「不倫もOK」とか妄想禁止
|
|
|
|
コメント(8)
判例を判りやすく修正しました。
Ａ妻 訴えた別居奥さん
Ｃ女 同棲しＢ男の子供を産み訴えられた女性
Ｂ男 別居後に不倫した旦那さん
Ｄ社 Ｂ男が経営する会社
最高裁判所の判決
平成8年3月26日
主 文
・棄却。
・Ａ妻が裁判費用を負担。
理 由
《一》
事実認定は、高等裁判所とおり。
１）Ａ妻とＢ男は昭和42年5月1日に結婚し、昭和43年5月8日に長女、昭和46年4月4日に長男が出生した。
２）Ａ妻とＢ男との夫婦関係は、「性格や金銭感覚」の相違等が原因で次第に悪くなったが、Ｂ男が昭和55年に身内の会社に転職し、残業で深夜帰宅が増え、Ａ妻は不満を募らせた。
３）Ｂ男は、Ａ妻の不満をも考慮して独立を考えたが、Ａ妻が独立に反対した為、昭和57年11月Ｄ社の取締役に転職した。
４）Ｂ男は、昭和58年以降、自宅をＤ社の債務の担保に提供して資金繰りに協力するなどし、昭和59年4月には、Ｄ社の社長に就任した。しかしＡ妻は、Ｂ男が「社長になると債務を負う危険がある」と強く反対し、自宅の登記簿を隠すなどした為、Ｂ男と喧嘩になった。Ａ妻は、Ｂ男が自宅を抵当に入れた事とを知ると、非難し財産分与を要求した。こうした事から、Ｂ男はＡ妻を避けるようになったが、Ａ妻がＢ男に包丁をちらつかせる事もあり、夫婦関係は非常に悪化した。
５）Ｂ男は、昭和61年7月頃、Ａ妻と別居する目的で夫婦関係調整の調停を申し立てたが、Ａ妻は、Ｂ男が不倫中と思い、離婚意思もなく調停に出頭せず、Ｂ男は調停を取り下げた。その後も、Ａ妻がＤ社関係の女性に電話してＢ男との間柄を問い詰めたりした為、Ｂ男はＡ妻を疎ましく感じた。
６）Ｂ男は、昭和62年2月11日に大腸癌のため入院し、転院して3月4日に手術を受け、3月28日に退院した。入院中の3月12日にＤ社名義でマンションを購入した。そして、入院中にＡ妻と別居する意思を固めたＢ男は、昭和62年5月6日、マンションに転居してＡ妻と別居した。
７）Ｃ女は、昭和61年12月頃からスナックでアルバイトをし、昭和62年4月頃に来店したＢ男と知り合った。Ｃ女は、Ｂ男から「Ａ妻とは離婚する」と聞き、またＢ男が5月6日より、マンションで一人暮らしする様になった為、Ｂ男の言葉を信じて、次第に親しい交際をする様になり、昭和62年夏頃までに肉体関係を持ち、昭和62年10月頃よりマンションで同棲した。そして、Ｃ女は平成元年2月3日にＢ男との子を出産し、Ｂ男は2月8日にその子を認知した。
《二》
既に夫婦が破綻していた時は、特段の事情のない限り、浮気相手は不法行為責任を負わない。けだし、浮気が、不法行為（後記判例）となるのは、夫婦の「婚姻共同生活の平和維持権利又は法的保護」利益を侵害するからであり、破綻夫婦は、原則として、「権利又は法的保護」利益はない。
《三》
そうすると、前記《一》において、Ｃ女がＢ男と肉体関係を持った当時（昭和62年夏頃）、Ｂ男とＡ妻は破綻しており、「Ｃ女がＡ妻の権利を侵害したとはいえない」とした高等裁判所の判決に違法性はない。
判例（最高裁昭和51年（オ）第328号 昭和54年3月30日第二小法廷判決･民集33巻2号303頁）は、破綻前で本件とは異なり不適当。論旨は採用できない。
よって、民訴法401条、95条、89条に従い、裁判官全員一致の意見で、主文のとおり判決する。
最高裁裁判官５名
Ａ妻 訴えた別居奥さん
Ｃ女 同棲しＢ男の子供を産み訴えられた女性
Ｂ男 別居後に不倫した旦那さん
Ｄ社 Ｂ男が経営する会社
最高裁判所の判決
平成8年3月26日
主 文
・棄却。
・Ａ妻が裁判費用を負担。
理 由
《一》
事実認定は、高等裁判所とおり。
１）Ａ妻とＢ男は昭和42年5月1日に結婚し、昭和43年5月8日に長女、昭和46年4月4日に長男が出生した。
２）Ａ妻とＢ男との夫婦関係は、「性格や金銭感覚」の相違等が原因で次第に悪くなったが、Ｂ男が昭和55年に身内の会社に転職し、残業で深夜帰宅が増え、Ａ妻は不満を募らせた。
３）Ｂ男は、Ａ妻の不満をも考慮して独立を考えたが、Ａ妻が独立に反対した為、昭和57年11月Ｄ社の取締役に転職した。
