New Guinea島は西半分がPapua州、東半分がPNGに分けられているが、どちらも未開の地が多く、WWIIのラバウル航空隊時代のnavigationが長らく続いていた。新型corona流行前までPapua州でC208-Caravanで飛んでいた日本人パイロットによると、VHF波でATCがつながると言うことだが、YouTubeを見るとPNG側の内陸部ではまだHF波で交信している。こんな状況だから、approach chartの最低安全高度も信用ならないということは印象的だ。GPS時代のnavigationは、目視進入が可能な天候であればGPWS-offもありだろうが、それがprocedureに組み込まれていなかったのが不幸の始まりだった。そもそも飛行場脇のNDBを通過した時点でRWYを目視出来たら場周経路に入るZulu-approachみたいな進入方式を廃止して、RNAVを早く普及させるのが最も早道な安全確保策ではないだろうかPapua州で不承不承働いている出稼ぎパイロットにも遵守されやすい改善策が重要だ。