Negro League baseballコミュのニグロリーグを支えた４人の男と一人の女?

1800年代後半から黒人野球は確かに存在したが、
生まれては消えていく・・・そんな、不安定な状況に
プロリーグ～ニグロリーグ～の創設は夢のまた夢であった。

素晴らしいプレイヤー達が、いつ消えるとも限らないチーム
の中で、燻っていた。。。

そんな最中、1919年、
≪ループ・アンドルー・フォスター≫は、シカゴ以西
８チームからなるニグロ・リーグを発足させた。
“ニグロ・ナショナル・リーグ”の誕生。。。

ルーブ・フォスターについては、いずれ、詳しく書く事にして、
初めて、安定性を保持したニグロリーグの発足であった。

このナショナルリーグで常に優勝争いに加わる事になる
“カンザスシティ・モナクス”のオーナーが
白人実業家≪レスリー・ウィルキンソン≫

当時として、実に稀な
黒人選手と共に、食べ、眠り、野球を楽しむ・・・。
ニグロリーガー達を正当に評価し、共に汗を流した
すばらしい人格者だった。

モナクスは、ホームを黒人人口の多いカンザスシティに
移し、ニグロリーグの歴史を代表するチームの一つとなった。

そして、このウィルキンソンこそが、野球界に
ナイトゲームをもたらした最初の人となる。

メジャーリーグ初のナイトゲーム。
1938年のエベッツ・フィールド　ドジャースvsレッズの
それよりも、以前。。1929年には、照明器具を使った
ナイトゲームをモナクスは開催していた。

ルーブ・フォスターが病に倒れ、世は大恐慌の波にのまれた。
1931年。ルーブの夢。。ナショナル・リーグは、彼の死後
崩壊した。

ルーブ・フォスターに代わる強烈な求心力を渇望していた
混迷の黒人野球界に二人の偉大なる≪10人目の選手≫が現れた。。

ピッツバーグ。
黒人野球の中心はカンザスシティから、このピッツバーグへと
移っていった。