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コメント(45)
>>[6]
＞区切りの理由
大した理由ではありませんが、大航海時代（1415〜1648）の世界観を書きたいという感じでのトピ立てです。
書いている内容を見ると肝心の大航海時代について全く触れていませんが。
1410年について
1411年で二つの転機がありました。
・ポルトガルとカスティーリャの間で講和条約を締結。
・足利義持が中国との国交を断絶させ日明貿易が途絶。
ここを目安にして区切りが良いその前年の1410年としました。
ポルトガルとスペインのターニングポイントは外せませんよね。
1670年について
既に大航海時代は終了していましたがポルトガルとスペインがどの様に落着したかまでは追っておきたいかと。
・1668年のポルトガル王国の独立を承認したリスボン条約
・1670年のアメリカでの全ての紛争を解決するための条約（マドリード条約）
他、1668年に中国が貿易を朝貢貿易に限定し外国商船の来航を禁止していますし。
・ポルトガルはマカオでの陸上貿易。
・ネーデルラントは広州で朝貢貿易。
ここを目安に1670年としました。
この範囲なら一人でも1万コメくらいは書けると思いますのでネタには困らないかとって感じです。
＞区切りの理由
大した理由ではありませんが、大航海時代（1415〜1648）の世界観を書きたいという感じでのトピ立てです。
書いている内容を見ると肝心の大航海時代について全く触れていませんが。
1410年について
1411年で二つの転機がありました。
・ポルトガルとカスティーリャの間で講和条約を締結。
・足利義持が中国との国交を断絶させ日明貿易が途絶。
ここを目安にして区切りが良いその前年の1410年としました。
ポルトガルとスペインのターニングポイントは外せませんよね。
1670年について
既に大航海時代は終了していましたがポルトガルとスペインがどの様に落着したかまでは追っておきたいかと。
・1668年のポルトガル王国の独立を承認したリスボン条約
・1670年のアメリカでの全ての紛争を解決するための条約（マドリード条約）
他、1668年に中国が貿易を朝貢貿易に限定し外国商船の来航を禁止していますし。
・ポルトガルはマカオでの陸上貿易。
・ネーデルラントは広州で朝貢貿易。
ここを目安に1670年としました。
この範囲なら一人でも1万コメくらいは書けると思いますのでネタには困らないかとって感じです。
>>[8]
結局、大航海時代はポルトガルとスペインの栄枯盛衰の視点で見つめた方が一番スッキリするところかと。
ネーデルラントまではまだ良いとしてもイングランドは書き続けたら限が無いので悪役に仕立ててバッサリ切った方が正解の様に思います。
アジアの方は1402年がターニングポイントとしての区切りがよくオスマン帝国、ティムール帝国、明朝中華帝国、室町日本と以降の展開を見つめる最適の始まりですが、鄭和関連は中国お得意の中華思想の発想なので交流の視点が欠落してあまり意味を成していないという残念なプロジェクトですからそこまで重視していなかったりします。
寧ろ、北虜南倭の方がアジア世界の広がりとして倭寇と南蛮人の接触に結びつきますのでスポットを当てるならこちらになる様な気がしますよ。
結局、大航海時代はポルトガルとスペインの栄枯盛衰の視点で見つめた方が一番スッキリするところかと。
ネーデルラントまではまだ良いとしてもイングランドは書き続けたら限が無いので悪役に仕立ててバッサリ切った方が正解の様に思います。
アジアの方は1402年がターニングポイントとしての区切りがよくオスマン帝国、ティムール帝国、明朝中華帝国、室町日本と以降の展開を見つめる最適の始まりですが、鄭和関連は中国お得意の中華思想の発想なので交流の視点が欠落してあまり意味を成していないという残念なプロジェクトですからそこまで重視していなかったりします。
