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KiyoP音楽研究所コミュの研究所から独り言〜緊張対策?

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まだまだ外出れば寒いですね。早く暖かくなれば良いとは思うものの、4月になったらまた例のコンクールの申し込みも始まりますね〜。ご自分が受けたり、周りの方が受けたりなんていう人もいますかね。そこでよく出てくる話No. 1。

緊張して胸がキューっとなって、鼓動が早くなって、弾き始めたら肩に力が入って手がかたまって弾けなくなって失敗した。

まあ、それに対して「えー、全然そんなふうに見えなかったよぉ〜」「まちがえたのー?わかんないわかんない〜」っていう受け答えまでがセットですね。

それはいいとして、前半の緊張して云々ってやつ。これ、緊張という言葉から全て繋がっているとみなさん考えますね。
だから、「緊張しないように」って考えます。みんな。
(実際のところ胸がドキドキしてても手は動きますね。)

そしてYouTubeなどで緊張対策の動画を見ると、みなさんの感想でいろんなこと言ってますね。「緊張してはダメと思わない、緊張している自分を認めてあげて🥰」とか「完璧じゃなくてもいい、失敗しても大丈夫と自分を抱きしめて言い聞かせてあげて🥰」とか。あれ?それ緊張がなくなる方法か?🤔

そもそも、どうしたいんでしたっけ?緊張してなければごちゃごちゃの演奏でいいの?
逆を言うと、緊張していても上手に弾ければ良いんですよね?コンクールの審査基準にに「緊張していたらマイナス20点」とか書いてるわけでもないんだし。

緊張という言葉自体も意外と演奏業界では曖昧な言葉です。全部を一緒に考えてしまいがち。緊張したから指動かなかった。緊張したから暗譜が飛んだ。緊張したから肩に力が入った。緊張したから緊張したから、、、。 
そして、どうやら普段使っている「脱力」という言葉が緊張によって裏目に出るということがあります。

脱力って本当にやったらどうなると思いますか?答えは、「椅子にすら座っていられず床に倒れてしまう」です。椅子に座っている状態ですら筋肉が働くことで成り立っています。鍵盤に手を置くことに至っては、肩関節を屈曲させ、肘の関節を屈曲、前腕は回内、手首は人によりますが屈曲し、指のそれぞれの関節も屈曲。ただ単に目の前の鍵盤に手を置くだけでこんなに骨を動かしています。そのために筋肉が力を使っています。
脱力と言葉を使っているくらいなので、そんな指導のもとでは意識できる筋肉は指くらいなものでしょう。そうすると他の関節はほとんど無視。知らず知らずのうちに変なイメージがついて、思いもよらないところに力が入ってしまったりする。

緊張状態というのはある種の闘争本能もしくは逃走本能と言われます。私も詳しくはないんですが、身体が瞬発力を求める感じですね。そうなると元々身体が無意識に「必要だ」と感じていた身体の部位はどうなるでしょう?
おそらくねぇ、余計力が入ってしまいます。だから、本来弾くのに必要な筋肉を邪魔する力が入ってしまって上手く弾けなくなるんですね。

だから、普段から弾くときの体の使い方を意識して練習すると、緊張していても、思ったところに力を入れられるんです。

「緊張しないように」するのは対策方法が多岐に渡りすぎてその人に適切な方法が見つかりにくい上に、マイナスになる部分をゼロに戻す方法。でも、もう少し前から体の使い方を意識して効率よく演奏をできるといいですね。

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