４）Ｂ男は、昭和58年以降、自宅をＤ社の債務の担保に提供して資金繰りに協力するなどし、昭和59年4月には、Ｄ社の社長に就任した。しかしＡ妻は、Ｂ男が「社長になると債務を負う危険がある」と強く反対し、自宅の登記簿を隠すなどした為、Ｂ男と喧嘩になった。Ａ妻は、Ｂ男が自宅を抵当に入れた事とを知ると、非難し財産分与を要求した。こうした事から、Ｂ男はＡ妻を避けるようになったが、Ａ妻がＢ男に包丁をちらつかせる事もあり、夫婦関係は非常に悪化した。
５）Ｂ男は、昭和61年7月頃、Ａ妻と別居する目的で夫婦関係調整の調停を申し立てたが、Ａ妻は、Ｂ男が不倫中と思い、離婚意思もなく調停に出頭せず、Ｂ男は調停を取り下げた。その後も、Ａ妻がＤ社関係の女性に電話してＢ男との間柄を問い詰めたりした為、Ｂ男はＡ妻を疎ましく感じた。
６）Ｂ男は、昭和62年2月11日に大腸癌のため入院し、転院して3月4日に手術を受け、3月28日に退院した。入院中の3月12日にＤ社名義でマンションを購入した。そして、入院中にＡ妻と別居する意思を固めたＢ男は、昭和62年5月6日、マンションに転居してＡ妻と別居した。
７）Ｃ女は、昭和61年12月頃からスナックでアルバイトをし、昭和62年4月頃に来店したＢ男と知り合った。Ｃ女は、Ｂ男から「Ａ妻とは離婚する」と聞き、またＢ男が5月6日より、マンションで一人暮らしする様になった為、Ｂ男の言葉を信じて、次第に親しい交際をする様になり、昭和62年夏頃までに肉体関係を持ち、昭和62年10月頃よりマンションで同棲した。そして、Ｃ女は平成元年2月3日にＢ男との子を出産し、Ｂ男は2月8日にその子を認知した。
《二》
既に夫婦が破綻していた時は、特段の事情のない限り、浮気相手は不法行為責任を負わない。けだし、浮気が、不法行為（後記判例）となるのは、夫婦の「婚姻共同生活の平和維持権利又は法的保護」利益を侵害するからであり、破綻夫婦は、原則として、「権利又は法的保護」利益はない。
《三》
そうすると、前記《一》において、Ｃ女がＢ男と肉体関係を持った当時（昭和62年夏頃）、Ｂ男とＡ妻は破綻しており、「Ｃ女がＡ妻の権利を侵害したとはいえない」とした高等裁判所の判決に違法性はない。
判例（最高裁昭和51年（オ）第328号 昭和54年3月30日第二小法廷判決･民集33巻2号303頁）は、破綻前で本件とは異なり不適当。論旨は採用できない。
よって、民訴法401条、95条、89条に従い、裁判官全員一致の意見で、主文のとおり判決する。
最高裁裁判官５名
001> くじらさん
残念ながら、先の最高裁判決からしたら、その大多数論の「レスの浮気は否定」は、古い常識でして、今では非常識なのですよね。
江戸時代の上流家庭では一夫多妻、下流家庭は一妻多夫。
戦前までの上流家庭では、妾もいたのが常識なのと同じで、現在では「破綻夫婦に独占貞操権はない」が常識なのですよね。
常識とは、常なる知識なので、時代が変われば、常識も変わり、古い常識は非常識になるのですよね。
ですから、独占貞操権を持ち続けるには、破綻夫婦と言われない為にも、セックスレスにならず夫婦円満でいないと駄目なのですよね。
セックスレスならば、まずは脱セックスレスが不可欠ですね。
残念ながら、先の最高裁判決からしたら、その大多数論の「レスの浮気は否定」は、古い常識でして、今では非常識なのですよね。
江戸時代の上流家庭では一夫多妻、下流家庭は一妻多夫。
戦前までの上流家庭では、妾もいたのが常識なのと同じで、現在では「破綻夫婦に独占貞操権はない」が常識なのですよね。
常識とは、常なる知識なので、時代が変われば、常識も変わり、古い常識は非常識になるのですよね。
ですから、独占貞操権を持ち続けるには、破綻夫婦と言われない為にも、セックスレスにならず夫婦円満でいないと駄目なのですよね。
セックスレスならば、まずは脱セックスレスが不可欠ですね。
- mixiユーザー
- ログインしてコメントしよう！
|
|
|
|
一途・尽くし型・マメな恋愛感 更新情報
一途・尽くし型・マメな恋愛感のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています
人気コミュニティランキング
- 1位
- 暮らしを楽しむ
- 75481人
- 2位
- 大人のmixi【おとミク】
- 6441人
- 3位
- 写真を撮るのが好き
- 208286人