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19世紀の野球『タウンボール』コミュのタウンボールを実践しよう。

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ベースボールのルーツ、19世紀初頭の「タウンボール」をプレイしよう。

[タウンボールのフィールド]
まず、当然のように考える野球のフィールドの常識を、頭の中から外してください。

●フィールドは、ダイヤモンドではなくスクエア。スクエアの4隅に木製の杭を打ち立てたものが、いわゆるベース。※本来は1杭・2杭とすべきだが、ここでは1塁・2塁(あるいはベース)と表記する。
●1塁〜3塁と順に廻り、4塁に到達すると得点になるだが、バッター(ストライカー)は、1塁と4塁の間に立って打つ。※4塁(本塁)が打者の立つ場所ではない。

[タウンボールのルール]
歴史上のタウンボールには、時代と地域でさまざまなローカルルールがあったようです。それらの一つ一つを検証していくわけにもいかないので、ここでは、1858年にボストンで採択されたマサチューセッツルールを標準とし、僕なりに咀嚼して説明します。

●打ちやすいボールを投げる人が、名投手!!
野球と同じで先攻後攻の2つのチームに分かれる。チームはそれぞれ14人(てきとうに)。
守備は適当に散らばる。投手、捕手以外のポジションに決まりはない。※タッチアウト(タッグアウト)もフォースアウトもないので、守備にベースマンという概念はない。
投手(スローワー)は、打者が打ちやすい球をオーバーハンドで投げる。捕手は立ったままで座ってはならない。
●1アウト、チェンジ!?
フライを打ち上げ、捕球されたら1アウト。それでチェンジ。攻守交代。
●球をぶつけられたらアウト。だから逃げるのもあり。
ゴロの場合は、打者走者・走者の身体に球をぶつけてアウトにする。タッチ(タッグ)も封殺もなし。だから、当てられないようにジグザグに逃げるのもあり。ただし外野へ延々と逃げるとアウトを宣告される。
●守備は素手。
比較的やわらかいボールを使用するので、守備は素手で行う。
●360°がフェア。ファールがない!!
グラウンドすべてがフェア地域なので、いわいる野球でいうチップでも1塁へ走らなければ球をぶつけられて、たちまちアウトになる。だから、わざと捕手の後ろへ打つのも戦術としてOK。
●ベース(杭)は安全地帯。
杭に触れているとアウトにならない。しかし2人の走者が同じ塁にいる場合、後ろの走者に優先権(今の野球とは逆)。先の走者は危険を冒して離塁しなければならない。
●3ストライクで三振、だけど振り逃げ。
四球も死球もない。打たなければ試合は進行しない、だからバットの届く範囲は、ほぼストライクと考える。
第3ストライクを見逃しても空振りしても、三振アウトではなく振り逃げで1塁へ走る。
●フェンスを越えたホームランはアウト?
19世紀初頭は、もちろんフェンスなんかなくフェンスは植え込みや道路。だからそれを越えると大変だった。ボールも手作りで貴重だった。(ニューヨークゲームではファール)。僕たちはボールを失うおそれと、試合進行を妨げたとしてローカルルールでフェンス越えはアウトにしている。
●先に100点を取ったチームが勝ち。
1−2−3−4塁と順に廻って1点が得られる。(本当はどの塁に走ってもOKなのだが、話が複雑なのでここでは省略する)タウンボールにイニング数という概念はない。どちらかが100点取った時点でゲームセット。しかし現代社会では時間制限がある場合が多いので、僕たちは時間制にしている。というか、まだ100点までやったことがない。

コメント(1)

写真(左)
安全地帯である杭(1塁ベース)を持つ、タウンボールのプレーヤー(1塁走者)。

場所はニューヨーク・クーパースタウン「ダブルデイフィールド」の外野にて。

図(右)
タウンボールのフィールド。

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