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日蓮原理主義を破折する会コミュの謗法について考察する

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 謗法は、誹謗正法の略で、仏教の正しい教え(正法)を軽んじる言動や物品の所持等の行為を指す。誹・謗とは“そしる”、つまり貶(けな)す、腐(くさ)す、非難するなど、悪く罵(ののし)ることである。日蓮原理主義者が良く使う言葉であるが、教団や法主、指導者の意向や指示等に従わない場合にも使われる事もある。
 日蓮さんは比叡山を出てから、ぶっ飛んだ理論で既存の仏教を【誹謗中傷】し、国家を激しく非難した。信者に対しても【信仰の姿勢に誤りがある、慢心がある、油断してうっかり間違いを犯す】事で謗法罪が適用されるとした。謗法は五逆罪より重く無限地獄の業因であるが、小さな事で父母を殺害する以上の罪業が積まれるというのは、普通なら納得でき無い。殉教はかつては美徳か、褒められた事だが、現代の感覚からすれば、【人を幸福に導くはずの宗教が信仰を楯に人を死に追いやる】のは狂っているとしか言いようが無い。
 日蓮さんの弟子であった五老僧は、【ほんのわずかな過ちで謗法罪が適用され、無限地獄に落ちる】という教義に疑問を抱き、かつ【日蓮さんの四箇の格言や立正安国論等の論理では一歩間違えたならば、こちらが正法誹謗となりかねない】と気付き、教義を緩和して他の伝統仏教と融和したのである。
 時代が下り法華経が釈迦滅後何百年も経って成立した大乗経典の一つである事、五時経判は誤りであって法華経は釈迦の本懐でも何でもない事から、その判断は正しかったのである。
 日蓮原理主義者は【法華経は釈迦の本懐で最も優れた経典である】ので、【既存の伝統仏教は釈迦の意思に背き謗法である】と言うが、別の口では【釈迦仏教は末法衆生救済にならずかえって毒である。日蓮大聖人の仏法こそが妙薬であり人を救える】と言う。
 これは良く考えてみれば【既存の伝統仏教を釈迦に背いていると言って破棄させ、その既存の法華経も時代遅れで役に立たない、と言って破棄させ、法華経を何らかの目的で改竄した日蓮原理主義だけ正しい法華経として信仰させる】という事を言っている。
 日蓮仏法というのは日蓮を仏と崇め日蓮曼荼羅等を本尊とし、御書等を聖典にしているが、これはもはや【日蓮教】であり、【自分達だけが正しく成仏出来、他の教義は邪説で謗法であり堕地獄の業因である】というのは、独善的としかいいようが無い。
 日蓮原理主義者は、法華経やその他大乗経典を良く読んで謗法罪の定義を良く確認する必要がある。

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