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MAYDAY メーデー!ナショジオコミュのCABIN CATASTROPHE Southwest航空1380便 墜落事故

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2018年4月17日、Southwest航空1380便(B737型機)は、米国NY州Lagarudia空港からTX州Dallas空港へ向けて、最大離陸重量で10:42amに離陸した。その20分後、FL284で突然バーンという音がして、操縦室内に急減圧の煙が漂った。機体は左へ旋回し、振動で警報が発せられた。E/G#1が発火したとの警報があり、FL320まで上昇して機体は水平を維持し、Tammy Joe-Shults機長はDarren Ellison副操縦士へ緊急降下すると告げた。酸素マスクを装着し、ATCへATCへ最寄りの空港への緊急着陸を要請した。17NM先にKPHL空港があり、そこへdivertすることとした。#1エンジンをretardし、FL100で酸素マスクを外して、最終着陸ルートを充分に伸ばし、手順を確認していた。客室乗務員のRachel Reinheimerから"Somebody is out of window!"との報告があり、実際客室では二人の男性乗客が窓際に座っていたJenipher Leidenの下半身を、吸い出されないよう必死に押さえていた。Joe-Shults機長は機速を210ktまで落としたところ、風圧が弱まってLeidenを機内へ引き込むことが出来、救命士の乗客が心肺蘇生を開始したが、彼女は既に死亡していた。
Joe-Shuts機長はflap-5°で速めのアプローチでPhiladelphia空港へ着陸を試みた。#2エンジンのみ逆噴射させて無事に機体を滑走路上で停止させられて、機長は"Thank you...thank you..."と念じていた。
本事故は2011年来の死亡事故であり、NTSBはJIm Wildey調査官らを派遣して、まず#1エンジンが火災ではなく、fan bladeの1枚が5,000rpm程度の回転で金属疲労で破断したことを確認した。事故機は#13blade以外をoverhaulして、その後1,500時間または離着陸3,000cycleごとに検査していたが、破断するbench markを発見することは出来なかった。破断したbladeは
cowlの内側からlatchを直撃して、それが外れたため、cowlの破片が窓へ衝突して、そこに座っていたLeiden女史が吸い出されたと結論した。

コメント(2)

プロペラ双発機のプロペラ真横には、deicingした際の氷塊が機体へぶつかる衝撃を吸収するため、補強材が張られていたりする。今回の事故はbladeがcowlを破壊するという不運が重なって、乗客が機体外へ吸い出される悲劇となったが、bladeの破断は完全に防止できないから、同様な機体の補強が必要となろう。
Joe-Shults機長(Stephanie Belding)とEllison副操縦士(Toby Proctor)は何れも米軍の退役軍人で、冷静に対処したことで、後日White Houseへcrew全員招かれて、Trump大統領から労を労われたとのこと。立派な対処を行ったことは間違いないが、客室乗務員のReinheimer(Katherine Gauthier)からもっと早く事態を報告されたら、Leiden女史は救命出来たのではなかろうか?

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