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ALMONDコミュのことばのあらたな定義および再定義

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 物理学のはじめにことばがなかった。物理学とともにあるべきことばがなかった。物理学であるべきことばがなかった。このことばは、はじめに物理学を定義するものでなければならなかった。万物の事象は、物理学のためのことばで記述されねばならなかった。

 物理学を記述するために、ことばのあらたな定義と再定義をおこなう必要がある。例えば、「時間」は少なくともふたつの異なる概念として定義されねばならない。例えば、単位系は一般的には国際単位系(SI)が使われるが、これは工学的概念として定義されているものであり、物理学のためにはMKSCの単位系として再定義する必要がある。

コメント(7)

自然哲学の概念として、哲学の世界からみっつのことばを借りてくる。すなわち、形而上学、形而下学、プラグマティズムである。借りてきたことばに、別の意味(定義)をあたえる。

哲学的意味での形而上学とは、ひとが理解可能な哲学的概念の全体であると考える。形而下学とは、形而上学の部分集合であり実在する事象を対象とする概念であると考える。プラグマティズムとは、実験によって確認される範囲のみを対象とするものであり、物理法則の存在すら認めないものとする。

数学を形而上学であると考え、これをふたつに分ける。ひとつは形而上学から形而下学的部分を取り除いたもので、これを純粋数学とする。残りは形而下学に相当する部分で、物理学のための数学とする。物理学のための数学においては、純粋数学では正しいことが実在する事象の影響を受け正しくなくなることがある。例えば、三次元のデカルト座標を考え、みっつの軸をx軸、y軸、z軸とすると、物理学のための数学においては物理的制限によりxyzが互いに独立でない場合が存在する。つまり、偏微分ができない場合が存在するということであり、計算式のひとつひとつのステップにおいてこの計算は物理学のための数学的に正しいのかを確認しながら進まなくてはならない。
プラグマティズムは工学的概念であると考える。工学的概念においては、物理法則も実験式のひとつであると考える。物理法則もまた近似式であると考え、実験によって得られたデータのみをあつかい、データの外挿を許さない。
工学的概念が求めるものを「実事」と定義する。実事とは一種のオブジェクトであり、観測された事実(値)と観測の方法(メソッド)から構成される。正しく記述された学術論文がこれに相当する。
自然科学における間違いはふたつの考え違いに起因することが多い。ひとつは、実事から値のみを取り出して正しいものと考えるがゆえの間違いである。もうひとつは、原因と結果を逆に考えてしまったことによる間違いである(因果律に関しては別項を設ける)。
絶対空間と絶対時間の再定義

時間と空間の概念についてはそれぞれをふたつの概念として再定義する。純粋数学的概念と物理学のための数学的概念のふたつである。また、時間と空間の定義に関しては現在中心主義をとる。例えるなら、「8月13日12:00現在、南鳥島、北北西の風、風力3」と表現された場合の現在時間は8月13日12:00であり、現在位置は南鳥島となる。基準を現在に取る場合、時間の始まりと終わり、空間の広がりにおける宇宙のはてについては、定義する方法論が存在しない。
ニュートン力学における絶対空間を、空間座標のひとつとして再定義し、空間座標と物質の間に相互作用は存在しないとする(ここで相互作用ということばの使い方は必ずしも適切でないが、あえてこのままの表現とする)。空間座標と物質のあいだに相互作用がないとき、物質に対して光の2倍の速度で移動する空間座標の定義が可能となる。ここで絶対空間とは、物質の運動とそれに伴い形成される場(電場、重力場)を相対的に記述したものと一致する空間座標のことであるとする。
絶対時間とは、現在を基準とした座標時間のことであり、過去、現在、未来と流れる純粋数学的時間のことである。空間座標と時間座標の関係を明確にし遠隔作用の存在を否定するとき、時間の向きは定義可能となる。
ここで、時間と空間そして物質の関係性の定義を同時におこなう必要が出てくる。

*複数の定義を同時に行い、その概念を理解することは自然のチャイルドプルーフを乗り越えるために必須のことである。
物理学のための数学に関する補足1

物理学のための数学においては、運動を記述する場合、遠隔作用の存在を否定すると多くの場合においてベクトル演算ができない。
例えば、空間上にふたつの点(t1,x1,y1,z1),(t2,x2,y2,z2)の存在を仮定する。ここで、純粋数学的には何ら問題ない点が物理学のための数学では問題となる。すなわち、t1≠t2が常に成立するという点である。

物理学のための数学に関する補足2

補足1の追加補足
空間上の点を(t,x,y,z) と考えるのは、物理学のための数学においては実は間違いである。
単位系の項目で別途説明する予定であるが、時間に対応するのは距離であり、距離の下位概念として座標が存在する。したがって、(時間(t)、距離(d))が対応するものであり、(t,d)=(t,(x,y,z))として記載する必要がある。

座標の定義方法として、いくつかの例を記載する。

1。 (時間、空間、物質)           ・・・物質観
2。 (時間、距離、(電荷、質量))      ・・・単位系
3。 (時間、空間座標、(位置、電荷、質量)) ・・・世界観
4。 ((絶対時間、相対時間)、空間座標、(位置、電荷、質量))

空間という概念は、多重に定義される。
ひとつは、形而上学的な空間座標(ニュートン力学における絶対空間に相当する)。
もうひとつは、物質の存在位置とその運動および電荷を基準として電場として記載する。
さらには、物質の存在位置とその運動および質量を基準として重力場として記載する。

遠隔作用が存在しないという定義のもとに、空間を多重定義すると時間の向きが定義可能になる。

電荷の周りに電場が形成される速度Veと、質量の周りに重力場が形成される速度Vgを考えた場合、Ve=Vgである場合が存在することはあっても、常にVe=Vgではあり得ない。
例えば、質量と電荷の両方を持つ陽子の周りに電場と重力場が形成される場合を考えよう。
Ve≠Vgである場合、遠隔作用が存在しないという条件下で電場と重力場の形成を考えたとき、先進場という考え方は成立しない。
したがって、時間の向きは遅延場が形成される方向に定義される。

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