象眼３ｒｄコミュの１０５＃大河ドラマでサブリミナル・カット

大河ドラマは制限が厳しく、フルで上がる事はないのだが、
たまたま上がっていたので１〜５話をイッキ見した。

で、４話のドラマ途中でサブリミナル・カットを使っていた。
確実に解るので、確認したいという諸兄は以下の動画で。
ＵＲＬでbilibili.comという支那系の動画サイトに飛ぶ。
違法アップロードが長く残っているが、早々に消えるかも知れない。

　動画）大河、どうする家康　４話
　https://bit.ly/3x8DTgZ

冒頭すぐ、１分０４秒

松潤の「清州になど行ったら、殺されるであろう」のセリフで、
信長の映像が非常に速く挿入されている。
アップロード時のノイズかと思ったが、「シュッ」という効果音が
該当カ所に付与されており音ズレがない。サブリミナル・カットを
知らせている効果音だ。つまり、明らかに意図してサブリミナルを
使っている。音効担当も絡んでいる事から監督も当然承知している。

尚、挿入されたカットは、家康幼少期、織田家に人質として置かれて
いた頃（所説ある）、信長に出会い、その恐ろしさが印象に残っている
という回想シーンが以前に放映されており、そのカットを使っている。
このシーンでも信長とこれから会うという家康が、幼少期のトラウマ的
思い出を振り返り、憂鬱になっている、という事で、意図は解るが、
それをサブリミナルにする必要性がないし、そもそも、サブリミナルは
業界の自主規制で禁止されている。

　サブリミナルは、その効果に疑義がある。現実的には潜在意識下の
　認識が行動に影響などしない、と。他方、オウム信者のマインド・
　コントロールを解いたとされる苫米地は「サブリミナルは確実に効く」
　と断言している。

１０年以上前にもＮＨＫはドキュメンタリー「ＪＡＰＡＮデビュー」の
オープニングＣＧでサブリミナルを使っており、当時も批判されている。
また、
４話では、このシーンの直後にＣＧで清須城が描かれているが、
石畳の巨大回廊など清須城のみならず、戦国時代のすべての城には
存在しない。時代考証が明らか、かつ、意図的に間違っており、
誰がどう見ても支那の紫禁城にしか見えない。

　ＷＩＫＩ、紫禁城
　https://bit.ly/3RLuntC

４話以外の時代考証は、まあ、細かい点は諸々あるが、概ね史実を
基本としており、時代考証は相応に正しく、この４話だけが、突然、
おかしい映像／演出が複数発生している点は解せない。
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昔・・・
アニメ「サザエさん」で昭和期設定の畳の和室に韓流スターのポスター
が貼ってある、という映像が、当時の嫌韓ブームで批判され、象眼でも
触れていたと思う。
フジＴＶがゴリゴリの韓流推しをしていた頃で、当時を知らない人は
驚くだろうがＨＥＹ！ＨＥＹ！ＨＥＹ！音楽番組では、日本語歌詞の
字幕スーパーに日本語とハングルが２段で表示されるという、悪ノリが
横行していた。うっとうしい画面だった。

アニメ「サザエさん」韓流ポスター事件は、記憶ではアニメ作成現場の
末端の者が、悪ノリのイタズラで勝手に背景画を描いていた。
納品検査で、いちいち背景画までチェックしない（できない）だろうから
仕方ない面はある。
只、当時、フジが明らかに過剰な韓流プレアップだった事は事実だ。

大河ドラマに戻すが、
このサブリミナルカットは、大衆を戦争に向かわせるものでもないし、
特定商品を購入させようという潜在意識下のマインドコントロールを
意図したものでもない。
ドラマの進行上、家康のココロの心象風景を表現しただけだ。
しかし、そうであれば、わざわざサブリミナルなど使わず、そういう
回想シーンを入れてハッキリ視聴者に見せればよく、視聴者にも意図が
伝わる。視聴者が自覚できない、まばたきしたら潜在意識下でも認識
しない可能性があるシーンを入れる事は、そのシーンは視聴者に観られ
ない＝家康のココロの心象風景が伝わらず、制作意図が実現しない事にも
なる。どう考えても、このシーンがサブリミナルでなければならない理由
がない。

その点がとても・・・キモチ悪い。