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演劇情報 〜東京版〜コミュの小宮さん×鄭義信さんのひとり芝居第2弾です。

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小宮孝泰一人芝居
『線路は続くよどこまでも』
作・演出:鄭義信 出演:小宮孝泰

「鄭さん、僕の父は朝鮮鉄道に勤めていたんですよ。」
この小宮孝泰の一言が作家・鄭義信氏の創作意欲に火をつけた・・・

 2001年に人気作家水谷龍二氏の作・演出で一人芝居「接見」を発表。その後もライフワークとして、同作品を国内はもちろん、海外でも演じ続け、上演回数実に100ステージを超えた小宮孝泰が、満を持して新作に挑戦いたします。

 接見以来“仕事の誇り”に関心を寄せている小宮が次の題材として思い浮かべたのは朝鮮半島からの引揚者であり、戦時中、朝鮮鉄道の助役として勤務していた父であった。

 今作品では、侵略の象徴としてマイナスのイメージが強く今ではほとんど忘れ去られている朝鮮鉄道。軍事目的だけではなく地域の物資の輸送・移動手段として、発展になくてはならないものであった鉄道を支えてきた、名もなき人々に焦点を当てます。
鄭義信氏という作家の筆力をお借りし、アジアと日本、歴史に埋もれた人々がどう蘇り、小宮孝泰という役者を通してどう表現されるのか・・・?
ご期待ください!

作家、演出家・鄭義信
 戦後になってブラジルに移民した人たちに、取材をさせてもらったことがある。そのうちの一人に、中国で鉄道員をしていたという方がいらした。日本にやっとの思いで戻ってきて、それからまた別の国に移住するのは、よほどのエネルギーがいるだろうと訊ねると、
 「大陸は広かったからねぇ。日本に帰ってくると、せせこましくてね」
と、案外に淡々とした口調で語るのだ。
小宮さんのお父さんが朝鮮鉄道(朝鮮総督府鉄道)に勤めていた当時、朝鮮は日本の植民地であり、「異国」とは呼べないのかもしれない。しかし、やはりそこはまぎれもなく「異国」であり、仕事とは言え、そこで暮らし続けることはどういった思いがあったのだろう……小宮さんから、朝鮮鉄道で勤めていた父の話を一人芝居にできないかともちかけられた時、僕は一番にそのことを考え、一番にそのことが知りたくなった。
そこで生きるということ、そこで暮らすということ、まわりのひとたち、そして、そこを離れていかざるをえなくなること……あれやこれや、思いは線路のようにどこまでも延びていく……。

役者・小宮孝泰
 2001年に始めた一人芝居「接見」は、私に多くのことを気づかせてくれた。身一つで全国を回って旅する芝居の原点、英語版でイギリス上演を果たす勇気、そして仕事と人生。その“仕事の誇り”について考えていたら、戦争中に朝鮮鉄道に勤めていた父のことを思い浮かべた。アジアと日本、歴史に埋もれた庶民。そんな芝居が出来たらいい。これを描けるのは鄭さんしかいない。
 


公演概要
日時:12月3日(水)〜7日(日)

※開場は開演の30分前 未就学児入場不可
※開演5分前に指定席の解除をさせていただく場合がございます。ご了承ください。
会場:OFF OFFシアター(下北沢)?03-3424-3755
料金:前売り2500円、当日2800円(全席指定)
一般発売日:10月25日(土)
プレイガイド:イープラス http://eplus.jp/
ローソン 0570−084−003(Lコード38499)
       0570−000−407 
           (10:00〜20:00)※オペレーター予約

お問い合わせ:03-3420-2897(SETインフォメーション)

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