《道化師》

 カニオ・・・プラシド・ドミンゴ
 ネッダ・・・テレサ・ストラータス
 トニオ・・・ホアン・ポンス

 作曲:ルッジェーロ・レオンカヴァッロ
 指揮:ジョルジュ・プレートル
 演奏:ミラノ・スカラ座管弦楽団・合唱団


 南イタリアのカラブリア地方の村 旅回りの一座が今年もやって来たる 座長のカニオとその若い妻ネッダ トニオら一座 今晩の舞台の宣伝に余念が ところが 今の生活に飽いているネッダ 村の青年シルヴィオと密会して駆落ちの約束を 一方ネッダに横恋慕して手ひどく拒絶されたトニオ 腹いせに夫のカニオを密会の場所に連れて行く シルヴィオは逃げ出し カニオは嫉妬に狂ってネッダの不貞をなじるが 舞台の時間が迫り 嘆きながら道化師のメイクを始める 
 一座の舞台が始まるとカニオは 滑稽な浮気物語の道化師役を演じるうちに しだいに現実と芝居の区別がつかなくなり…

 カニオがネッダとシルヴィオを刺す

 観客は迫真の演技に盛り上がるが それは既に芝居ではなく カニオは「相手の名前を言え!でなければ殺す!」と絶叫し 観客はようやく様子がおかしいことに気付きだす 

 ネッダが「私の愛は強い 死んでも名前は言わない!」と返すと カニオは怒りを爆発させてネッダの胸を刺す ネッダはシルヴィオの名を叫び倒れ 客席からシルヴィオが駆け寄る
 カニオはシルヴィオも刺し 観客は慌てふためく
 
 カニオが最後に「喜劇はこれで終わり」と観客に語りオペラが終わる



 モーツアルト忌

 1791年12月5日 天才音楽家 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが35歳の若さでその生涯を閉じる 


 あまりに早すぎる死 モーツァルトの900曲以上の楽曲が残る そのジャンルは多岐に渡り、五大オペラ(「後宮からの誘拐」「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」「コジ・ファン・トゥッテ」「魔笛」)を始め 宗教音楽 交響曲 協奏曲 ピアノソナタなど傑作揃いだ

 死因は 公式記録みよると「急性粟粒疹熱」 モーツァルトが妻のコンスタンツェに毒を盛られたと話したことなどから いろんな噂が流布されている 

 父レオポルトは息子が天才であることを見出し 幼少時から音楽教育 3歳のときから クラヴィーア(ピアノの前身)を弾き始め 5歳のときには 最初の作曲 モーツァルト親子は何度もウィーン パリ ロンドン およびイタリア各地に大旅行 モーツァルトはほとんどの音楽教育を外国または旅行中に受けたと思われる

 1762年 シェーンブルン宮殿でマリア・テレジア御前演奏した際 宮殿の床で滑って転んで 6歳のモーツァルトはその時手を取った7歳のマリア・アントーニアのちのマリー・アントワネット(マリア・テレジアの娘)にプロポーズしたという逸話がある 

 妻・コンスタンツェとの間に4男2女をもうけたが 4人は乳幼児のうちに死亡 成人した2人の男子はどちらも子どもを残さなかったため モーツァルトの直系の子孫は居ない


 今宵一枚目の音楽は モーツァルト:歌劇《後宮からの逃走》K.384

【演奏】
 エディタ・グルベローヴァ(ソプラノ/コンスタンツェ)
 キャスリーン・バトル(ソプラノ/ブロンデ)
 エスタ・ウインベルイ(テノール/ベルモンテ)
 ハインツ・ツェドニック(テノール/ペドリロ)
 マッティ・タルヴェラ(バス/オスミン)、他
 ウィーン祝祭合唱団
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ゲオルク・ショルティ(指揮)

【録音】1985年12月 
 モーツァルトがコンスタンツェとの結婚を控えた幸福の時期に書かれた作品



  今宵一枚目の音楽は 昨日の再聴 久し振りなので三幕をもう一度

 モーツァルト:歌劇《後宮からの逃走》K.384

【演奏】
 エディタ・グルベローヴァ(ソプラノ/コンスタンツェ)
 キャスリーン・バトル(ソプラノ/ブロンデ)
 
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ゲオルク・ショルティ(指揮)


  今宵二枚目の音楽は ビゼー:歌劇「カルメン」
 
 マリア・カラス(カルメン)
 ニコライ・ゲッダ(ドン・ホセ)
 ロベール・マサール(エスカミーリョ)
 アンドレア・ギオー(ミカエラ) 他
 ルネ・デュクロ合唱団
 パリ・オペラ座(国立歌劇場)管弦楽団
 ジョルジュ・プレートル(指揮)
 録音:1964(ステレオ) 二枚組一枚目
 (2SACD)(Hybrid)  自由に恋し 情熱に生きる 魔性の女に魅せられた男の運命


