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芝田進午の人類生存思想と現実コミュの首相と政権党 国民の怒りにおびえ大混乱

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2021年9月2日【2面】しんぶん赤旗

 1日付各紙は菅義偉首相による「月内解散」の計画を報じました。ところが首相は同日朝、記者団に対し「今は解散する状況ではない」と「打ち消し」。混迷を深く印象付けています。

 8月31日には、二階俊博幹事長の交代が伝えられたばかりでしたが、同日夕方から深夜にかけ、永田町には「自民党総裁選(9月17〜29日)を先送りし、菅首相が衆院を解散する動き」との情報が飛び交い緊張が走りました。「阻止する」との派閥の動きや、複数の閣僚が国会近くのホテルに集まり密談するなどの動きも伝えられました。

 目まぐるしく相矛盾する政治の動き―。一体、何が起こっているのか。

 もともとオリンピック・パラリンピックが終わったところで、早期解散に打って出る戦略を描いてきた菅首相。それは支持率低迷のもと、自民党総裁選での再選が危ぶまれたからです。ところが感染爆発の中、早期解散は困難になり、総裁選実施が決められました。

 このもとで、「10月の総選挙、菅首相ではたたかえない」との空気が自民党内で日増しに高まっていました。7月の東京都議選での大敗に続き、8月22日の首相のおひざ元・横浜の市長選で自民党前閣僚の候補が大敗。各種世論調査でも内閣支持率が過去最低を更新し続けていました。「横浜ショックで全党が浮足立った」―自民党議員の一人はこう述べます。

 「総裁選で降ろされる」と危機感を深めた菅首相は、総裁選つぶしの「解散」の企てに出ようとしたのです。党内の強烈な反発を受け、一夜にして引き下がらざるを得ないという無惨な状況に追い込まれました。

 コロナ失政で感染爆発を招き、医療崩壊で次々と救える命が失われる状況に、国民的怒りが爆発しています。国民の怒りの前に、首相と政権党がおびえ、権力中枢が大混乱に陥っているのが状況の本質です。混迷はまだ続くでしょう。

 この前代未聞の混迷のもとで政局の核心は、対峙(たいじ)する野党の側が、政治を変える明確な対案・対決軸を示し、協力して政権を担う意思を示すことができるかどうかにあります。

 目前に迫る総選挙に向け、日本共産党の底力を発揮するときでもあります。(中祖寅一)

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