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読売巨人軍 大城卓三捕手コミュの3安打巧みの日 相模で成長青春の地大暴れ

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プロを目指したあの頃と同じように、神奈川で大活躍した。
読売の大城卓三(たくみ)捕手が4月8日以来の先発出場で4打数3安打2打点。
先発・田口も7回2失点と好リードし、連敗脱出に貢献した。
執念がひと伸び分の力となった。
2回無死一、三塁。
横浜DeNA・ウィーランドの初球、146キロ直球を強引に振り切った。
詰まった打球は強風にあおられ、背走した二塁手の頭上を越す。
「落ちろ落ちろと思いながら一塁を回りました」とポトリと中前に落ちる適時打が口火となった。
第2打席は右翼手の頭上を越える適時二塁打、第3打席は一、二塁間を痛烈に破る右前打と3安打。
勢いに乗って打ちまくった。
想像以上の未来に立っている。
小さい頃からプロを目指し、野球に没頭。
沖縄から2つ上の兄の背中を追い、東海大相模に入学した。
「全部がプロへの練習でした」と走る、振る、守ると徹底的に練習を積み重ねた。
高校3年夏には神奈川大会を制して甲子園で準優勝。
8年ぶりに戻った青春の地で「ハマスタで巨人のユニホームを着る想像はなかったです」と照れくさそうに笑った。
憧れのユニホームだった。
小学校の頃のヒーローは松井秀喜氏。
同じ左打者のホームランバッターの大きな放物線は色あせずに心にある。
特に2000年のミレニアム打線は強烈に焼き付く。
高橋氏(現・読売監督)、松井氏(現・ヤンキースGM特別アドバイザー)、マルティネス氏、清原氏、江藤氏(現・読売3軍監督)とずらり強打者が並ぶ姿に「超強力打線で、すごいと思っていた」と興奮。
強く、格好いい、プロの姿が刻み込まれていた。
自身初のお立ち台では子どもたちに向けて一言と問われ「自分も小さい頃からプロ野球選手を目指してやってきた」とかみしめた。
汗と涙をこぼし、夢をつかむためにやってきた場所での3安打2打点。
「高校から神奈川なんで、沖縄の思い出が少ない」と笑う男が、第2の故郷でプロとして大きな歓声を浴びた。

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