報道されない重要情報共有推進課コミュのパンデミック条約について

日本のメディアではほとんど報道されませんが、世界の多くの国で今大問題として議論が起こっていることのひとつに、パンデミック条約というものがあります。
2021年の世界保健機関(WHO)総会でWHO強化の方針が打ち出され、それに基づきパンデミック条約という世界中のほとんどの国を対象とした条約の制定が進められ、現在政府間交渉が行われています。
■2024年1月のWHO執行理事会でほぼ内容が固まる予定
■2024年5月WHO総会で採択予定（３分の２以上の賛成で可決）
■2025年11月に批准

なにが問題かと言いますと、このパンデミック条約締結により、WHOは今までのような健康に関するアドバイザーとしての立場ではなく、世界政府とも呼べるような巨大な権限を手にすることになるのです。
具体的には（まだ交渉中ですので確定したものではありませんが）、「新薬の開発に巨額の資金を投下する権限を持つ」「すべての加盟国（194ヶ国）に対してその国の政府の同意なしに公衆衛生上の緊急事態を宣言することが可能となる」、そして、新型コロナで経験したような行動制限やワクチン接種がWHOのみの判断で強制力をもって世界中で実行することが可能になります。

また、パンデミック条約は枠組条約と呼ばれており、実際にはその時々の対策についてはWHO内の締約国会議(COP)が決めることになりますが、そこには国の代表だけではなく民間の利害関係者も含まれることになる見通しです。つまり、ビルゲイツ財団や製薬会社などの代表者がパンデミック対策の決定に関わるのです。
＊新たに判明した情報によると、このいわゆるパンデミック条約は厳密には「条約」ではない可能性があります。だからこそ政府としてではなく、日本の厚生省の一部門が、ほとんどの国民に知られることなく話を進めることができているということのようです。

本当に恐ろしいことですが、これはパンデミック対策において、世界中の一般の人々には選択の自由がなくなることを意味します。また、WHOの決定が絶対的に正しいものとして扱われることになります。WHOは誤情報（インフォデミック）と戦うと主張しています。
ただし、私ははっきりと覚えていますが、新型コロナの発生当初、WHOは脅威ではないと主張していたのではなかったでしょうか？　そしてそれは科学的な根拠に基づいて発信されたものだったでしょうか？

私はこの問題を一人でも多くの人に知ってもらい、重要性について理解していただきたいと考えています。