  シンフォニー記念日
 1914年(大正3年)のこの日 ベルリンから帰国した山田耕筰作曲の初の和製交響曲「かちどきと平和」を帝国劇場で発表


  音の日
 日本オーディオ協会が1994(平成6)年に制定 1877年 エジソンが自ら発明した蓄音機で音を録音・再生することに成功 オーディオや音楽文化・産業の一層の発展を図り 音について考える日 

 今宵一枚目の音楽は ビゼー:歌劇「カルメン」
 
 マリア・カラス(カルメン)
 ニコライ・ゲッダ(ドン・ホセ)
 ロベール・マサール(エスカミーリョ)
 アンドレア・ギオー(ミカエラ) 他
 ルネ・デュクロ合唱団
 パリ・オペラ座(国立歌劇場)管弦楽団
 ジョルジュ・プレートル(指揮)
 録音:1964(ステレオ) 二枚組二枚目
 (2SACD)(Hybrid)

 このオペラ史上屈指の人気作は 恋愛と失恋がもたらす悲劇という明快なお話 変化に富んだドラマティックな展開 何と言っても極上の名曲・名旋律 各幕の前奏曲や間奏曲はオーケストラ公演の定番だ カルメンの「ハバネラ」「セギディーリャ」 エスカミーリョの「闘牛士の歌」 ドン・ホセの「花の歌」 ミカエラの「何を恐れることがありましょう」等々 有名アリアが多い 「ジプシーの歌」をはじめ重唱や合唱の名曲も多く カルメンとホセが対決する最終場面の二重唱は息を呑むこと間違いなし 初めて観るオペラとしてもこれ以上の作品はない
今宵一枚目の音楽は 『ヴェルディ・アット・ザ・メト〜レジェンダリー・パフォーマンス』

 Disc1〜2】歌劇『椿姫』一枚目  文章はタワーレコードより拝借しました

 ヤルミラ・ノヴォートナ(ヴィオレッタ)
 ジャン・ピアース(アルフレード)
 ローレンス・ティベット(ジェルモン) 他
 エットーレ・パニッツァ(指揮)
 [録音:1941年11月29日:ライヴ] 文章はタワーレコードより拝借しました


 1941/42年シーズンに最初にライヴ中継された公演で、20世紀中盤のメトの看板歌手の一人、テノールのジャン・ピアースのメト・デビュー公演となったもの。気品あるヴィオレッタを演じるノヴォートナのヴィオレッタはこれが唯一の記録。指揮のパニッツァは1920年代にトスカニーニのもとでミラノ・スカラ座の指揮者を務め、1934年にメト・デビュー後、メトのイタリア・オペラ上演を一手に担った名匠です。
今宵一枚目の音楽は 『ヴェルディ・アット・ザ・メト』

 Disc2】歌劇『椿姫』二枚組二枚目 

 ヤルミラ・ノヴォートナ(ヴィオレッタ)
 ジャン・ピアース(アルフレード)
 ローレンス・ティベット(ジェルモン) 他
 エットーレ・パニッツァ(指揮)  

 椿姫には次の四つがある

 
 椿姫小説 アレクサンドル・デュマ・フィス/作(1848年)
 ラ・トラヴィアータ(椿姫)オペラジュゼッペ・ヴェルディ/作曲(1853年)
 アルマンとマルグリット バレエ フレデリック・アシュトン/作(1963年)
 椿姫 バレエ ジョン・ノイマイヤー/作(1978年)

