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象眼3rdコミュの087#母 死去

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一応、喪という事でUPは控えておった。

5/某 自宅にて死去→荼毘
6/某 四十九日/納骨
7/某 新盆

以上。次の忌事、一周忌まで、ひと通りは済ました。
80歳を超えているので寿命でよかろう。
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経緯)

昨年
・9/某 入院(胆管炎)
 胆管が閉塞して胆汁が腸内に排出できない
 外科療法はせず(患部が深く、長時間手術は老人に酷)
 内視鏡で閉塞した管内に人口チューブを挿入して胆管開口する
 処置で経過をみる(胆管ステント。抜本策ではないが一般的)。
 悪性腫瘍化していたが本人には伝えず。余命は長くはない、と。
・10/某 退院→自宅療養
 「介助を要する」としてデイサービスを斡旋される(病院は
 病状から寝たきりを想定)。同時に訪問主治医も斡旋された。

 (病院は「これ以上医療行為の無くなった高齢者の早期退院」
  として、退院後をサポートする部門があり、訪問看護などの
  業者と連携して「無意味な入院」の対策をしている)

・当初は動けなかったが、半月でトイレ/簡単な調理など身の回り
 の事はやっていた。寝たきりではないので楽だった。
 デイサービスも1回1時間で週2程度で入浴や心身ケア程度。
 訪問主治医は2週間に1度の問診程度。
本年
・4/某から食欲不振、体重減など低調→GWからほぼ食事できず
 そのまま衰弱して死去した

主治医とは
・積極治療はしない
・(最期まで)自宅看護する
でアグリーしていた。

幸い、主治医が常に懸念していた末期の痛みなどゼロだった。
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<間に合った、と思う>

母とはずっと確執、険悪だった。
その点、最後まで基本は同じだったが、さすがに余命少ない家族、
だまっていても、できるだけの事はやった。

病院で逝く老人が多い昨今、自宅で逝けた事は本人の最大唯一の
願望が叶った。そして、奥さんと末期を看取れた事も。

いつもは19時頃に何やら様子見して就寝、翌朝となるのだが、
昼間訪問したデイケアと吐き気の対応で「就寝前に座薬を入れて
効き目を試してみよう」との事で、その日は21時過ぎにベッドに
行ったところ、過呼吸ぎみで容体悪化。主治医にTELし「たぶん、
今夜あたり」との事。

 自宅療養中、19時過ぎに様子を見たのは、この日1日だけ。
 座薬云々が無ければ、この日も朝までそのままだったので、
 深夜の容体悪化に気付かず「翌朝、冷たくなっていた」だった。
 まあ、偶然だが、座薬云々を指示したデイケア担当には感謝。

意識はあって会話もできたが、痴呆もあって簡単な話しだけ。
で、
小生は、今まで険悪だった己の態度を詫びた。
「許すなら手を握れ」に握り返したので許したようだった。
そして、母も悪かった事を認めてくれと言った。
「認めるなら手を握れ」に握り返したので認めたようだった。
で、
双方、あやまったから全部、水に流そう、と言って、手を握り
返したので和解した。

最期の最期、死ぬ直前に2人は己の非を認めた。

たいそう無駄な時間を使ったが、間に合ったと理解した。

主治医の言うとおり、やがて過呼吸は徐々に遅くなり、奥さんを
「もうすぐ」とベッドに呼んだ。ほどなく、静かに逝った。
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0時某分。
再び、主治医にTEL、自宅訪問。死亡診断書作成。
そのまま深夜のうちに、24時間対応の斎場Aに連絡。
すべて個人でやるつもりだったが、あれこれあり葬儀社は通す、と。
で「家族だけ、質素/安価で」と希望を伝え、斎場Aが現時点で
対応できる葬儀社を選択(=斡旋)、早々に葬儀社Bから連絡、
早々、4時前にドライアイスが到着。

明けて午前、葬儀社B担当が自宅訪問、今後の相談。
翌日、午前に遺体を一旦、葬儀社が預かり。

 この葬儀社Bがアタリで、近辺では創業100年近い老舗らしく
 手間よく進めてもらった。
 後日、仏具店に本位牌を発注の際、葬儀屋を聞かれ、葬儀社B
 は古くて何でも解ってる。提携の葬儀社から紹介があると割引く
 ので紹介という事で引いとく、と20%引きになった。

