MAYDAY メーデー！ナショジオコミュのFATAL FOCUS Garda Indonesia航空200便着陸Over run事故

2007年3月7日、乗客133名を乗せたGarda Indonesia航空200便(B737型機)はJakarta空港からYogyaka空港へ順調に飛行していた。到着空港の天候は微風、視程8kmと安定しており、Mohamed機長はGagaku副操縦士に対してRwy09へ進入すると告げたが、機長は急速に高度を下げながらｱﾌﾟﾛｰﾁしていた。乗客にはAustralia外相のIndonesia訪問の下準備で同地へ入る豪州政府関係者が搭乗していて、そのうちのKyle Quinlandは降下速度が異常に大きく、かつｱﾌﾟﾛｰﾁ速度が速いことを心配してbrace positionを取っていた。Rwy09へ接地した同便は速度超過でﾊﾞｳﾝﾄﾞし、その後ﾌﾙﾌﾞﾚｰｷをかけたが滑走路端で停止できず、over runして水田に突っ込んで止まった。機体が割れて、右翼が破断したため火災が発生し、乗客は命からがら機外へ逃げ出した。

コメント(1)

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[1] mixiユーザー 11月06日 18:07

1つのことに固執して全体が見えなくなるfixationと呼ばれる異常な心理状態は、誰もが日常で経験することだろう。しかしPFがこれに陥ると大事故につながることは度々あり、Aires航空8250便(Runway breakup)でも取り上げられている。特に機長が操縦している時には、よほどCRMが確立されていないと副操縦士が機長の誤りを補正できず、そのまま事故に直結するのだろう。
航空身体検査の医学的な進歩によって、高齢機長の身体的な不調は予見できることが多くなったが、精神状態や認知能力の障害はまだまだ予見できない分野である。

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