 今宵は文学の椿姫を書いておこう 

 <あらすじ>


 19世紀半ば パリの裏社交界 若さと美しさを武器に男から金を吸い上げる高級娼婦たちが騒々しく派手な生活 いつも椿の花で身を飾っているマルグリット・ゴーチェはその中で最も美しく金使いの荒い女のうちの一人 が 肺を患っており 自分の命がそんなに長くない事を知っていた 罪深い女としての惨めな末路が見えて来たマルグリット 心の救いを求めながらも得られず 放埓な生活で死の不安を紛らわせ 病状が悪化 
 そこへアルマン・デュヴァールという青年が現れ マルグリットの身体を心配し 心からの愛を告白 マルグリットは心を動かされ アルマンを商売抜きの愛人に 世間知らずで純粋なアルマンの愛 男と嘘と金銭トラブルでまみれたマルグリットの生活と摩擦が マルグリットは次第に彼の一途な愛に心を奪われるようになる パリでの贅沢な生活は意味を失い マルグリットはパトロンたちとも高級娼婦としての生業とも縁を切り そして静かな郊外でアルマンとのつつましく清らかな愛の生活に 
 しかし二人の仲はアルマンの父親の知るところとなり 父親はマルグリットを訪れ 「たとえ二人の愛が本物であり あなたが改心したと言っても 一度道を踏み外した女を世間は許さない 息子を本当に愛しているのなら 今のうちに別れて欲しい 」と説得 父親の説得に現実に帰ったマルグリット アルマンの将来を守るため 唯一の希望である愛の生活をあきらめて身を引く パリに戻ったマルグリット 心ならずも新しいパトロンを作り 高級娼婦稼業に戻る 事情を知らないアルマンは裏切られたと思い込み 彼女をさいなむ事に激しい情熱を傾けた挙句 傷ついた心を抱いて外国へ 
 身も心も深く傷ついたマルグリットの病状は悪化 ついに死の床に 世間からは全く忘れ去られ 誰からも見捨てられてしまったが 心の中はアルマンへの愛に満たされた いつかアルマンが別れの本当の理由を知る事を願って 事の顛末を手記に書き記し 自分の死後アルマンに渡してくれるように と友人に託す アルマンはマルグリットの危篤を知り 急いでパリへ向かったが 間に合わず マルグリットは最後までアルマンへの愛を唯一の希望として 孤独のうちにその短い生涯を終える 


   
小説           オペラ
マルグリット・ゴーチェ ヴィオレッタ・ヴァレリー
アルマン・デュヴァール アルフレード・ジェルモン
父親デュヴァール氏    ジョルジョ・ジェルモン
マルグリットの友人の娼婦 フローラ
マルグリットのパトロン ドゥフォール男爵
マルグリットの最期を看取る召使 ナニーヌ


 初演は失敗であったと 失敗の原因は 歌手たちと役柄の声域がうまくマッチしていなかった とか 主役のヴィオレッタを歌ったソプラノ歌手が太りすぎていて 肺を病んで死んでいく薄幸の美女にはとても見えずに滑稽だった ヴェルディも「私の音楽が悪いのか 歌手が悪いのか」と悩んだ 今では代表的な名作オペラとしてあちらこちらで上演されているところを見ると 「ヴィオレッタ超太りすぎ・健康優良児説」は正解なのかも・・・
 
 物語はラストが小説とは違い まだヴィオレッタの息のあるうちにアルフレードが帰って来て二人は愛を確かめあう また 父親のジェルモンもヴィオレッタに別れを迫った事を後悔し 謝罪に訪れる そしてヴィオレッタは二人と忠実な召使のナニーヌに囲まれ 息を引き取る 他にも違いは幾つかあるが 小説と舞台という表現方法の違いだ



 今宵一枚目の音楽は 『ヴェルディ・アット・ザ・メト』


 Disc17-18:歌劇『ナブッコ』二枚組一枚目
 1960/61年のシーズンを飾ったメト史上初の『ナブッコ』上演となったプロダクションの再演の記録 

 コーネル・マックニール(ナブッコ)
 レオニー・リザネク(アビガイッレ)
 エウジェニオ・フェルナンディ(イズマエーレ)
 チェーザレ・シエピ(ザッカリア)、他
 トマス・シッパース(指揮)
 メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
 録音時期:1960年12月3日
 
 上から取ればよかったがうっかり下の方から抜き出したので こんな順番 

 あらすじ

 バビロニア王ナブッコの長女のアビガイッレ バビロニア軍を率いてエルサレムに攻め込む 
 エルサレムの祭祀長ザッカーリアは かねてから人質にとっていたナブッコの次女フェネーナを盾とするが 密かにフェネーナを愛しているエルサレム王のおいイズマエーレによって解放され バビロニアが勝利
 勝利に酔ったナブッコ 「自分は神だ」などと宣言したため 天罰の稲妻を受け錯乱 妾の娘であるため王位継承権のないアビガイッレは 巧みに王座を奪う
 ついでアビガイッレは 正妻の娘であるフェネーナにも復讐する 彼女の処刑を命じる文書をつくり 父ナブッコをだまして署名させる 
 罪を悔いたナブッコ 自分の傲慢さを悔や 部下とともにフェネーナの救出に
 すべてが露見したアビガイッレは罪を悔いて自殺する 


 紀元前587年のバビロンとエルサレムを舞台にしたお話 バビロニア王ナブッコはユダヤの国エルサレムに人質となっている娘フェネーナを助けるためにエルサレムを攻撃 フェネーナを救出しエルサレムの町を破壊して多くのユダヤ人捕虜を祖国バビロニアに連れて帰える

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