ソ連時代のピアニストと言うと、スビャトスラフ・リヒテルやエミ−ル・ギレリスと言った人たちがいて、1970年代にラザ−ル・ベルマンが登場して世界中を驚かせた時期がありました。
その後、1980年頃にエウゲニ−・キーシンが登場して更に驚いた記憶もあると思います。
そんな中、あまり注目を浴びなかったソ連のピアニストがいます。
それは、ニコライ・ペトロフ（1943年4月14日 - 2011年8月3日）だと思います。
生で観た訳ではありませんが、写真で見る限り、身長が2ｍ近くあるんじゃないかと思う大きな体格で、フル・コンサ−ト・ピアノが小さく見える程でした。
実はプロコフィエフのピアノ協奏曲第3番を初めて聴いたのが、このニコライ・ペトロフのピアノとネーメ・ヤルヴィ指揮のエーテポリ交響楽団のライブ（1973年頃）のFM放送だったのです。
その後、大学時代にプロコフィエフのピアノ・ソナタ全集のレコ−ドを聴いただけで、すっかり忘れていました。本日検索してみて、その死を知った次第です。
そんな彼の演奏をYouTubeで検索してみました。やはりプロコフィエフは彼に合っていた様です。
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番の冒頭の和音を楽譜通りに全て押さえてしまう手の大きさは、12度を抑える事が出来たと言われるラフマニノフ自身の手の大きさに匹敵するのではないかと思う程で、他に類を見ないと思います。
●Nikolai Petrov plays Prokofiev: Piano Concerto No. 3 in C major, Op. 26 (1965)
https:/
プロコフィエフ/ピアノ協奏曲第3番 ハ長調 Op.26
ゲンナジ・ロジェストヴェンスキ−/モスクワ放送交響楽団（メロディア、1965年録音、音声のみ）
●Prokofiev: Complete Piano Sonatas（プロコフィエフ8-/ピアノ・ソナタ全集）
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（メロディア？、1972年頃、スタジオ録音、音声のみ）
●Nikolai Petrov plays Khachaturian Piano Concerto, op. 38 - video 1972
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アラム・ハチャトゥリアン/ピアノ協奏曲 ニ長調 Op.38
アラム・ハチャトゥリアン/モスクワ放送交響楽団（1972年、スタジオ収録、モノクロ映像、モノラル音声）
●Nikolai Petrov plays Khachaturian Concerto-Rhapsody - video 1974
https:/
アラム・ハチャトゥリアン/ピアノと管弦楽のためのコンチェルト・ラプソディー
アラム・ハチャトゥリアン/モスクワ放送交響楽団（1974年、スタジオ収録、モノラル音声）
●Nikolai Petrov plays Prokofiev Piano Sonata no. 7 - video 1982
https:/
プロコフィエフ/ピアノ・ソナタ第7番 変ロ長調 Op.83（1982年、スタジオ収録、モノラル音声）
●Brlioz/Liszt/Petrov - Nikolai Petrov (1984) Symphonie Fantastique
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ベルリオ−ズ＝リスト編曲/幻想交響曲（1984年、スタジオ録音、音声のみ）
●Nikolai Petrov plays Prokofiev Piano Concerto no. 2 - video 1985
https:/
プロコフィエフ/ピアノ協奏曲第2番 ト短調 Op.16
ユ−リ・テルミカノフ/ソビエト国立交響楽団（1985年、モスクワ音楽院大ホ−ルライブ、モノラル音声）
●Nikolai Petrov plays Prokofiev Piano Concerto no. 3, op. 26 - live 1988
https:/
プロコフィエフ/ピアノ協奏曲第3番 ハ長調 Op.26
マリス・ヤンソンス/レニングラード国立歌劇場管弦楽団（1988年、ライブ録音、音声のみ）
●Bach: English Suite No. 6 and Other Works
https:/
J.S.バッハ/イギリス組曲第6番 ニ短調 BWV 811 ブゾーニ 編曲 前奏曲とフーガ変ホ長調「聖アン」 BWV 552 マイラ＝ヘス編曲 コラ−ル「主よ人のの望みと喜びよ」（メロディア、収録年不詳、スタジオ録音、音声のみ）
●Sergei Rachmaninoff - Rachmaninoff: Suites, Op. 5 & 17, Symphonic Dances
https:/
ラフマニノフ/2台のピアノのための組曲第1番『幻想的絵画』作品5、組曲第2番 作品17
同年齢のアレクセイ・チェルカソフとの共演。（メロディア、収録年不詳、スタジオ録音、音声のみ）
