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即興表現コミュのあぜがみ氏ご挨拶ときくみるはなす福島縁坐舞台の予告

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皆様へ。

震災直後、福島への水の搬送について
シェアさせていただいた畔上裕子さんより
その後のご挨拶です。

7月には福島で、きくみるはなす福島縁坐舞台の
開催を予定しています。

            はしもとくにひこ


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こんにちは、あぜがみゆうこと申します。
昨年の震災直後、「大阪で水を買って福島の実家に送りたいので、ご協力を」と
お願いした者です。

今日は3月11日。早くも一年が経ちました。
その節は、たくさんの方から情報やお見舞い、
手配のサポートのお申し出をいただ
き、また何人かの方には実際にお手伝いをいただきまして、
ほんとうにありがとうございました。

お礼をこめて、また一年無事に過ごせたことに感謝して、
くにちゃんにお願いし、かんたんにご報告メールを
送らせていただくことにしました。

たくさんの方が思いを馳せてくださったおかげさまで、
父の持病も震災によって悪化することはなく、
今も福島県須賀川市で生活を続けています。

当初「大規模半壊」と判定された自宅は、その後「全壊」扱いとなり、
秋口にようやく取り壊し〜この3月24日に上棟式を迎えられることになりました。

放射線の空中線量は、いちばん近い測定場所(天栄村役場前駐車場)で、
昨日(2012年3月10日)の午後3時=0.47マイクロシーベルト/毎時です。

にもかかわらず、伏流水からは放射性物質が非検出。
農作物からもほぼ非検出という、
頭で考えるとどう受け取っていいのかわからない奇跡的な状況が続いています。

気持ちは時々で揺れ動きますが、
わたしの身体はまだ、安心な場所として実家のある地域を受け入れていません。
帰省しても、里の山を散歩することはありませんし、深呼吸もしなくなりました。

でも、一年かかってようやく、あの土地と、自分なりの距離感でつきあっていく。
という気持ちは固まってきたようです。
一時は二度と福島の実家の土地は踏まない、とまで思いつめたのですから、
ずいぶん大きな変化です。

たくさんの、いっしょうけんめい生きている全国の人たちとの
コンタクトがあって、そんなふうに気持ちが変化したのだと思います。

そして今年の7月には、くにちゃんに福島に来てもらい、
3日間のワークショップを開くことにしました。

あまのじゃくですが、「絆」をほどくことをテーマにしようと思っています。
「被災」地、「被災」者、「被災」経験…

「被災」のことばで縛りつけられてどこかに連れていかれてしまわないように、
人や、土地や、自分自身と、ちゃんと出会いなおしたい。
そんな気持ちでいる、2012年の3月11日です。

今後とも、折々にちょっとずつ、福島に関心をお寄せいただければ幸いです。
そしていつか皆さまお一人おひとりと、その都度あたらしい出会いを
いただけますことを。

お読みいただき、ありがとうございました。


あぜがみゆうこ

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