【競馬】ばんえい競馬研究会コミュのポプラ賞【１】／結論

帯広200（ＢＧ３）
3月10日　18:00発走

■結論

夏のはまなす賞に続く、４歳馬と５歳馬による世代交流重賞の第２弾。
４歳馬からは、ばんえい大賞典、はまなす賞、ばんえい菊花賞、ばんえいオークス、ばんえいダービーの各優勝馬と通算賞金上位馬５頭。
５歳馬からは、柏林賞、はまなす賞、銀河賞、クインカップ、天馬賞の各優勝馬と通算賞金上位馬５頭から選抜。
過去の優勝馬には、ニュータカラコマ、オレノココロ、センゴクエースなどが名を連ね、次世代を担う若駒たちの登竜門として注目されている。

今年選抜された10頭も、未来のばんえい競馬を背負うに相応しい豪華な顔ぶれとなった。
４歳馬からは、ばんえいダービーとばんえい大賞典を制したアアモンドグンシン、ばんえい菊花賞とばんえいオークスの覇者ミスタカシマ。
ばんえいダービー２着のキタノユウジロウ、ばんえい大賞典２着のオレワチャンピオン、ばんえいダービー３着コウシュハレガシーの５頭。
５歳馬からは、天馬賞を勝ったメジロゴーリキ、銀河賞を制したミノルシャープ、クインカップの覇者メヂカラ、昨年のポプラ賞３着馬カネサスペシャル、そして天馬賞３着マツカゼウンカイの５頭。

土曜日最終の時点で、馬場水分は0.6とかなりタフなコンディション。
終日晴れ予報の明日も、砂塵が人馬を覆い包むような馬場で行われるだろう。

馬場水分1.1のチャンピオンカップで、800キロを曳いてオレノココロの追撃を封じたメジロゴーリキ。
馬場水分1.2の天馬賞を勝利し、馬場水分1.0の睦月特別でもセンゴクエースから2.5秒差３着に健闘しており、タフな馬場への適性は高い。
先行力に加えて、近走は障害力も安定してきており、死角らしい死角は見当たらない。

天馬賞では0.1秒メジロゴーリキに及ばなかったが、睦月特別ではタイム差なしで先着したゴールデンフウジン。
メジロゴーリキと同じ先行脚質ながら、常に僅差の激戦を繰り広げており、今回もこの２頭が引っ張る展開となるのは間違いないだろう。

しかし、天馬賞や睦月特別のとき以上にタフな馬場。場合によっては最後の最後で失速する可能性もある。
ならば、２頭の直後を追走し、ゴール前で突き抜けてきそうな伏兵に期待したい。

本命は、マツカゼウンカイ。

前走のチャンピオンカップでは、障害を２番手で抜け、粘り強い末脚で３着を確保。
先行したメジロゴーリキには突き放されたが、内容としては上々だった。
天馬賞3.9秒差３着、睦月特別ではセンゴクエースから2.6秒差４着と、いかなる相手でも常に僅差で善戦する安定性がこの馬の強み。
勝ち切れないレースが続いているが、展開一つでいつ突き抜けてもおかしくない。

◎マツカゼウンカイ