寧ろ、北虜南倭の方がアジア世界の広がりとして倭寇と南蛮人の接触に結びつきますのでスポットを当てるならこちらになる様な気がしますよ。
＞ルイ11世が即位するもその権力基盤は不安定なものであった
これについて簡単に触れます。
当時のフランス王国はカペー朝よりは王領が拡大してはいるもまだまだ弱小であることに変わりはなく王権もまた弱いものでありました。
王領が小さいということは貴族たちの所領が大きいことを意味するわけですが、親子ほどに歳が離れた弟のベリー公王弟シャルルを始め、ブルゴーニュ公子シャルル、ブルターニュ公フランソワ2世、ブルボン公ジャン2世、ロレーヌ公ジャン2世、他にもアランソン公ジャン2世、アルマニャック伯ジャン5世、ヌムール伯ジャック・ダルマニャック、サン＝ポル伯ルイ・ド・ルクセンブルクなどが1464年にフランス公益同盟を結成しフランス国王ルイ11世と対立。
折り悪く、1465年に王妃の父サヴォイ公ルドヴィーコも死去としたこともあって劣勢に立たされることとなりモンレリーの戦いで国王軍は公益同盟軍に敗北。
リエージュがフランス支援のために公益同盟に宣戦を布告したことで何とか交渉の場が設けられコンフラン＝サントノリーヌの協定が成立。
ルイ11世は公益同盟の解体を条件にベリー公シャルルにノルマンディー公領を譲渡となりましたが国内の反抗勢力の解体に成功。
王権の弱体化は否めないものの内乱の一時終息には成功します。
しかし、またすぐにノルマンディー公王弟シャルルは反旗を翻しブルターニュ公フランソワ2世やブルゴーニュ公シャルルもこれと結託したことで再び窮地に陥ります。
ルイ11世は王弟シャルルからノルマンディー公領の回復には成功するも代わりにギィエンヌ公に任命して和解。
ブルターニュ公フランソワ2世ともアンスニ条約が締結され和睦。
ブルゴーニュ公シャルルもペロンヌ条約でポンテューを買収し終息。
国内の安定には程遠い状況が続きます。
これについて簡単に触れます。
当時のフランス王国はカペー朝よりは王領が拡大してはいるもまだまだ弱小であることに変わりはなく王権もまた弱いものでありました。
王領が小さいということは貴族たちの所領が大きいことを意味するわけですが、親子ほどに歳が離れた弟のベリー公王弟シャルルを始め、ブルゴーニュ公子シャルル、ブルターニュ公フランソワ2世、ブルボン公ジャン2世、ロレーヌ公ジャン2世、他にもアランソン公ジャン2世、アルマニャック伯ジャン5世、ヌムール伯ジャック・ダルマニャック、サン＝ポル伯ルイ・ド・ルクセンブルクなどが1464年にフランス公益同盟を結成しフランス国王ルイ11世と対立。
折り悪く、1465年に王妃の父サヴォイ公ルドヴィーコも死去としたこともあって劣勢に立たされることとなりモンレリーの戦いで国王軍は公益同盟軍に敗北。
リエージュがフランス支援のために公益同盟に宣戦を布告したことで何とか交渉の場が設けられコンフラン＝サントノリーヌの協定が成立。
ルイ11世は公益同盟の解体を条件にベリー公シャルルにノルマンディー公領を譲渡となりましたが国内の反抗勢力の解体に成功。
王権の弱体化は否めないものの内乱の一時終息には成功します。
しかし、またすぐにノルマンディー公王弟シャルルは反旗を翻しブルターニュ公フランソワ2世やブルゴーニュ公シャルルもこれと結託したことで再び窮地に陥ります。
ルイ11世は王弟シャルルからノルマンディー公領の回復には成功するも代わりにギィエンヌ公に任命して和解。
ブルターニュ公フランソワ2世ともアンスニ条約が締結され和睦。
ブルゴーニュ公シャルルもペロンヌ条約でポンテューを買収し終息。
国内の安定には程遠い状況が続きます。
>>[11]、
