象眼３ｒｄコミュの０９８ー０＃安倍暗殺／陰謀論考察、序章

既にＵＰしたが、それも含め、まとめてみた。
（「スナイパー不可能」の根拠がどんどん出てきたので）
続編も想定して枝番つけた。

　(2022年07月27日)
　０８８＃安倍暗殺／別のスナイパーなどいない
　https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=6304029&id=99006375

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＜まずは陰謀論の内容＞

陰謀論者が主張する内容の代表的なものは、概ね以下（他にいくらでもあるが）。

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疑惑の一覧（事実がおかしい）
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１、警備体制が手薄だった
２、病院搬送まで５０分はかかり過ぎ
３、現場医師と司法解剖が食い違う
　　Ａ）弾の入口判定が違う
　　Ｂ）心臓損傷判定が違う
４、消えた弾
５、カラダに入った弾の角度がおかしい
　　　（現場医師の入口判定を根拠とした疑惑）

以上を「説明できない疑惑」とし、これらを根拠に以下を主張する。

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事件の真相（陰謀論者の説）
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６、逮捕された犯人と別の首謀者がいる
　　Ａ）スパイ説（病院／警察の内部に首謀者のスパイがいる）
　　Ｂ）警察国権説（国権が安倍暗殺した）
　　Ｃ）国家に不都合な勢力（国家が真の実行犯を隠蔽したい）
７、よって逮捕された犯人はオトリ。別に実行犯が存在する。
　　Ａ）殺害は現場。別スナイパーによる。
　　Ｂ）殺害は現場。カメラにも映っている周囲の関係者が
　　　　　　　　　　混乱の中でトドメを刺した。
　　Ｃ）殺害は搬送途中。救急車の中、ヘリの中など。
　　Ｄ）殺害は病院の中。病院搬送後、医療関係者、立ち会った警察。
　　Ｅ）ディープステート／世界金融資本ｗ。

本稿も長いが、
１〜５を述べると更に長くなるので別項でひとつずつ述べていく。
簡単に触れると、
１、手薄は事実だが、それは結果論。暗殺が無ければ「妥当な警備」で
　　何もおかしくない（まさに暗殺日までずっと、該当警察内では
　　以前に発生した別件の不祥事対応で混乱／多忙だった事実がある）。
２、ＷＩＫＩの情報だけで「全然、遅くない事実」が確認できる。
３、これは、現場医師、司法解剖、両方に疑念があり、調査を要する。
　　現場医師が誤診している可能性が高いが、「心臓損傷」については
　　司法解剖にも得心できない点があって、陰謀論の根拠になり得る。
４、３ヵ所の弾痕の出入りの判定ミスという場合、そもそも弾は消えて
　　などいない可能性がある＝単に貫通して行方不明。勿論、消えた
　　可能性もあるが、それも「うっかり廃棄」の筋が濃厚である。
５、首元から入ったとするから謎になる。現場医師が入りと出の跡を
　　誤診した場合、まったくおかしくないし、誤診した可能性があり、
　　それは記者会見の現場医師の発言が示している。
以上、陰謀論を持ち出さずとも、冷静／合理的に妥当な推論が可能だ。

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＜ココでも重要な因果律＞

普通「別な実行犯がいる！」という場合
・「別な実行犯」が想定される「事実」を並べた上で
・他人が同意できるレベルの蓋然性＝推論を語る。

例えば、
因）１〜５が説明できないと、別の真犯人の可能性もある（推論）
転）新事実１＝現場ビル屋上に薬きょうが残っていた。
　　新事実２＝現場ビルから出るケースを持った人物を複数が目撃。
果）よって、スナイパーが示唆され、影の首謀者の可能性が浮上する。

「因」の疑念から、数々の「事実」が示され「因」に対する「果」へ。
勿論、これも推論に過ぎない（これでは裁判で有罪にはならない）。
しかし、これが「事実」を根拠とした「正しい推論」だ。
正しい因果律になっている。
新事実１ならビンゴ。新事実２は、スナイパーとの断言はできないが、
相当に怪しいと誰もが素朴に思える。
結果はさておき（調査の結果、間違いだったとしても）、これが
「正しい推論」というものである。

しかし、安倍暗殺の陰謀論は因果が違うのだ。

前述の６と７が、どうなっているかというと、
因）１〜５が説明できないと、別の真犯人の可能性もある（推論）
　〜転）事実がない〜
果）だから６や７の可能性がある（推論）
　　（転の事実が抜けて飛躍している点、陰謀論者に自覚がない）

これは、
・「疑念の推論」から「事実」を根拠として「推論」へ。
ではなく
・「疑念の推論」から(無根拠で)「推論」へ。
になっている。１〜５を疑問として６〜７を推論する為の「事実」、
例えば、前述例「新事実１、２」のような「事実」が根拠として提示
されていない。
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　　陰謀論者がスナイパーの証拠＝新事実として出したものに
　　「高層ビル屋上に謎のテント！」があったが、数日でデマ
　　確定で終了。しかし、それでも陰謀論者は疑っているｗ。
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「事実」を根拠とした「推論」があって初めて、その事実の解釈には
同意する、間違っている、などアレコレ賛否が議論できる。
「推論を根拠とした推論」など・・・否定も肯定もできない。

