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Negro League baseballコミュのニグロリーグを支えた四人の男と一人の女・完結編

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『エファ・マンリー。
 
1930年代及び1940年代の黒人野球界に現れた
 魅惑的な女性。
 夫のエイブと共に、ニューアーク・イーグルスを経営した。
 情熱的であると同時に見識もあり、他球団オーナー達との
 協力のもと、試合日程、移動方法、給料改善のため戦った。
 
 イーグルスのマネージャーとして、選手との雇用契約を
 きちんと結ぶ事を主張。
 それは、他チームにおいて、当時はまだ充実されていない
 事であった。
 不況の時代であっても、イーグルスの選手達には、給料の
 遅配は一度もなかった。

 マンリー夫妻は、自チームから、
 M.アーヴィン、L.ドビー、 D.ニューカム と3人が
 大リーグ入りするのを見送った。』

黒人社会に育った 白人女性 エファ・マンリー。

彼女の母は、ドイツより移民の白人。
白人の父との間に 私生児 として生まれた。
そう。マンリーは れっきとした白人女性だった。

しかし、母の夫は黒人であり、マンリーの兄弟は皆、黒人
の父と 白人の母の間に出来た子供達であった。

当然、暮らす場所は、黒人家庭であり、黒人住宅街。

マンリーの母は、当時としては珍しい。。
人種差別の観念を持たない女性であり、マンリーはそんな
母に深い理解を示した。

学校を出たエファは、故郷フィラデルフィアを後にし、NYに
向かった。

白人として、働き、白人としての収入を得たが、
住んだ場所はハーレムだった。

そこで、エファは、賭博の胴元エイブと出会い、恋に落ちる。
クロフォーズのガス同様、エイブも賭博で成功した男だった。

エイブの夢。それは、野球チームのオーナーになる事。
だった。
二人の呼吸はピタリとあった。
ニグロ・ナショナルリーグの ニューアーク・イーグルスを
共同経営。
エイブは、選手の能力を見ぬくことにたけており、
各地をまわって、優秀な選手と契約した。

経営の実権は事実上、エファの手に委ねられた。

彼女は、黒人選手達が長年抱え続けた問題・・・
不安定な給料面、生活向上のために大きな力を発揮。

黒人選手の社会的地位向上の為に
全米黒人地位向上協会の出納係、フェアプレイ市民連盟
の創立委員等勤めると同時に、白人による黒人リンチを
なくす為、キャンペーンをも展開した。

あの《偉大なサッチ》 サチェル・ペイジとの絡みもひとつ。

サッチの高給に悩んでいたクロフォーズのガス・グリンリー
から、契約を受け継ぐ事になったエファ。
ガスへの移籍金も支払い、いよいよ、イーグルスのサッチ
誕生か?・・・・。
しかし、サッチは中南米に高飛び・・・。

『もしも、貴女が、僕の愛人になってくれるなら、イーグルス
 に入ってもいいが・・・』と。手紙が届いたとか(苦笑)

黒人野球界に現れた、《黒人の為に戦う白人女性》
エファ・マンリー。

ルーブ・フォスター。
レスリー・ウィルキンソン。
カム・ポージー。
ガス・グリンリー。
エファ・マンリー。

この中の誰か一人欠けても、当時のニグロ・リーグの
運営は、侭ならなかった。

偉大な《10人目の選手達》だった。

コメント(1)

と・・・。
トピックがいつも独り言ですいません。
コミュ参加の皆さんも 絡みにくいでしょうねぇ。。(苦笑

ちなみに。
私は、佐山和夫本がダイスキです。

もう、ご存知の方も多いとは思いますが、
佐山氏著作
『黒人野球のヒーローたち』
『サチェル・ペイジ物語』
『野球から見たアメリカ』等々からの
引用でトピックを立てています。

他、野球の父カートライトを扱った
『野球とクジラ』等、隠れた?名作も多く
佐山氏の著作は、何度も読んでしまいますねぇ^^;

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