かえるーさんと同じく、フランスよりイギリスやドイツの方が貴人が知られていると言う意識がありません？貴人って王族って意味ですか？それとも、貴族？
月と星より☪さんは例えば以前他の歴史好きさんとお話した時、どのようなエピソードからそう思われたのでしょうか？
ああ、ただ、ドイツは7選帝侯制になるので、まあ、当然普通の歴史の本でもそのお話は出てきますね？イギリスはそれより昔、ヘプターキー時代は当然諸侯が活躍しているかも？
そう考えると、フランスは結局王権が細々としていても、結局王家が存続し続けたから、フランスの軽めの歴史書では諸侯との興亡が省略されてしまっているからではないですか？
日本でも継体天皇とかがいるので、それを認められるなら、カペー朝からヴァロア朝、ブルボン朝まで全て同じ王家と言う事も可能ですね！
かえるーさんと同じく、フランスよりイギリスやドイツの方が貴人が知られていると言う意識がありません？貴人って王族って意味ですか？それとも、貴族？
月と星より☪さんは例えば以前他の歴史好きさんとお話した時、どのようなエピソードからそう思われたのでしょうか？
ああ、ただ、ドイツは7選帝侯制になるので、まあ、当然普通の歴史の本でもそのお話は出てきますね？イギリスはそれより昔、ヘプターキー時代は当然諸侯が活躍しているかも？
そう考えると、フランスは結局王権が細々としていても、結局王家が存続し続けたから、フランスの軽めの歴史書では諸侯との興亡が省略されてしまっているからではないですか？
日本でも継体天皇とかがいるので、それを認められるなら、カペー朝からヴァロア朝、ブルボン朝まで全て同じ王家と言う事も可能ですね！
>>[12]
＞英仏独、ついでに露伊もですが等しくよく知りません
コメ2で「名前はよく見かけても業績をまだよく知らないチェーザレ・ボルジア」と口にされているわけですが、最近のよく知らないはいきなりチェーザレ・ボルジアを名指しするレベルとするならよく知らないのかもしれませんね。
業績をよく知らないからとするなら、日本における貴族の代表で大河ドラマにも登場している藤原道長の業績は10以上知っているのか？と問われたら私は「名前はよく見かけても業績をまだよく知らない」レベルですよ。
つまり、無意識レベルで知っている人が自覚が無いだけで何故か何かしらの知識は持っているということになりそうな気がします。
イタリア貴族で言うなら「メディチ家やサヴォイ家も全く聞いたことがありません！」と言えちゃいますか？ってことですよ。
因みにロシア貴族は確かに知名度は無いに等しいと思います。
＞英仏独、ついでに露伊もですが等しくよく知りません
コメ2で「名前はよく見かけても業績をまだよく知らないチェーザレ・ボルジア」と口にされているわけですが、最近のよく知らないはいきなりチェーザレ・ボルジアを名指しするレベルとするならよく知らないのかもしれませんね。
業績をよく知らないからとするなら、日本における貴族の代表で大河ドラマにも登場している藤原道長の業績は10以上知っているのか？と問われたら私は「名前はよく見かけても業績をまだよく知らない」レベルですよ。
つまり、無意識レベルで知っている人が自覚が無いだけで何故か何かしらの知識は持っているということになりそうな気がします。
イタリア貴族で言うなら「メディチ家やサヴォイ家も全く聞いたことがありません！」と言えちゃいますか？ってことですよ。
因みにロシア貴族は確かに知名度は無いに等しいと思います。
>>[13]
＞興亡が省略されてしまっているからではないですか？
大なり小なり突き詰めていけばこれが原因と見ていいでしょうね。
フランスの内戦である公益同盟との戦いも注目されることはほぼありません。
ブルゴーニュ公やブルターニュ公の終焉も本質は語られず形式的に締め括られます。
下手したらブルゴーニュ公の終焉はハプスブルク家の話に結び付けられてしまいますからね。
