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ノンデュアリティコミュのブッダの非我説の真実

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中村元さんの、
ブッダの伝記についての本には
アートマン(不滅の根本存在)は否定されていないというふうに説明されています

中村元さんによれば

ブッダはアートマンは存在しないとはいっていない

これやあれはアートマンではない

述べているだけである

とかいておられます

つまりそれは煩悩によっつて見失っていただけで常に存在するということなのでしょう

客体的実体としてのアートマンを認めるのではなく
アートマンは存在しないというのでもなく
アートマンについては「沈黙」していた

ということです

なぜなら

アートマンは主体(マインド)の対象にはならないからです

これは
マインド(自我)がつかむ有無論の罠におちいらないためでもあります

無明からの自我(煩悩)は自らの
存立について疑っており
アートマンは存在する しない

客体としてつかもうとするのです

中村元さんは本で、
人々が
対象として把握しようと
するいかなる形而上学的なものも、
アートマンではないとかかれています
(いわんや形而下のものはいうまでもないことなのです 無常であるもの苦でありアートマンではない)

中村元さんは、ブッダの教えは形而上学的なものも含め、具体的に把握されうるすべてのものに対する、人々の執着を取り除くためのものであると説明されています

中村元さんの本の説明によれば
原始仏教は
こういった非我についての教えについてです

ただし

原始仏教の末期に
無我論(アートマンが存在しない)

あらわれだしたと説明されています

これはパーリ経典のなかにはみられず、

サンスクリット経典にあらわれだして
無我論が発生したと説明しています

(「ブッダ伝」 中村元 角川ソフィア文庫
204ページから206ページ
の内容でした。)

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