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MAYDAY メーデー!ナショジオコミュのDISASTER ON THE POTOMAC Air Florida 90便 離陸失敗事故

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1992年1月13日、Washington D.C.のNational空港では降雪と27°Fの凍てつく寒さの中で、40-50機が離着陸再開を待っていた。Air Florida 90便(B737型機)は14:45に防氷処置を受けてLallyウィーグン機長34歳とRogerペテット副操縦士31歳もFL州Ft.Loderedale空港へ向けて離陸準備を続けていた。地表の風向風速が010°/10ktに収まって、Palm-90へも離陸許可が発出された。いつも通りの手順で加速を行ったが、速度がなかなか上がらず、Floridaへ戻る乗客で自身がパイロットでもあるJoe Stileyは滑走中からtroubuleに陥っていると感じた。何とか離陸後も機体が揺れて食器がギャレーから落ちるなどして、Stileyは一緒に座っていた秘書へBrace!と指示した。操縦席では二人の操縦士が必死で機体を上昇させようと試みていたが叶わず、We're going down, Lally!...I know it!との最後の会話を交わしたが、その後機体はPotomac川にかかるRochambeau橋上にいた乗用車と橋の欄干に衝突して、そのまま川へ落ちた。
直ちに警察のヘリコプターなどで川へ落ちた生存者を吊り上げて救助しようとしたが、なかなかうまく行かず、ヘリから落とした浮き輪を女性客へ譲って自分の番を待っていたArland D. Williams Jr.は力尽きて水没して亡くなった。氷結した川へ飛び込んで女性乗客を援けた連邦政府職員もいた。結局乗員乗客79名のうち、客室乗務員1名とStileyら4名の乗客が生存し、74名は死亡した。
NTSBは当初からicingによる揚力不足により離陸を失敗したと想定した。積雪でtowing-carがスリップしたため、push-backの代わりに逆噴射でバックしようとしたため、巻き上げられた氷片が翼面に付着したこと、離陸前チェックでanti-iceをOFFとしたこと、taxi中に先行していたNew York Air 58便(DC-9型機)へ故意に近寄って、そのジェット排気で翼面の氷結を溶かそうとして再氷結を引き起こしたこと、エンジン圧力比がsensor開口部への積雪で誤作動したことが、事故の原因として挙げられた。

コメント(1)

FloridaからD.C.へ飛んできたCrewにしても、push backの代わりに逆噴射してみたり、前方機の排気で翼面の氷結を溶かそうとしたり、30代の操縦士が考える浅はかで致命的な誤りだった。
ヘリから落とした浮き輪を女性客へ譲って自分の番を待っていたArland D. Williams Jr.は力尽きて水没して亡くなったことで、事故現場の橋は彼の勇気と愛を忘れないため、彼の名前を記念して改名された。

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