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MAYDAY メーデー!ナショジオコミュのCOCKPIT KILLER LAM航空 470便 墜落事故

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2013年11月29日、LAM航空470便(Embraer-190型機)はMozambiqueのMaputo空港からAngloaのLuanda空港へ向けて、4時間程のフライトへ出発した。Arminio Fernandes dos Santos機長49歳は24歳の副操縦士と共に離陸後20分余りでFL380へ上昇し、Botsuwana領へ入った。AMARAを12:20amに通過予定で、Luanda管制へは10:10amに交信する予定であったが入電がなく、同管制センターからの呼びかけにも応じなかった。
Namibia航空機事故調査委員会(DAAI)はradar解析で同機が3万ftから急激に降下していたことを確認し、Namibiaから東へ細長く突き出たBwabwata国立公園内にrangerらの捜索で墜落しているのが見つかった。機体の四隅が残存しているのを確認し、墜落地点にエンジンが削ったと見られる溝が2本出来ていたことから、事故機は水平飛行で墜落していた。着陸装置は収納されたままであり、controlabilityは良好であったと考えられた。Blackboxを回収し、米国NTSBへ送付された。NTSBはDennis Jones調査官を派遣し、E/Gは通常に作動していたことを確認した。事故機の整備も前日の11/28に整備されて良好であり、気象状況も雷雨はなかったことを確認した。
CVRを解析すると、副操縦士がトイレに席を立った後、操縦室内は機長一人となり、30秒ほど沈黙があって、ダイアルをカチカチ回す音だけが記録されていた。6分後のドアノック音があり、副操縦士が操縦室内へ戻ろうとしていたが、反応はなかった。同時刻のFDRではhigh speed、sink rate、GPWSのsink rate!の警告が録音されていた。Jones調査官らは機長がsubtle incapacitationに陥ったことも検討したが、NTSBのMalcolm Brenner調査官はっ高度設定が4,288ft, 1,888ft, 592ftと標高以下へ下げられていたこと、自動throttleがOFFからidleへと変えられていたこと、CVRで副操縦士が"Captain, open this door!"と叫んで、客室がpanicになっていた様子から、無理心中による墜落の可能性を指摘した。
機長は身辺調査を行うと、最近10年来離婚調停が続いていたこと、娘が心臓手術を受けて菱油中のこと、息子が自殺目的の自動車事故で死亡していることが分かった。この交通事故は墜落のちょうど1年ほど前であった。DAAIはLAM航空へ操縦室内ので2-person規則の徹底を勧告した。

コメント(3)

操縦乗員が無理心中を図るという事例はMayday!でもSilk Air, German Wingsなどの墜落事故を取り上げてきた。ひっそりと自死するのではなく、乗員乗客を道連れに機体もろとも激突するという衝動は一般的に理解できないが、理解できない事を仕出かすのが異常心理というものだ。操縦室のドアはテロ対策として堅牢である必要があるが、こういう事態へも対処できるよう、外から開けられる手段も極秘で作っておく必要があろう。
Fernandes機長(Lindford Mark Robinson)の名前はエンドタイトルに出ていたが、副操縦士(Jamaal Michael Grant)の氏名はなかった。DAAIの配慮なのかも知れない。
NTSBはAfricaでの事故調査には専ら黒人調査官を派遣するようだ。racial backgroundを重視して、意思疎通や情報交換をスムーズにするための配慮なのだろう。それにしても小柄のJones調査官と配役の巨人のようなGlen Michael Grantはイメージが連携しない点でミスキャストに感じた。

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