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MAYDAY メーデー!ナショジオコミュのTHE PLANE THAT VANISHED Adam Air 574便 墜落事故

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2007年の元日、IndonesiaのSurabaya空港から1,700km北東にあるManado空港へ向かっていたAdam Air 574便(B737型機)は、乗員乗客102名を乗せて、乱気流の中FL220からFL330へ上昇して飛行中だった。Refrey Widodo機長とJaga Susanto副操縦士はIRSモードで飛行していたために予定していた航路から逸脱していることに気づいた。ATCはDIOLAポイントへFL350で飛ぶよう指示し、機長はFMSで直行させようとした。同機は積乱雲の厚い壁に入り込み、同機はATCに対して、MKSから120NMと通報したが、NAVシステムが故障したのか、lost positionしてしまった。
機長はauto-pilotをOFFにしたところ、機体が右へ傾きだし、慌ててONへ戻したが、bankは止まらなかった。ATCはYujian管制センター128.1MHzへの周波数変更を指示したが、応答はなかった。
IndonesiaのNTSCではFrans WerasとCap.Prita Wijayaは墜落位置の特定から開始し、空軍のEddy Suyantoらは航空機を飛ばして、残骸を捜索した。米国NTSBからClint Crockshanksが、豪州からはAlan Stalyが技術的な支援のため現地入りした。
事故9日後に漁師が機体の残骸を発見し、墜落地点はSulawesi島の西岸沖のJawa海で、水深が深いため、Adam航空はサルベージ費用を支払えないと主張した。NTSは7か月間交渉して捜索期間を1週間以内とすることでAdam航空と合意。Phenix Salvage社が8月24日からGemini潜水艇を用いて捜索を開始した。2日目にFDRとCVRを発見し、これらはNTSB本部へ送付された。
FDRの解析によれば、IRSは較正されて離陸していたが、整備記録と突き合わせると、事故3か月前からNAVシステムが不調で、クリーニングしたり機材の入れ替えが行われていた。
事故機は以前から右側へ傾く傾向があり、機長はauto-pilotをOFFにしてから直ぐ30秒の較正時間を待たずにONへ戻したため、auto-pilotが作動していなかった。このためbank rateが増大して、機長は空間識失調に陥った可能性も考えられた。傾いた機体をwing levelする前にnose upしたためspinに入り、21,000fpmで急降下して空中分解したと考えられた。
Adam航空は、以前にも782便が3時間lost positionして、飛行計画から数百km離れた空港へdivertすることがあった。同航空では通常から緊急事態への訓練が殆ど行われていなかった。

コメント(2)

番組内でAdam航空の機体には、Fly is cheapと書かれていたが、安かろう悪かろうの運航体制のため、どこを飛んでいるのかも分からないという初歩的なミスから機体制御が出来なくなった。同様な杜撰な運航体制が他の航空会社にも見られたため、EUはIndonesiaの航空機を域内乗り入れ禁止にしたほどだった。今では改善されて、安心して乗られる航空会社になったと信じたい。
Widodo機長(Isai Rivera Blas)とSusanto副操縦士(Leon Aureus)が、自機CBへ突入して操縦不能となった時の不安と恐怖を好演していた。

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