ポジティブ思考コミュの咲く花

真っ赤なものが真っ白になれると信じますか？

人にされたいことを人にするように
人にされたくないことを人にしないように

この原則に従って、人生を送りたい。しかし、振り返ってみると、その原則に違反する行動をたくさん犯していることに気づく。気づくと今までの自分が何と鈍感な分からない奴だと感じる。相手を傷つける、相手を裏切る、美しいもの踏む、気づいたら、暗闇の中で迷って価値のない人生をおくっていることに気づく。自分が相手の立場ならと考えると、あまりのつらさと罪悪間で逃げたくなる。

でも、逃げてはいけない。自分がしたことを真正面から責任を持って正す必要がある。

しかし、自分を許すことは簡単なものではない。悔い改めても、相手の許しを得ても、自分を許すことはなかなかできない。そして、後悔と後悔に付いてくる心の重りが常に「違う選択をすれば、こんなに美しいものができたのに」、「愛さえ示せば、こんなに輝かしい未来が待っていたのに」っていう思いにさいなまれている。

昔、聞きました。

罪は緋のようであっても雪のように白くなる
紅のような真っ赤であっても羊の毛のようになる。

この世の中にMAGIC（魔法）が存在していると思う。
心のMAGIC。自分の力では正せない過ち、欠点は山ほどある。自分の力だけではその山につぶされてしまう。

しかし、その真っ赤な山を美しい真っ白な雪に変える、背負えない負担を軽くする、心の重りを洗い流す奇跡のMAGICがある。ファンタシー世界の魔法よりずっと強くて、リアルなもの。

僕はよく映画が終わると、落ち込む人だった。なぜかと言うと映画の世界の方がずっと魅力的で、戻らなければならない現実が比較的に暗くて、グレイ色に見えてた。でも、最近気づいた。映画より、この現実の方がずっとMAGICがたくさんある。私たちを待ってくれてる美しいもの、経験、人などがたくさんある。映画は見るだけ。この人生は見る、触る、聴く、味わう、全てがある。沈丁花（じんちょうげ）の香り、愛する人のほっぺの肌触り、母の手料理の味、滝の流れている水の音、全てが奇跡。

そして、僕にとっての一番の奇跡と魔法は、相手を愛し、相手を許す、相手に愛され、相手に許されることによって、汚されたものが清く洗われる、壊れたものが立て直される、失われたものがまた見つかるっていう我々が持っているMAGIC.

グレイ色に見えたのが鮮やかな世の中に変わっていく。きっと、宇宙はニュートラルでもなく、悪質でもない。善に溢れているところだと感じている。

No shame in the full face of the noonday sun.
真昼の太陽に向かっても恥はない人生を送りたい。心の奥まで照らされても、隠すもののない人生を送りたい。

雨は降る、これからも降るでしょう。でもそのお陰で花が咲く。