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MAYDAY メーデー!ナショジオコミュの28 SECONDS TO SURVIVE Santa Barbara Airlines 518便 墜落事故

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2008年2月21日、Venezuelaの山岳地帯にあるMerida空港からCaracas空港へ向かうSanta Barbara Airlines 518便(ATR-42型機)は43名の乗客を乗せ、半時間後にArdino Garanito Gomez機長とDenis Ferreira Quintal副操縦士が搭乗して、その7分後に出発した。本来であれば、南西へ離陸後に右旋回して北東方面へ上昇するところ、同空港では左旋回して空港北東にある天文台上空を通過後、Caracasへ向かう非承認ルートが日常的に使われていた。このコースは正規ルートより10-15分早く出発できる。Merida空港にはradar設備がなく、空港管制官も"Report Observatory"と黙認していた。
同機は離陸後IMCに入り、GPWSが作動して、機長が操縦を代わったが、目前に山が迫り、必死に山頂を飛び越えようとしたが、Los Conejos山の頂近くに衝突して墜落した。
救助隊のOrangel Lozadaらは墜落地点をなかなか特定できなかったが、空港から北東へ10kmほど離れた地点に、同機の残骸を発見した。山肌を上るように残骸が散乱しており、あと300m高ければ山頂をクリア出来る地点であった。同時に乗員乗客46名の死亡を確認した。Blackboxを回収し、FrannceのBEAへ分析を依頼した。事故機のプロペラは衝突まで回転しており、計器も正常に作動していたことが確認された。CVRを解析すると、事故機がエンジン作動後、到着機があったため、preflightも行わずに離陸していた。また同機の姿勢儀には以前から動作不良があり、補正されていなかった。機長は上空で今まで姿勢儀が動作回復していたため、今回も元に戻ると過信していた節があった。

コメント(2)

この事故で障害となったのは、姿勢儀が従前から不調であっただけで、これもcalibrationしてあれば問題ないことだった。crewの慢心、会社の怠慢、それに非公式ルートへの飛行場の無責任な態勢などなど、安全運航体制が全く出来ていなかったことから生じた事故だった。
Gomez機長(Alex Karzis)は同社のベテラン機長であったようで、Quintal副操縦士(Rodrigo Fernandes-stoll) から操縦桿を引き継いて山頂近くへ衝突するまで操縦に自信満々であった様子が、よく演出されていた。

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