数は数えれば無限に数えることができます。そしてそれは矛盾ではありまん。
これに対して、実体については、有限は矛盾であり、無限は矛盾です。
では、どうすればよいのでしょうか。
私は、実体(存在)は無限だが、それは静的に無限なのではなく、動的に無限なのだと考えます。
数と同じです。
すなわち、存在微小部分はそれに隣接する存在に依存して、すなわち隣接する存在に連続して、次から次へと事実していくと考えています。
時間的に次々とではありません。時間そのものもまったく同じく次から次へと事実していっているのです。
存在は事実的に次から次と事実していっているのです・
どこを出発点にして。これについては Big Bang の中心部を中心にしてとみるのが最も自然でしょう。
いずれにせよ、Big Bang の中心部から過去と未来に向かって、そしてあらゆる方向に向かって、次から次と事実していっている、それが存在です。