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労働組合運動・労働問題関連コミュの大学教官・教員とは何か?

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大学教官・教員とは何か?

去年、革マル派指導下の全学連は、東日本大震災における政府の被災者切り捨て、原発反対闘争に300名以上の学生を動員した。

日共、中核派、その他のセクトの動員はゼロであった。

公安警察は、その機関誌『治安ファーラム』で「革マル派学生運動の復活」を認めた。

各党派の大学論を振り返りたい。

共産同(ブント)「大学は国家権力の末端機構であり、大学教授は警察官と同じ存在である」

解放派「大学は労働力の生産工場である」

「食べる、寝る、レジャーで憂さ晴らしをする、性交する、教育を受ける」過程は消費過程としての「労働力の再生産過程」であり、

大学は「労働力の生産工場」ではない。

解放派はマルクス主義の初歩する理解していなかった。

中核派、ある場合には「学問、真理の探究の場」だと言い、ある場合には「革命の出撃拠点」だと言った。

要するに理論が無いのである。

日共=民青「学問、真理の探究の場であり、学生、教官・教員、職員の三者の自治による『解放区』でなければならない」

教授会が反対する学生のストライキは学生と教授会の統一を破壊するものだから、暴力によって粉砕すべきである。

日共は地区委員会所属の労働者民青まで動員してストライキ学生を襲撃した。

沖縄では革マル派系学生を殺した。

日共は国家権力や私大資本家の支配から独立した「解放区」としての大学を妄想していた。

革マル派「教育的上部構造論」

大学教授は国家権力や私大資本家の支配から自由にはなれない(日共に対する批判)。

国家権力の手先として行動する事も多い。

しかし、共産同のように「大学教授=警察・軍隊」とするのも間違いである。

大学教授は「文化の担い手」であり「教育的上部構造」を形成している。

たとえ、国家や私大資本家に雇用されていても、国家権力、資本から相対的自立性を持つ。

文化の担い手であるからである。

また、帝国主義権力者は、自分達の国家では「反対体制的な学問」の研究、教育も自由だとし、

こうした自由が無いスターリン主義国家に対する優位性を持つ(北朝鮮、中国、ベトナムには学問の自由は無い)事と対比して資本主義の優位性を誇示してきた。

革マル派系学生が300人以上に回復した。これは1970年並みの数字である。

革マル派系学生ではないマルクス主義に関心がある学生は5000人以上居るだろう。

問題は彼等を正しいマルクス主義に導く事が出来る大学教員が、ほとんど居ない事にある。

社会党・総評の崩壊、ソ連の崩壊、中国・ベトナムの資本主義化の下で多くのマルクス経済学者が、マルクスを捨てた。

もともと、彼等は腐敗した人間であった。

大塚久雄は「戦後、一貫して天皇制を否定」しておきながら天皇からの勲章を拒否せず、その事を批判した大塚学派の者はゼロであった。

向坂逸郎は、弟子の岡崎次郎が翻訳した『資本論』を自分が訳したと虚偽を言って岩波文庫から出版させた。

腐りきったマルクス経済学者を一掃し、新たなるマルクス系学問を構築しなければならない。

イスラーム革命派との対話も不可欠である。

イラクのバキルはマルクス主義を超克せんとしたイスラム主義者の哲学・経済学者である(サダム・フセインによって処刑された)。

イランのアリ・シャリアティもサルトルの下で学び、マルクス主義の超克を目指した哲学者(パーレビーの秘密警察によって暗殺された)である。

現在、革マル派はイランのホメイニ国際神学校の校長(イランの最高指導者であるアヤトラ・ハメネイの側近)と対話している。

また、革マル派の『サダム・フセイン架空裁判』という英語の本が、イスラム世界で飛ぶように売れている。

21世紀の共産主義者はイスラム主義者とも統一戦線を組まなければならない。

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