カードゲーム【夕木民】コミュのオプションルール

ではオプションルールの説明です。
これらは有りでも無しでもいいでしょう。

というか、慣れてから使った方がいいと思います。
あれば面白いといったルールです。



オプションルール其の壱
【連鎖】
英字カードやジョーカーで覆され、生き返ったカードの
中に英字カードがあった場合、そのカードから新たに
覆しが始まる事です。
連鎖には注意点がいくつかあります。

『最初の覆しの範囲内では連鎖は起きない』
『連鎖の覆しによって生き返った英字カードは
　覆しの能力を持たない(つまり連鎖は１回までです)』

これをいくつか例を挙げて説明します。


例）１(英字カードから始まる連鎖)

♠Q, ♠2, DC, ♣J, DC, ♥9, DC, の右端に♠Kを置くと
　　　　　　↓
♠Q, DC, ♠A, DC, ♦6, DC, ♣Q, ♠K の様になります。

♠Aと♣Qの２枚の英字カードが生き返りました。
この２枚ともが縦か斜めに覆しが出来る状況だとします。
この様な場合、カードの強い順に連鎖が始まります。
(数字での強さが同じ場合、
柄の強さは♠→♥→♦→♣の順です)
まず、♠Aの連鎖による覆しが始まり、その後に
♣Qの連鎖が始まります。
英字カードが複数生き返り、それぞれが覆しが出来る
位置にいると、順番によっては覆しが出来るか出来ないか
が変わってくるからです。
この場合♠Aの覆しによって♣Qの覆しの対象となる英字
カードがデッドになり、♣Qは覆しが出来なくなる可能性
もあるので、順番を守らないと結果が変わってきます。

逆の可能性として、♣Qが最初は覆しが出来なかったが、
♠Aの覆しによって♣Qの対象となる英字カードが生き返り
覆しが出来るようになった。という場合ですが、
この様な場合には覆しは出来ません。

連鎖の覆しによって生き返った英字カードは、覆しの
能力を持ちません。
つまり連鎖は１回までです。


連鎖が働くのは、対象となる英字カードが
最初の覆しの範囲よりも外にある場合だけです。
(同じ例で)
♠Q, ♠2, DC, ♣J, DC, ♥9, DC, 　の右端に♠Kを置き
　　　　　　↓
♠Q, DC, ♠A, DC, ♦6, DC, ♣Q, ♠K になり,♠Aの連鎖で
　　　　　　↓
♠Q, ♠2, ♠A, ♣J, DC, ♥9, DC, ♠K
の様になることはありません。
♠Aが♠Qと♠Kを対象として連鎖の覆しをすることは
できません。
この場合は左端の♠Qから右端の♠Kまでの８枚が
最初の覆しの範囲ですので、この中の英字カードを
対象とする連鎖は起こりません。
連鎖による覆しは最初の覆しの範囲よりも外にある
英字カードを対象として発生します。




例）２

【１】♥A, DC, ♦K, ♠J, DC, ♠4, DC,
　　　　　　　　↓
【２】♥A, DC, ♦K, ♠J, ♦Q, DC, ♥J, ♠K
　　　　　　　　↓
【３】♥A, DC, ♦K, DC, ♦Q, DC, ♥J, ♠K
　　　　　　　　↓
【４】♥A, ♥7, DC, ♠J, DC, ♠4, ♥J, ♠K,

まず【１】の右端に♠Kを置きます。
これで♠Jまでが覆り【２】のようになります。
この時の覆しの範囲は♠Kと♠Jを含む５枚です。
♦Qと♥Jの２枚の英字カードが生き返りました。
まず強いカードの方の♦Qから連鎖が始まります。
対象となる♦Kは最初の覆しの範囲よりも外にあるので
連鎖は可能となります。
間に挟んだ♠Jの１枚だけが覆りデッドになり
【３】の様になります。
次に、♥Jによる♥Aを対象とした連鎖の覆りが
始まります。
この対象の♥Aも最初の覆しの範囲よりも外にあるので
連鎖が可能となります。
間に挟んだ４枚のカードが覆り【４】の様になります。
♠Jが生き返りましたが、連鎖の覆しによって生き返った
英字カードは覆しの能力を持たないので、
連鎖はこれで終わります。







例）３(ジョーカーから始まる連鎖)

DC, DC, ♦9,
♠4, SP, DC,
DC, DC, DC, のSP(空白)の位置にジョーカーを置き

　　↓

♣Q, ♥J, DC,
DC, JK, ♥7,
♠K, ♦8, ♠J, の様になります。

わかりやすい様に英字カードばっかり生き返らせました。
この様な場合、下の列の♠Kと♠Jの間で連鎖が起こることは
ありません。♦8はデッドにはなりません。
ジョーカーの周囲８枚の中では連鎖は発生しません。
これは例１,２の英字カードの場合、最初の覆しの範囲内で
連鎖はしないことと同じ意味です。


例）３改

DC, DC, ♦9, ♠5,
♠4, SP, DC, ♣2,
DC, DC, DC, ♠J, のSPの位置にジョーカーを置き、

　　↓

♣Q, ♥J, DC, ♠5,
DC, JK, ♥7, ♣2,
♠K, ♦8, ♠8, ♠J, の様になったとすると、

　　↓

♣Q, ♥J, DC, ♠5,
DC, JK, ♥7, ♣2,
♠K, DC, DC, ♠J, の様に下の列で連鎖が起きます。

つまり、ジョーカーの覆しで生き返った英字カードは
ジョーカーの周囲８枚(最初の覆しの範囲)よりも
外の英字カードを対象として連鎖が出来る。
ということです。





オプションルール其の弐
【同色同英字による覆し】
これは♠Qと♣Q、♥Kと♦Kなどで挟んだ場合に覆しが起こる
というルールです。
このルールを使うと
４人個別対戦の時には敵(自分と同じ色を持っている
もう１人)のカードを利用して覆しができるようになり、
４人の色別チーム戦の時は、仲間との連携による覆しが
できるようになり、
２人戦の時には、覆しができる回数(可能性)が多く
なります。

このルールは３人対戦には使えません。