逆にイギリスの「ばら戦争」の注目度の高さはフランスのその比ではありません。
キングメーカーと称されたウォリック伯リチャード・ネヴィルの存在感が否が応でも魅力を醸し出しているのかもしれませんね。
フランス史、特に百年戦争後の動乱は個人的には面白いと思っていますのでスポットが当たることに期待です。
＞興亡が省略されてしまっているからではないですか？
大なり小なり突き詰めていけばこれが原因と見ていいでしょうね。
フランスの内戦である公益同盟との戦いも注目されることはほぼありません。
ブルゴーニュ公やブルターニュ公の終焉も本質は語られず形式的に締め括られます。
下手したらブルゴーニュ公の終焉はハプスブルク家の話に結び付けられてしまいますからね。
逆にイギリスの「ばら戦争」の注目度の高さはフランスのその比ではありません。
キングメーカーと称されたウォリック伯リチャード・ネヴィルの存在感が否が応でも魅力を醸し出しているのかもしれませんね。
フランス史、特に百年戦争後の動乱は個人的には面白いと思っていますのでスポットが当たることに期待です。
>>[23]
少女漫画は昔から歴史モノの作品が多々ありありますので正確さに難はあるものの当時の空気感を知るにはなかなか参考になります。
有名な作品（長編）を列挙すると以下の通り
・ベルサイユのばら（1972年〜1973年）
・キャンディ♡キャンディ（1975年〜1979年）
・はいからさんが通る（1975年〜1977年）
・王家の紋章（1976年から連載中）
・日出処の天子（1980年〜1984年）
・アルペンローゼ（1983年〜1986年）
・サラディナーサ（1988年〜1990年）
短編は省略。
多分、男性中心の社会で女性が強く生きるというテーマに歴史モノは相性が良かったためかと思います。
少年漫画だと大なり小なりどーしても戦争や兵器にスポットが当たってしまいますからね。
少女漫画は昔から歴史モノの作品が多々ありありますので正確さに難はあるものの当時の空気感を知るにはなかなか参考になります。
有名な作品（長編）を列挙すると以下の通り
・ベルサイユのばら（1972年〜1973年）
・キャンディ♡キャンディ（1975年〜1979年）
・はいからさんが通る（1975年〜1977年）
・王家の紋章（1976年から連載中）
・日出処の天子（1980年〜1984年）
・アルペンローゼ（1983年〜1986年）
・サラディナーサ（1988年〜1990年）
短編は省略。
多分、男性中心の社会で女性が強く生きるというテーマに歴史モノは相性が良かったためかと思います。
少年漫画だと大なり小なりどーしても戦争や兵器にスポットが当たってしまいますからね。
あれこれと譲歩をして王政維持を図るルイ11世ではありましたが、今度はアラゴン連合王国、イングランド王国（ヨーク派）、ブルゴーニュ公国が対フランス同盟を締結し外圧も掛かる事態となりフランス・ブルゴーニュ戦争へと突き進みます。
しかし、この戦争は和戦を繰り返した挙句にブルゴーニュ公国の方は意図するところとは別の方向へ突き進んでいくことになります。
1472年のギュイエンヌ公シャルルの若すぎる死が大きく影響したのでしょうね。
他にコンスタンス連合やスイス盟約者団との対立で1474年にはブルゴーニュ戦争へと発展。
まあ、ブルゴーニュ公国としてもライン川への進出は国家戦略としていたのでバーデン、ストラスブール、セレスタ、コルマール、ムルハウス、バーゼルらのライン諸都市との対立は間違っていたわけではないのですが、この戦争に突入すると苦戦の連続で翌年にはルイ11世と休戦を締結し劣勢に陥っていることが伺えます。
まあ、最終的にはナンシーの戦いで命を落とし名門ブルゴーニュ公国は大混乱に陥り神聖ローマ皇子マクシミリアンが大活躍するわけですがこの話はまた別の機会にですね。
