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尾野真千子コミュの「夏目漱石の妻」@NHK総合

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9月24日から始まりました。
毎週土曜日午後9時から。再放送は翌週金曜日深夜24時(正確には土曜日の0時から)。つまり明日金曜日の夜中24時から、第1回の再放送を見ることが出来ます。

NHKのドラマとして史上最高の傑作との呼び声が高い、まるで優れた映画のようなクォリティです。
たぶん尾野真千子の現時点における代表作になると思わせる作品です。

僅か全4回ですのでお見逃しなく。
番組HP:http://www.nhk.or.jp/dodra/souseki/
同掲示板:http://www.nhk.or.jp/dodra/souseki/html_souseki_bbs.html

絶賛の嵐で埋め尽くされています。
重要なシーンで短く流れる音楽はシューベルト最後のピアノソナタ「第21番」。
印象的で、主人公のこころの奥深いところに潜む意味を持つ音楽です。

コメント(15)

第2回は「吾輩は猫である」。

このドラマは夏目鏡子の『漱石の思い出』を原案とし、池端俊作の作・脚本によってドラマ化したものです。その点で従来の夏目漱石観に大きな訂正というか、人間としての真相を探ることになるドラマになると思います。

第1回でも漱石の生い立ちに基づくであろう人間性と、これまで単に悪妻と片付けられてきた妻鏡子との関係の一端が描かれていました。そしてついに、二人のより深い人間性の焦点は、第2回で描き出されています。

「則天去私」に代表される聖人像、或いは気難しい変人という漱石観に、人間夏目漱石像としてのリアルな視点を加えるものです。実際にご覧になった方は既にお判りでしょうし、再放送を録画する予定の方にはネタバラシになるので、ここでは伏せますが。
今日、10月8日(土)は第3回「やっかいな客」。
漱石の無責任な元養父がやって来る。
しかも元養父役があの竹中直人ですから、いっそう"やっかい感"が募ります。(笑)

観てのお楽しみ!
知らなかったので、今夜から見ます!
第3回も素晴らしかった。尾野真千子、最高です。
4回で終えるのがもったいない傑作、10回くらいやってほしい見事な完成度。
現時点での尾野真千子の代表作といえる、と思うが、尾野真千子は、難しい役、相手役が凄ければ
さらにその力を発揮する女優であり、そうした作品に巡り逢えば、それが代表作となる。
観る者の魂を揺さぶる稀有な女優である。
『夏目漱石の妻』第3回≪やっかいな客≫を観ました。
再放送を録画してご覧になる方も多いと思いますので、ネタバラシは控えます。

ただ、漱石も鏡子も、縁を自ら切って、或いは切らざるを得なくなって、身内を失ってゆく悲しみが沸々と迫るのでした。鏡子は実父との縁を、漱石は養父との縁を切ったのです。その喪失感の深さは、縁を切る側にも切られる側にも、ひしひしと迫る苦悩として描かれていました。毎回、重要なシーンで短く流れる同じ音楽、シューベルトの「ソナタ21番」が、今回ほど哀しく響いたのは初めてのことでした。この曲に潜む多様性を見抜いて選曲したスタッフの慧眼に、改めて敬意を表するばかりです。

また今回の終盤には、足尾銅山から突如漱石の家にやって来た青年が登場します。日露戦争後にとくに盛んになっていた社会主義運動についての挿話です。この青年との出逢いは、漱石が小説家として初めて朝日新聞に連載した『虞美人草』を経て、後に『坑夫』に影響を与えることになるエピソードです。

足尾銅山と云えば、『夏目漱石の妻』で作・脚本を担当している池端俊作脚本のドラマ『足尾から来た女』を思い出します。そのドラマで主役を演じたのは尾野真千子でした。尾野真千子の個性に感銘を受けた池端俊作が、このドラマを手掛ける際に尾野真千子を起用したのも頷けます。思わぬところで「足尾」つながりを発見した第3回でもあります。

以下余談。
テレビで尾野真千子をその力量に相応しく起用できるのは、残念ながら今まではNHKだけでしょう。
NHKは尾野真千子を主役に据えたドラマを作るとき、制作スタッフは尋常でない力を入れるし、共演キャストも現場の雰囲気に引き込まれてか、演技に常以上のものを発揮してしまうようです。
すべては尾野真千子あってのことです。

民放は経費や人材の制約もあってか、彼女を使いこなせていないのが実情でしょう。
例えば、ほぼ同時に放送されたテレビ朝日系の『狙撃』は、体当たりの尾野真千子以下のキャスト陣は民放の標準を遥かに上回るハイレヴェルではありましたが、NHKの尾野真千子主演作には及ばないのが現実です。

脚本、スタッフ、キャスト、そして制作資金面など民放には酷な条件があるでしょうが、NHKには無い良さを発揮した尾野真千子主演ドラマを作って欲しいと願うものです。
私は、尾野真千子さんは、山本弘原作の『MM9』が最初でした。パート2が期待されていたのに、東日本大震災の影響か、制作されませんでした。その時に凄い女優だと思いました。夏目漱石の妻、もっと早くに気付きたかった。来週が楽しみです。
第4回も、漱石と鏡子ががっぷりと組んだ見事な回でしたが、できれば、修善寺大患以降も、丁寧に
描いてほしかったです。
全体を通して、どの回も密度の濃い素晴らしい作品であり、だからこそ4回というのはあまりに短く、
もっともっと観たいという欲求が生まれてきます。
尾野真千子は、脚本、共演者に恵まれれば、さらに力を発揮する最高の俳優であり、そうした作品
に巡り合うことができますように期待しています。
『夏目漱石の妻』最終回を観ました。
あらゆる意味で、中身のいっぱいに詰まった充実したドラマでしたから、全4回だけと云っても少しも物足りなさはありませんでした。

まだ金曜日に再放送がありますのでネタバラシは控えますが、漱石にとって鏡子の存在が『坊ちゃん』の婆やの"清(きよ)"に擬えられて終わる最後に強く納得しました。鏡子の幼い頃の呼び名は"鏡(きよ)" だったと。

スタッフ、キャスト、そして全力を挙げてこの優れたドラマを制作したNHKドラマ班に感謝するものです。
今日は前後のドラマと無関係な部分をカットして、全4回をBD2枚に焼くつもりです。

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