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象眼3rdコミュの099#善き伝統と悪しき因習

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一息。

以前に下書きで寝かせていたもの。

 (2022/06/30)
 元舞妓告発の波紋。花街に横行する「秘密の遊び」
 https://bunshun.jp/articles/-/55584
 (2022/08/02)
 元舞妓の告発#1
 https://bunshun.jp/articles/-/56163
 元舞妓の告発#2
 https://bunshun.jp/articles/-/56166

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<守るべき伝統ではない>

象眼では
「土俵上は女人禁制の相撲」
「女性を完全排除する歌舞伎」
「男性を完全排除する宝塚歌劇団」
「男性を完全排除する沖縄のイザイホー(シャーマニズム)」
そして
「女系を完全に排除する天皇」
など、現代の価値観にそぐわない慣習でも守るべし、としてきた。

また
(憶測で言うが)この記事はごく一部の粗悪な業者の例外であって、
多くの業者は、法を守り健全にやっている、とは思う(思いたい)。
しかし・・・

この元舞妓の告発が事実だとするなら(というか、事実だろうが)、
これは「守るべき伝統」ではなく「廃すべき悪しき因習」である。

伝統芸を守る上で、子供に飲酒させる必要性などない。
伝統芸を守る上で、子供にエロ事をさせる必要性などない。

これらは、
「伝統芸を守り伝える上で必須なルーティン」
でもなんでもなく、
「身売りが合法だった貧困時代の哀れな、なごり」
に過ぎない。

(雑学と推論で話すので、現実は違っているかも知れんが)
舞妓の芸は、
・純粋な唄/舞踊/楽器を極める事
・それと共に酒が入った男性客を意図した「お座敷遊び=艶事」
で成り立っており、その系譜は、舞妓に限らず、芸者、銀座クラブ、
キャバクラまで、根強く続くものである(香川照之の件で、面倒に
なっているが。それも思うところがあり、いずれ述べる)。
勿論、
多くの女性にとっては不愉快かも知れないが、不快であろうが現実は
現実なので文句を言っても仕方がない。将来、女性の収入が更に増え、
男性をはべらして遊ぶ楽しさが広まれば、ゲスなホスト遊びも洗練
されて、芸の域が求められる時代が来るかも知れない。そこから、
男性版の舞妓/芸者/銀座クラブ的な文化が始まり、やがて伝統へと
昇華していくかも知れない。

 余談だが、
 男性売春=女性客の買春は、30年以上前から存在し、富裕層の
 マダムが若い男を買っている。当時、小生の知人が、このバイトを
 していて毎回、体験談を聞いていた。それによると50代〜60代
 がほとんど、70代まであって「最初は一石二鳥と喜んでいたが
 とにかく、しつこいので身がもたない。もう、やらない」と。

(話しを戻す)
「お座敷遊び=艶事」自体は許容できる。酔ってチョッとエッチな事、
それは、現代だって多くの一般人が、王様ゲームなどでエロ事をして、
男も女も喜んでいる(王様ゲームも既に古いかな)。
しかし、
客や桶屋、周囲のオトナが取り囲んで子供に対してソレをさせる事は
(左巻きの論調になるが)児童虐待とすべきだ。昭和から前に現存した
「富豪がカネで処女を買う身請け」それは何をどう言おうが実質的な
幼児売春である。只、1点だけ言えば身請けは一応、少女の生涯長きに
渡って生活を面倒みるもので、カラダだけにカネを払うのではない。

本来、そういう場に子供を同席させる事が問題ではあるが、さすがに
そこは、己が望んで選んだ職場故、先輩芸者のエロ芸の横で、嫌な事に
あまんじる義務はある。嫌なら辞めればよい(その自由が実質的に無い
なら、それはそれで問題だが)。
そういう艶事もあると知らずに入ったなら、本人と周囲の落ち度、
身請けする業者側の説明責任の欠如は問題だ。まあ、今の15〜6歳
なら、少々のエロ耐性はあるとは思うが。
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<勘違いして、恥を公言する老害>

最近、引退した著名プロ野球選手のチューバーが増えてきた。
現役当時では話せない技術論や、当時の名勝負の裏側など、貴重な
話しも多くあるが「昔のヒドイ野球界の暴露話し」を喜び、それを
懐かしいと感じて公言する者が非常〜〜〜に多く、単に不愉快だ。
勿論、
当時の悪しき事も、過ぎた今では善き思い出、それは否定しないが、
そういう事は仲間と新橋ガード下でするもので、公に口外し、自慢
するものでもない(常識の問題)。

まあ、ヒドイ。
・監督からデッドボールあてろ!と指示が出ていた。逆らうと、
 というか、逆らう事ができなかった、と。
  →カラダで仕事をする選手同士で相手にケガをさせる様な行為、
   とんでもない蛮行だ。勿論、脅かす意図だろうが、中には
   ホントにぶつけろ!ケガで戦線離脱すれば儲けもの、との指示
   もあったらしい。硬球はゲームの道具で、カラダを狙う武器
   ではない。頭部など、当たり所が悪ければ死もありえる。
・ミスすれば殴る蹴るは当たり前
  →当り前じゃね〜よ!ヤクザだって、多少のミスで、いちいち
   殴ったりしないって!ヤクザより暴力的だ。
・プロなのに、寮でドラフト1位の新人(もプロなんだ)が、先輩の
 道具の汚れ拭きなど用具管理をする。私服の洗濯を強要される。
 しかも、皆、懐かしんで「昔は良かった」的である。

慣習とは恐ろしい。

以前、象眼で述べた通り、小生も中学はガッツリ野球部だったが、
不必要なシゴキなどなかった。「不必要なシゴキ」とは、
・エラーして肉体的暴力(殴る/ケツバット)するとか
・うっかり挨拶を忘れて殴る蹴るとか、
いずれも言葉で厳しく注意すればよい。勿論、何度注意しても
直そうとしないなら、ゴツンとやる事までは否定しないが。