では、この好機にルイ11世は何をしていたのか？
この人物、渾名が「l'universelle araigne（遍在する蜘蛛）」とされる様に絶対敵に回してはいけないやべー性格を心ゆくままに、つまりは「この恨み、晴らさでおくべきか」をダイレクトに発動してくことになります。
それはズバリ、敵対者の抹殺です。
しかし、この戦争は和戦を繰り返した挙句にブルゴーニュ公国の方は意図するところとは別の方向へ突き進んでいくことになります。
1472年のギュイエンヌ公シャルルの若すぎる死が大きく影響したのでしょうね。
他にコンスタンス連合やスイス盟約者団との対立で1474年にはブルゴーニュ戦争へと発展。
まあ、ブルゴーニュ公国としてもライン川への進出は国家戦略としていたのでバーデン、ストラスブール、セレスタ、コルマール、ムルハウス、バーゼルらのライン諸都市との対立は間違っていたわけではないのですが、この戦争に突入すると苦戦の連続で翌年にはルイ11世と休戦を締結し劣勢に陥っていることが伺えます。
まあ、最終的にはナンシーの戦いで命を落とし名門ブルゴーニュ公国は大混乱に陥り神聖ローマ皇子マクシミリアンが大活躍するわけですがこの話はまた別の機会にですね。
では、この好機にルイ11世は何をしていたのか？
この人物、渾名が「l'universelle araigne（遍在する蜘蛛）」とされる様に絶対敵に回してはいけないやべー性格を心ゆくままに、つまりは「この恨み、晴らさでおくべきか」をダイレクトに発動してくことになります。
それはズバリ、敵対者の抹殺です。
ルイ11世の敵対者は公益同盟となるわけですがその末路は以下の通り。
・ギュイエンヌ公王弟シャルルは1472年に25歳の若さで病死。
・ブルゴーニュ公シャルルは1477年にナンシーの戦いで戦死。
・ブルターニュ公フランソワ2世は大貴族として無傷で君臨。
・ブルボン公ジャン2世はルイ11世と早々に和解し勅令隊長に復帰。
・ロレーヌ公ジャン2世は1470年に病死したことで死に逃げ。
・アランソン公ジャン2世は1476年に大逆罪で死刑宣告を受けるも獄死。
・アルマニャック伯ジャン5世は1473年に大逆罪で妻の前で惨殺。
・ヌムール伯ジャック・ダルマニャックは1477年に大逆罪で処刑。
・サン＝ポル伯ルイ・ド・ルクセンブルクは1475年に内乱罪で処刑。
和解したブルボン公と死に逃げのロレーヌ公は良いとしても早世、戦死、刑死に獄死とまともな死に方とは言えないですね。
上記の羅列を見るとルイ11世について特筆するならその執念深い性格と言えるでしょう。
また、「死刑囚は科学の発展に寄与してから処刑されるべし」として勅令で死刑囚は生きたまま解剖させていますが、これは悪趣味な発想ではなく合理性を持った医学の進歩も考えていたとする見方も出来ますので執念深さの本質には合理的な思考が見え隠れしないでもないですね。
但し、科学的な思考だけではなく迷信的な発想も持ち合わせており必ずしも本当の意味での合理性を持ち合わせていたのかは不明。
・ギュイエンヌ公王弟シャルルは1472年に25歳の若さで病死。
・ブルゴーニュ公シャルルは1477年にナンシーの戦いで戦死。
・ブルターニュ公フランソワ2世は大貴族として無傷で君臨。
・ブルボン公ジャン2世はルイ11世と早々に和解し勅令隊長に復帰。
・ロレーヌ公ジャン2世は1470年に病死したことで死に逃げ。
・アランソン公ジャン2世は1476年に大逆罪で死刑宣告を受けるも獄死。
・アルマニャック伯ジャン5世は1473年に大逆罪で妻の前で惨殺。
・ヌムール伯ジャック・ダルマニャックは1477年に大逆罪で処刑。
・サン＝ポル伯ルイ・ド・ルクセンブルクは1475年に内乱罪で処刑。
和解したブルボン公と死に逃げのロレーヌ公は良いとしても早世、戦死、刑死に獄死とまともな死に方とは言えないですね。
