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労働組合運動・労働問題関連コミュの国労、千葉動労の実態(1)

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国労、千葉動労の実態(1)


1970年代の国労書記長・総評事務局長・衆院議員の富塚三夫と、その軍師・細井宗一は、田中角栄の私邸で、ランクアンドファイルの下部労働者をいかにして抑えるかを酒を飲みながら話し合った。

日共党員の細井は大尉で、角栄は2等兵で、細井は角栄を戦争中、可愛がっていた。

国労には革同(革新同志会・革同会議)という派閥があった。動労には政研(政策研究会)という派閥があった。

両者は労農党支持の派閥で、革同には日共が、政研には革マル派が加入戦術を行い、革同、政研における日共、革マル派のヘゲモニーが確立した。

マル生粉砕闘争(1971年に国労、動労が全面的に勝利)の主戦場は首都圏の動力車職場(運転士、機関士の職場)であった。

革マル派が「鉄労解体」を掲げたに対し革同、民同(社会党員)の幹部は「鉄労との対立は毛沢東の言う内部矛盾であり鉄労解体の闘いなどすべきではない」と公言した。

首都圏の運転士、機関士の半分は国労の革同の指導下にあり、半分は動労の革マル派の指導下にあった。

国労・革同の下部活動家は、革同・日共幹部の命令を無視し革マル派と統一戦線を組んだ。

この革マル派・革同の共闘がマル生粉砕闘争の勝利の一因となった。

富塚は公然と銀座の高級クラブに通い、女優、歌手とセックスし、一晩に100万円も飲んだ。

国労の民同、日共の幹部は、銀座の女を持っていた。

クラブのママに100万円、払い、その内、50万円をキックバックしてもらい自己の私有財産としていたのである。

日共党員のボスである細井宗一、徳沢一、嶋田俊男も富塚から莫大な金をもらっていた(国労・無党派革同・最高幹部=子上昌幸が証言)。

国労は頻繁に集会を開いた。しかし、主催者発表と警察発表では参加者数が違う。

国労発表では1万人、警察発表では5000人と言うように。

国労は集会参加者に日当を払う。

1人、2000円だと仮定しよう。

国労発表が正しいとして払うのだから財政部長は、2000万円を出す。

しかし、ほとんどの左翼の集会の人数は警察の数字が正しい。

そうだとすると1000万円の日当は組合員に渡らず、国労幹部の収入になる。

その金によって民同、日共の国労幹部は銀座に通い、有名女優とセックスするのである。

名古屋に「横山としあき」という国労幹部(衆院議員)が居た。

無一文の労働者であった民同の横山は、国労幹部の地位を利用して名古屋の大地主になった。

大地主と言っても農業用地ではなく、オフィス街のビルが建つ土地を獲得したのである。

横山の娘は名古屋で贅沢三昧で、この事を知らない者は名古屋の政財界には居ない。

こうした富塚派民同や70年代革同とは異質の1980年代以降の向坂派、日共は、どうなのか。

「国鉄分割民営化反対闘争」を展開していた向坂派と岩井章派の民同は、ソ連のKGBから莫大な金をもらっていた。

しかも、向坂は暴力革命論に転向したと言う。ソ連共産党の革命論を採用したのである。

日共はどうなのか。

ソ連崩壊と同時に新進気鋭のロシアのジャーナリスト集団がKGBの秘密文書保管庫に突入し、その内容を暴露した。

フランス共産党、イタリア共産党、イギリス共産党など全世界のソ連派左翼、日本赤軍のような国際テロ集団への資金援助の実態が明らかになった。

しかし、日本に関する文書の内、1975年以降の部分が破り取られており、この隠蔽工作を、当時、モスクワに居た日共党員か日本担当のKGB幹部が記録文書を隠蔽したに違いない。

1970年代後半と言えば、日共がユーロコミュニズムの路線を捨てて、ソ連派に回帰していった時代である。

スターリンを公然と讃美していたスカーギルを委員長とするイギリス炭鉱労組の国有であった炭鉱の民営化、解雇反対闘争と、ソ連派の二大集団である日共・協会向坂派の国鉄分割民営化反対闘争は、KGBの命令によって行われたものである。


当時、レーガン大統領に全世界で最も忠実であったイギリスのサッチャー政権、日本の中曽根政権を打倒するために、英国炭鉱スト、日本の国労の闘争を利用するというのがKGBの世界戦略であった。

国労・修善寺大会で日共、向坂派は「60年安保のように闘おう」をスローガンとした。

「60年安保闘争」が岸内閣を打倒したように中曽根内閣を打倒しようと夢想した。

「スターリン主義打倒」の党である革マル派が、ソ連のKGBの「やらせ」の「闘争」と一線を画したのは言うまでもない。

修善寺大会で、政府への全面降伏を主張した富塚派、社会主義協会太田派の執行部が打倒され、向坂派・日共の国労執行部が樹立された。

国労のKGBの走狗である執行部が誕生したのである。

富塚派、太田派は、組合費を横領し私腹を肥やしてきた労働貴族であった。

では向坂派・日共のKGB派の新執行部はクリーンだったのか?

向坂派・日共の国労執行部の政府に対する屈服を糾弾した千葉動労の中核派はクリーンであったのか。

この問題に関する考察は次回に行う。

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