コロナで斎場も激込み状態。ヘタをすると10日近く待つケースも
あったらしい。

 斎場の待ちは、葬儀社で「遺体の霊安室預かり日」として別途の
 日割り経費がかかる。通夜〜葬式まで完全葬儀なら、これら費用
 がコミコミなのかも知れない

当初、希望した斎場1が近くて、近辺では皆、お世話になるところ、
実父の時も斎場1だったのでソコで調整する様に伝えたが1時間後
に連絡があり「少し遠い斎場2で1件だけ空きがある」との事で
ソチラで確定、死亡から4日目の速攻で火葬ができた。

これもラッキーだったが、故実父の菩提寺の住職に急遽、お経を願い、
承諾してもらった。

 普通は通夜〜葬式までの本式の中で住職が読経をする。その流れで
 斎場にも同行する(慣例で初七日法要までまとめて行う)。しかし、
 通夜〜葬式もせず「斎場で出棺に読むお経」などというモノは本来
 ない。ので、葬儀社B担当によると、斎場だけの読経を断る住職も
 ある、というか、本来はそれが筋らしい(適当にやってるコチラが
 悪い、と)。只、昨今、すべて簡略化しており、寺側も柔軟に対応
 するようである

菩提寺住職は、これら「そもそもお経とは何ぞや」から詳細説明し、
・「斎場で出棺の為に読むお経なるモノ」はなく
・それでも、どうしても、という場合
・通夜〜葬式の本葬の一部から故人を弔う旨を抜き出して(つまり、
 体裁を作って)読経する事になる、それでもよければ行く
と、とても正直に説明してくれた。

 ちなみに、この住職は故実父の葬儀の際、面識ない父の戒名作成に
 故人の人となりを大きく外してないか?悩んで、恐る恐る来たが、
 葬儀で生前の故人が語られると、ちょうどイイ具合の戒名だった=
 結果オーライで安心したと笑顔で語る、とても率直なイイ坊主だ、
 と、ずっと思っている。

戒名代などアレコレ想像して難儀したが、ネット相場を予定していた
ところ、葬儀社B担当が「ネット相場は信用しない事、この辺の相場
は○○が常識ライン」と言われた。ネット相場の10万増しだった。
同時に葬儀社B担当から「寺に率直に金額を尋ねればよい」「この辺
の寺は普通に教えてくれるハズ」と言われ、菩提寺にTEL、住職の
奥さんに金額を伝えると「その金額で十分ですよ」と言われて円満。
(葬儀社B担当によると、寺関係の諸々と、遺族親族間の諸々が一番
 難儀でトラブルの基らしい)

四十九日法要の際も「火葬の時の読経でもらっているから、本法要の
布施は不要」と餅代/塔婆/納骨諸経費以外、法要代金はゼロだった。
(戒名/イレギュラーな斎場での読経/四十九日法要、これら布施を
 菩提寺が一式としてまとめてくれた、という事)
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という事で、
父/母、いずれも最期を看取れた事は、親不孝三昧の小生にとって
唯一の孝行である。それしか無いな・・・。

天国と地獄があるのであれば、自業自得の因果より母の「道のり」
は厳しいが、閻魔大王には「最期の最期で己の罪を悔い、親子は
和解した」と温情いただきたい。

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<喪に服す>

死者の弔い、として

初七日
 さまよっている死者の魂が最初の審判を受ける日。
 無事な往生を願う法要をする。
 その後、7日毎に審判を受け、さまよう死者の魂の行先が
 決まって行く。

四十九日
 すべての審判が終わり、さまよう死者の魂の来世が決まる。

50日目で忌明けとなる。

死から50日、死者の魂はさまよっている。死んではいない。
生者が供養して死者の魂を助ける事で死者は安心して往生できる。
ホントに死ねる。

そういう「物語り」で、死者を弔う。
堅苦しく、面倒だ。簡略化したい気持ちは皆、同じだ。
時間的にも金銭的にも・・・。
しかし、せめて死んだ時くらい作法を守る・・・それすら捨てたら
ヒトとしての情など、どこにあろうか。

安倍は死んでいない。魂はさまよっている。
初七日すら守れず、さまよう魂に罵詈雑言を浴びせる行為は、
安倍に関わらず、誰であっても無慈悲であり、不快である。

安倍の批判をする事はいい。必要なら徹底的にやればよろし。
さまよう魂がホントに死んだ後ですればよい。
その間は弔う、ヒトとしては、それしか、やり様がない。

PS)

アベガーの弔いの欠如と共に、親安倍のアレやコレや、も、小生に
とっては弔いの欠如で不快である。
(アベガーにどうしても言いたいので、やむなくUPしたが)
親安倍として弔いたいなら、何やも言わず、静かに過ごせばよい。
静かに、己独りだで祈っておればよい。

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