上記の羅列を見るとルイ11世について特筆するならその執念深い性格と言えるでしょう。
また、「死刑囚は科学の発展に寄与してから処刑されるべし」として勅令で死刑囚は生きたまま解剖させていますが、これは悪趣味な発想ではなく合理性を持った医学の進歩も考えていたとする見方も出来ますので執念深さの本質には合理的な思考が見え隠れしないでもないですね。
但し、科学的な思考だけではなく迷信的な発想も持ち合わせており必ずしも本当の意味での合理性を持ち合わせていたのかは不明。
余談
死に逃げのロレーヌ公は何故免れたのか？
1470年にロレーヌ公ジャン2世は死去。
紛うことなきの死に逃げですね。
では、その後のロレーヌ公に災いが無かったのでしょうか？
家督を継承したのは子の二コラ1世です。
しかし、この人も1473年に死去。
災いを受ける前に鬼籍に入ってしまいました。
二コラ1世は享年25歳と早世ということもあり子はいなかったわけです。
では、ロレーヌ公の後継者は誰になるのか？
叔母のヨランドがロレーヌ女公となり、その子のルネ2世が同じくロレーヌ公を継承することになります。
さて、こうなるとロレーヌ公の血筋がヴァロア=アンジュー家系からヴォーデモン家系になっていますので遺恨の対象にはならなかったのでしょう。
こうしてロレーヌ公はその後も生き残りましたが後年の太陽王に目をつけられて追い落とされるという残念な未来が待ち受けています。
それが1670年の出来事になりこのトピの最終局面で話が出てくるかどうかという微妙なところです。
死に逃げのロレーヌ公は何故免れたのか？
1470年にロレーヌ公ジャン2世は死去。
紛うことなきの死に逃げですね。
では、その後のロレーヌ公に災いが無かったのでしょうか？
家督を継承したのは子の二コラ1世です。
しかし、この人も1473年に死去。
災いを受ける前に鬼籍に入ってしまいました。
二コラ1世は享年25歳と早世ということもあり子はいなかったわけです。
では、ロレーヌ公の後継者は誰になるのか？
叔母のヨランドがロレーヌ女公となり、その子のルネ2世が同じくロレーヌ公を継承することになります。
さて、こうなるとロレーヌ公の血筋がヴァロア=アンジュー家系からヴォーデモン家系になっていますので遺恨の対象にはならなかったのでしょう。
こうしてロレーヌ公はその後も生き残りましたが後年の太陽王に目をつけられて追い落とされるという残念な未来が待ち受けています。
それが1670年の出来事になりこのトピの最終局面で話が出てくるかどうかという微妙なところです。
話はちょっと逸れます。
イングランド王国とアラゴン連合王国はこの時は何をしていたのか？
イングランド王国については1471年の時点でエドワード4世が再び国王に復帰しヘンリー6世をロンドン塔にて殺害。
これによりヨーク黄金時代を迎えることになるわけですが、これで全てが解決したわけではありません。
・クラレンス公とグロスター公の兄弟の確執。
・リヴァーズ伯とヘイスティングス男の対立。
全体を俯瞰するなら親ウッドヴィル派と反ウッドヴィル派の見えざる対立ですね。
1475年にイングランド王国のフランスへの侵攻が開始されるもブルゴーニュ公やブルターニュ公から思う様に軍事支援を得ることが出来ず、逆にルイ11世からの和睦の条件として多額の資金を受け取る約束（賄賂）を取り付けピキニー条約を締結して撤兵。
ここで一昔前の物語のヒロインが釈放される一幕がありましたが、何はともあれ英仏の間に和睦が成立。
ランカスター派の残党にも注視しないといけない時期ではありましたのでこれでフランスとの抗争は解消となったわけですね。
しかし、翌年にイサベル・ネヴィルが死去してしまいネヴィル家の遺産を巡ってのクラレンス公とグロスター公の対立が本格化していきます。
血で血を洗う惨劇は未だ終結せずですね。