●Rachmaninov Concerto No.2, Op.18
https:/
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 Op.18
ユ−リ・セルデュ−ク/ドニプロペトロウシク交響楽団（1996年、ライブ、モノラル音声）
●Nikolai Petrov plays Rachmaninoff Piano Concerto no. 3 - video 1998
https:/
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 Op.30
エフゲニ−・スヴェトラ−ノフ/ソビエト国立交響楽団（1998年、モスクワ音楽院大ホ−ルライブ、冒頭欠損、モノラル音声）
※ピアノの調律が少しずれているのは当時の世相による予算の問題かも。
●Nikolai Petrov plays Stravinsky Piano Sonata (1924) - video 1991
https:/
イ−ゴリ・ストラヴィンスキ−/ピアノ・ソナタ ハ調
●Nikolai Petrov plays Schulhoff Sonata 3 & Prokofiev Piano Sonata no. 6 - video 1991
https:/
エルヴィン・シュルホフ/ピアノ・ソナタ第3番 WV 88 & プロコフィエフ/ピアノ・ソナタ第6番 イ長調 Op.82
※シュルホフはナチス・ドイツのホロコ−ストの犠牲となったチェコの作曲家、ピアニスト、指揮者。
●Nikolai Petrov plays Kapustin Piano Sonata no. 2 - video 1991
https:/
ニコライ・カ−プスチン/ピアノ・ソナタ第2番 Op.54
（以上3点。1991年、モスクワ音楽院大ホ−ルライブ、モノラル音声）
※収録年代順（おおよそ）
その後、1980年頃にエウゲニ−・キーシンが登場して更に驚いた記憶もあると思います。
そんな中、あまり注目を浴びなかったソ連のピアニストがいます。
それは、ニコライ・ペトロフ（1943年4月14日 - 2011年8月3日）だと思います。
生で観た訳ではありませんが、写真で見る限り、身長が2ｍ近くあるんじゃないかと思う大きな体格で、フル・コンサ−ト・ピアノが小さく見える程でした。
実はプロコフィエフのピアノ協奏曲第3番を初めて聴いたのが、このニコライ・ペトロフのピアノとネーメ・ヤルヴィ指揮のエーテポリ交響楽団のライブ（1973年頃）のFM放送だったのです。
その後、大学時代にプロコフィエフのピアノ・ソナタ全集のレコ−ドを聴いただけで、すっかり忘れていました。本日検索してみて、その死を知った次第です。
そんな彼の演奏をYouTubeで検索してみました。やはりプロコフィエフは彼に合っていた様です。
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番の冒頭の和音を楽譜通りに全て押さえてしまう手の大きさは、12度を抑える事が出来たと言われるラフマニノフ自身の手の大きさに匹敵するのではないかと思う程で、他に類を見ないと思います。
●Nikolai Petrov plays Prokofiev: Piano Concerto No. 3 in C major, Op. 26 (1965)
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プロコフィエフ/ピアノ協奏曲第3番 ハ長調 Op.26
ゲンナジ・ロジェストヴェンスキ−/モスクワ放送交響楽団（メロディア、1965年録音、音声のみ）
●Prokofiev: Complete Piano Sonatas（プロコフィエフ8-/ピアノ・ソナタ全集）
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（メロディア？、1972年頃、スタジオ録音、音声のみ）
●Nikolai Petrov plays Khachaturian Piano Concerto, op. 38 - video 1972
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アラム・ハチャトゥリアン/ピアノ協奏曲 ニ長調 Op.38
アラム・ハチャトゥリアン/モスクワ放送交響楽団（1972年、スタジオ収録、モノクロ映像、モノラル音声）
●Nikolai Petrov plays Khachaturian Concerto-Rhapsody - video 1974
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アラム・ハチャトゥリアン/ピアノと管弦楽のためのコンチェルト・ラプソディー
アラム・ハチャトゥリアン/モスクワ放送交響楽団（1974年、スタジオ収録、モノラル音声）
●Nikolai Petrov plays Prokofiev Piano Sonata no. 7 - video 1982