先輩後輩や他校選手への礼儀(挨拶や言葉使い)以外、後輩に荷物を
持たせたり、己の道具の手入れを後輩にさせるなど絶対に無かったし、
己の道具の手入れを他人にやらせる、その発想が、そもそも無かった。
道具は高価で大切、かつ、己の独自プレーに適した状態を維持する必要
があり、他人にまかせる事が理解できない。アマの中学生レベルでも、
他人のクセのついたグローブは使いづらい。

校内が荒れていて、ツッパリが運動部を兼任している様な他校では、
後輩が無意味にボコられる上下関係はあった。
(他校と練習試合の際、休憩時に下級生同士でシゴキについて話した
 事がある。ミスしてないのにボコられるから、かなわん。オマエの
 学校は普通でイイな、と笑われた)

まあ、ツッパリのアホの事なら仕方ない面はある。しかし、そんな
ガキみたいな事をプロで、しかも公然と、どの球団もやっていた事を
知って愕然とする。
更に、そういう幼稚な事は、甲子園常連の名門高校や六大学などでも
普通だったと。まあ、小生の様な弱小校だから解らないのだろう。

練習が厳しい事はまったくよい。若い頃の練習量は絶対に必要だ。
下級生の「もう限界です」は、実は限界ではない。皆、己には甘く、
限界手前でギブアップする。だから、限界のあと1歩先をやる事が
後々、本人の為になる。
1点を争うクロスプレーでのラフプレーも否定はしない。
それらファイティング・スピリッツ上での事は許容だ。
しかし、
硬球で「デッドボール当てろ!」のどこにもプロの技/芸はない。
それはファイティング・スピリッツではなく、単なるファイトだ。
そんなモノは恥であり、喜んで世間に口外する精神が異常である。
おそらく、普通の知性を持つ多くの選手は、そういう事は恥部だと
理解し「まあ・・・色々とね、あるよね」程度で公には言わない。
一部のスポーツバカが幼稚な行為を恥と思わずに喜んでいる。
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<自社の損害を許す企業>

野球しか知らないので、それで話を続ける。

球団にとって、給料を与えている選手は皆、生活すべてを野球上達の
為に使って活躍してもらい、球団利益に貢献させる大事な存在である。
まだまだ未熟で、球団利益は生まないが、選手の未来に投資している
会社の資源だ。

その選手の貴重な時間を道具磨きに使うなど、それを認めている球団
経営者は経費をドブに捨てている。道具など、高齢者の専属道具係り
を安価に雇えばよいだけだ。疲れた選手より、上手に管理するだろう。

デッドボールでぶつけろ!先輩の道具係をしろ!
守るべき善き伝統ではなく、廃すべき悪しき因習である。

以上、野球で引っ張ったが、どのスポーツ界でも同じだろう。
特に団体競技は。
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<何が伝統なのか?>

芸子に戻す。

厳しい批判で、関係者には申し訳ないが、

ドキュメンタリーなどで「舞妓の日常生活」などを見るに・・・。

小生は・・・

お座敷遊びが、そんなに伝統芸を自負する程のものか?疑問である。

そもそも伝統芸と呼ばれるモノのほとんどは大衆文化の中で育ち、
大衆によって継承されてきた。

 今や日本の伝統の様に妙にプレアップされてしまった歌舞伎も、
 元は長屋の貧乏人が喜んで観ていたホッタテ小屋の田舎芝居だ。
 権威や伝統などと無縁な大衆性にこそ歌舞伎の生命=魂がある。
 文化にまで昇華した現在、当時のチカラは消えてしまっている。
 まあ、だから大衆の中で存続できず、国の補助が無いと続ける
 事ができない状態だ。大衆芸として、既に終わっているのだ。

イチゲンさんお断り、紹介のみ、ご指名は馴染みになってから。
単にVIP待遇を強固に守っているだけでは?
お座敷芸が売っているモノは伝統芸ではなく「VIP待遇」では?

   ★★★★★★★★★★★★★★★★★★
   高尚だから高価な価値があるのではなく
   高価な事が価値になっているだけ
   ★★★★★★★★★★★★★★★★★★

それが身もフタも無い事実では?

日本座敷で着物を着て、古い楽器や踊りをしているので、何やら
文化的で伝統的で高尚で格式高い雰囲気を演出している。しかし、
その中身は「VIP待遇を受けている自己優越」であって、そこで
展開される芸に「伝統」と言うだけの内容が果たしてあるのか?

システムも、
・お座敷は場を提供するのみ
・料理は他の割烹からケータリング
・桶屋は芸子をお座敷に派遣
・MCは派遣される太鼓持ち(幇間)
すべてが自己完結していない。自己完結しない事によって利益分配
している。

・中身などないが高価な値段設定にして
・VIPに内容を越える法外なカネを払わせる事で
・そこに群がる業者が新規参入を排除して食いつないでいる
・己たちの既得権益を延々と続けている

芸が伝統なのではなく「延々と続く既得権益」こそが伝統なのでは?

そういう事が好きな政財界のトップ連中・・・。
つまり、物の価値を知らない・・・。
で、裾をまくった芸子にまたがってもらい、腰を振ってもらい、
で、日本の伝統芸を堪能しているオレってVIPだ!ってか・・・。

まあ、カネ持ちが散財してもらう事は喜ばしい。大賛成だ。
何十億の絵画を買い、どんどん散財して社会に還元してほしい。

物の価値を解らぬ者がカネを持つ・・・猫に小判。
猫に小判を持たせるべきではない。

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