アラゴン連合王国については既にシチリア国王フェルナンドがカスティーリャ王女イサベルと結婚していたことで事態が動きます。
1474年にカスティーリャ国王エンリケ4世が死去したことでイサベル1世が女王として即位。
ところが、翌年フアナも王位を請求したことで第2次カスティーリャ継承戦争へと突入。
・イサベル1世にはシチリア国王フェルナンドが支援。
・フアナにはポルトガル国王アフォンソ5世が支援。
アラゴン連合王国としてはイベリア半島の命運をかけてイサベル1世を全力で支えるためにフランス王国への干渉どころではなかったのが実態です。
イングランド王国もアラゴン連合王国も自国優先に動いていたのが一番の理由ですが、ギィエンヌ公シャルルの若過ぎる死によりルイ11世の対抗馬が不在となってしまったことで大義名分を失い計画が頓挫してしまったと見るべきでしょう。
王弟ありきの計画でありブルターニュ公やブルゴーニュ公がいくら強くてもそこに意味を成さないというところですね。
1477年のブルゴーニュ公の戦死は残されたブルターニュ公を苦境に立たせることとなり第2次公益同盟への道へと突き動かします。
イングランド王国とアラゴン連合王国はこの時は何をしていたのか？
イングランド王国については1471年の時点でエドワード4世が再び国王に復帰しヘンリー6世をロンドン塔にて殺害。
これによりヨーク黄金時代を迎えることになるわけですが、これで全てが解決したわけではありません。
・クラレンス公とグロスター公の兄弟の確執。
・リヴァーズ伯とヘイスティングス男の対立。
全体を俯瞰するなら親ウッドヴィル派と反ウッドヴィル派の見えざる対立ですね。
1475年にイングランド王国のフランスへの侵攻が開始されるもブルゴーニュ公やブルターニュ公から思う様に軍事支援を得ることが出来ず、逆にルイ11世からの和睦の条件として多額の資金を受け取る約束（賄賂）を取り付けピキニー条約を締結して撤兵。
ここで一昔前の物語のヒロインが釈放される一幕がありましたが、何はともあれ英仏の間に和睦が成立。
ランカスター派の残党にも注視しないといけない時期ではありましたのでこれでフランスとの抗争は解消となったわけですね。
しかし、翌年にイサベル・ネヴィルが死去してしまいネヴィル家の遺産を巡ってのクラレンス公とグロスター公の対立が本格化していきます。
血で血を洗う惨劇は未だ終結せずですね。
アラゴン連合王国については既にシチリア国王フェルナンドがカスティーリャ王女イサベルと結婚していたことで事態が動きます。
1474年にカスティーリャ国王エンリケ4世が死去したことでイサベル1世が女王として即位。
ところが、翌年フアナも王位を請求したことで第2次カスティーリャ継承戦争へと突入。
・イサベル1世にはシチリア国王フェルナンドが支援。
・フアナにはポルトガル国王アフォンソ5世が支援。
アラゴン連合王国としてはイベリア半島の命運をかけてイサベル1世を全力で支えるためにフランス王国への干渉どころではなかったのが実態です。
イングランド王国もアラゴン連合王国も自国優先に動いていたのが一番の理由ですが、ギィエンヌ公シャルルの若過ぎる死によりルイ11世の対抗馬が不在となってしまったことで大義名分を失い計画が頓挫してしまったと見るべきでしょう。
王弟ありきの計画でありブルターニュ公やブルゴーニュ公がいくら強くてもそこに意味を成さないというところですね。
1477年のブルゴーニュ公の戦死は残されたブルターニュ公を苦境に立たせることとなり第2次公益同盟への道へと突き動かします。
さて、ここら辺りでオルレアン公の動向も見ておかないといけませんね。
オルレアン公シャルル1世の時代は苦労した末に1465年に70歳で死去。
子のルイ2世が3歳を前にしてオルレアン公を継承。
1476年にはルイ11世の娘ジャンヌと結婚。