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プロコフィエフ/ピアノ・ソナタ第7番 変ロ長調 Op.83（1982年、スタジオ収録、モノラル音声）
●Brlioz/Liszt/Petrov - Nikolai Petrov (1984) Symphonie Fantastique
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ベルリオ−ズ＝リスト編曲/幻想交響曲（1984年、スタジオ録音、音声のみ）
●Nikolai Petrov plays Prokofiev Piano Concerto no. 2 - video 1985
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プロコフィエフ/ピアノ協奏曲第2番 ト短調 Op.16
ユ−リ・テルミカノフ/ソビエト国立交響楽団（1985年、モスクワ音楽院大ホ−ルライブ、モノラル音声）
●Nikolai Petrov plays Prokofiev Piano Concerto no. 3, op. 26 - live 1988
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プロコフィエフ/ピアノ協奏曲第3番 ハ長調 Op.26
マリス・ヤンソンス/レニングラード国立歌劇場管弦楽団（1988年、ライブ録音、音声のみ）
●Bach: English Suite No. 6 and Other Works
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J.S.バッハ/イギリス組曲第6番 ニ短調 BWV 811 ブゾーニ 編曲 前奏曲とフーガ変ホ長調「聖アン」 BWV 552 マイラ＝ヘス編曲 コラ−ル「主よ人のの望みと喜びよ」（メロディア、収録年不詳、スタジオ録音、音声のみ）
●Sergei Rachmaninoff - Rachmaninoff: Suites, Op. 5 & 17, Symphonic Dances
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ラフマニノフ/2台のピアノのための組曲第1番『幻想的絵画』作品5、組曲第2番 作品17
同年齢のアレクセイ・チェルカソフとの共演。（メロディア、収録年不詳、スタジオ録音、音声のみ）
●Rachmaninov Concerto No.2, Op.18
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ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 Op.18
ユ−リ・セルデュ−ク/ドニプロペトロウシク交響楽団（1996年、ライブ、モノラル音声）
●Nikolai Petrov plays Rachmaninoff Piano Concerto no. 3 - video 1998
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ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 Op.30
エフゲニ−・スヴェトラ−ノフ/ソビエト国立交響楽団（1998年、モスクワ音楽院大ホ−ルライブ、冒頭欠損、モノラル音声）
※ピアノの調律が少しずれているのは当時の世相による予算の問題かも。
●Nikolai Petrov plays Stravinsky Piano Sonata (1924) - video 1991
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イ−ゴリ・ストラヴィンスキ−/ピアノ・ソナタ ハ調
●Nikolai Petrov plays Schulhoff Sonata 3 & Prokofiev Piano Sonata no. 6 - video 1991
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エルヴィン・シュルホフ/ピアノ・ソナタ第3番 WV 88 & プロコフィエフ/ピアノ・ソナタ第6番 イ長調 Op.82
※シュルホフはナチス・ドイツのホロコ−ストの犠牲となったチェコの作曲家、ピアニスト、指揮者。
●Nikolai Petrov plays Kapustin Piano Sonata no. 2 - video 1991
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ニコライ・カ−プスチン/ピアノ・ソナタ第2番 Op.54
（以上3点。1991年、モスクワ音楽院大ホ−ルライブ、モノラル音声）
※収録年代順（おおよそ）
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