この様な人生ということもありオルレアン公ルイ2世は国王側の人間として生きていました。
ルイ11世が1483年に死去するわけですが国王の座は子のシャルル8世が継承。
シャルル8世には二人の姉がいます。
・アンヌ（1461年 - 1522年）はブルボン公ピエール2世と結婚。
・ジャンヌ（1464年 - 1505年）はオルレアン公ルイ2世と結婚。
ブルボン公とオルレアン公が協力してシャルル8世を補佐することが出来たら良かったのですが、その実態はアンヌとブルボン公ピエール2世が実権を掌握。
ジャンヌとオルレアン公ルイ2世は不遇の地位に甘んじていました。
このオルレアン公とブルターニュ公が手を結ぶことは自然の流と言えるでしょう。
1485年に第2次公益同盟の再結成へと発展、更にブルターニュ公は道化戦争へと突き進むことになります。
オルレアン公の方は戦争には参加しませんが反国王派の最重要人物であることには変わりがありませんけどね。
オルレアン公シャルル1世の時代は苦労した末に1465年に70歳で死去。
子のルイ2世が3歳を前にしてオルレアン公を継承。
1476年にはルイ11世の娘ジャンヌと結婚。
この様な人生ということもありオルレアン公ルイ2世は国王側の人間として生きていました。
ルイ11世が1483年に死去するわけですが国王の座は子のシャルル8世が継承。
シャルル8世には二人の姉がいます。
・アンヌ（1461年 - 1522年）はブルボン公ピエール2世と結婚。
・ジャンヌ（1464年 - 1505年）はオルレアン公ルイ2世と結婚。
ブルボン公とオルレアン公が協力してシャルル8世を補佐することが出来たら良かったのですが、その実態はアンヌとブルボン公ピエール2世が実権を掌握。
ジャンヌとオルレアン公ルイ2世は不遇の地位に甘んじていました。
このオルレアン公とブルターニュ公が手を結ぶことは自然の流と言えるでしょう。
1485年に第2次公益同盟の再結成へと発展、更にブルターニュ公は道化戦争へと突き進むことになります。
オルレアン公の方は戦争には参加しませんが反国王派の最重要人物であることには変わりがありませんけどね。
>>[40]、
大航海時代ってあんまり詳しくないんだよなー！
でもまあ、項目としてなら、いくつか思い浮かびますね！
�．ぅ戰螢�半島のレコンキスタ最終局面！
�⊆尊櫃砲呂△鵑泙蟾匈い靴覆�ったエンリケ航海王の話！
��100年戦争後半！
�ぅ丱蘋鐐茵�
�ゥ戰燭世�コロンブスやマゼランの話！
�� 月と星より☪さんの述べたフランスの事はあまり知らなかった！まあ、結局100年戦争後イギリスもフランスもゴタゴタしていたと言う事なのかな？
�Д悒鵐蝓�8世！
�┰ゞ飢�革！
��反対宗教改革！
��宗教戦争！
と書き出したけど、あと20-30ぐらいは軽くお題があるなぁ？
コルテスやピサロとか、英蘭戦争、30年戦争、ヴァレンシュタイン、ルネッサンス、メディチ家の隆盛とか、ハプスブルク家話とか！
大航海時代ってあんまり詳しくないんだよなー！
でもまあ、項目としてなら、いくつか思い浮かびますね！
�．ぅ戰螢�半島のレコンキスタ最終局面！
�⊆尊櫃砲呂△鵑泙蟾匈い靴覆�ったエンリケ航海王の話！
��100年戦争後半！
�ぅ丱蘋鐐茵�
�ゥ戰燭世�コロンブスやマゼランの話！
�� 月と星より☪さんの述べたフランスの事はあまり知らなかった！まあ、結局100年戦争後イギリスもフランスもゴタゴタしていたと言う事なのかな？
�Д悒鵐蝓�8世！
�┰ゞ飢�革！
��反対宗教改革！
��宗教戦争！
と書き出したけど、あと20-30ぐらいは軽くお題があるなぁ？
コルテスやピサロとか、英蘭戦争、30年戦争、ヴァレンシュタイン、ルネッサンス、メディチ家の隆盛とか、ハプスブルク家話とか！
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