「謎を根拠として推論する」・・・。
豊かな空想力でフィクションを作る推理小説作家であれば誠にケッコウ
だが、現実の事件で推理小説を展開されても迷惑なだけだ。
過去、多くの事件で謎があるとき、作家が推論を語る事は多いが、後の
事実確定でほとんどはマト外れで終わっている。作家が空想するほど、
現実はドラマチックではなく、案外ショボいものなのである。
実例）
記憶では「昭和の頃の謎の事件特集」で、
・刺殺事件で被害者の内縁女性が逮捕され、
・犯行の包丁は外に捨てたと供述も、発見できず
・後日、自白から無罪主張をして捜査が難航
・殺されたオトコは暴力団と関係があった
推理小説作家は、
・警察が徹底的に捜査したのに包丁が発見できないのはオカシイ
・痴情のもつれの衝動殺人という単純ではなく、別な闇がある
・暴力団が影の首謀者で、女性は利用された
・包丁が発見できない理由は警察内部に関係者がいて
　捜査を中止させたか、発見された事実を隠蔽している
・警察と暴力団が癒着してる巨悪を隠蔽したい、これが本事件の真相
　である
だいたいこんな感じだった。しかし、後に判明した事実は、
・衝動的に刺した犯人がアパートの窓から外に投げた
・それがブロック塀から裏の空き地に落ち
・（ココが説明できないが）
　後日、現場から１０ｍ離れた草むらの中で発見された
・事件は単純な痴情のもつれ。証拠の包丁も発見され確定。
つまり、
・単に警察の調査が不十分で、包丁を見逃していただけ、
・動揺した犯人が包丁をどこへどう投げたかなど覚えておらず、
　或いは女性とは思えない怪力で１０ｍ投げたか
　或いは犬や子供が拾って動かして捨て置いたか
とにかく犯人の供述を真に受け広範囲を調べなかった落ち度が事実。
影の首謀者も、警察内部の共犯も、暴力団と警察の癒着も、すべて
完全にハズした。事実は、つまらないものなのである。
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＜スナイパーは不可能、コレですべてが消える＞

小生がスナイパーの事を述べたのは、その不可能性が確認できれば、
前述６〜７がすべて消えるからだ。

まずは陰謀論者の陰謀に乗ってみる。
影の首謀者が存在する。別なスナイパーが殺害した。逮捕された犯人は
共犯で、オトリに過ぎなかった。

まず！これが成立する為の絶対条件がある（これは絶対条件だ）。

　★影の首謀者は己の関与を隠蔽したいから、あれこれ工作した★

初めから影の首謀者が「己の存在がバレてもイイ」と思っているなら、
そもそも、オトリ実行犯など不要、腕の良いスナイパーを雇って１発で
仕留めてもらえばよい。医療関係者／警察／政界などアレコレ工作する
必要もない。オトリ実行犯や、内部に潜入させたスパイが疑惑で捜査され
ゲロする危険性もない。

影の首謀者が己の存在を隠す意図があるからこそ、陰謀論者のいう
妙な疑念も起こっているのである。
つまり、
「影の首謀者は隠そうと画策した」
そうなら、
「事実は、まったく隠すように動いていない＝隠す事が不可能」

この事を説明すれば、影の首謀者説は消える。
そして「隠そうとしていない＝隠す事が不可能」を証明するにはスナイパーが
不可能である事を説明すればよい。
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＜スナイパーの気持ちになってみよう＞

聡明な貴兄へ。
後述する小生の論は妥当だろうか？アナタも名探偵として否定してほしい。
これは思考ゲームだ。反論され、それを再反論する・・・それは楽しい。

アナタがスナイパーなら、どう考えるだろう。

共同犯行＝そう疑われる事を隠し、オトリ犯人の単独犯行を偽装する時、
スナイパーがやる事は何か？

　★己が狙撃したと疑われる様な痕跡を絶対に残さない事★

である。方法は色々ある。

・狙撃現場に痕跡を残さない。
　　目撃されない（目撃された時の為、変装する）。
　　薬きょう、毛髪、タバコの吸い殻？、証拠を残さない。
・狙撃が己の犯行だとバレない様に隠ぺいする。
　　オトリ実行犯の単独にみせかける。

「オトリ実行犯の単独にみせかける＝己の狙撃がオトリ実行犯の狙撃
だと思わせる」これが大命題だ。手法は３つある。
Ａ）同時に撃つ。
Ｂ）同じ方向から撃つ。
Ｃ）同じ弾を使う。
これは３点セットで、どれかひとつが崩れてもバレてしまう。

巷では「溶ける弾＝ガリウム弾」という珍説もあるが、よく考えて
から言うべきだ。溶けて弾が消えても犯行は隠せない事実を。
・弾が溶けて消えようが、
・例えばオトリの６発が（運よくというか運悪くというか）すべて
　命中してしまい、頭部にスナイパーの７発目が命中して溶けて
　消えた・・・
・カラダにはＭＡＸ６つの入射跡・・・のハズが７つの跡！
　オトリ犯人の銃では不可能な、もうひとつの跡がある！
・別なる狙撃者が浮上してしまう。

　　★論点は弾だけではない。弾痕も揃って！である★
　　★弾が溶けて消えても、弾跡は消えない★
　　★消えた弾によって新たな「増えた弾跡」という謎が生まれる★

つまり、
・皆、イメージ的に、弾が溶けて消えればスナイパーの犯行が隠せると
　なんとなく漠然と思っているが、入射跡の事をすっかり忘れている。
・前述のとおり、絶対に入射跡は残るのだから、
・消えた弾を撃ったスナイパーの犯行を隠す事は、論理的にも現実的にも
　実は不可能である。
勿論、特定条件が成立すれば、
・オトリ犯人の６発で２発命中、４発ハズれ、かつ、発見できない場合、
・消える弾の跡を合わせ、合計３つの入射跡であれば、
・「ああ、単独で３発命中したのだな」と誰も疑問を持たない
しかし、別の特定条件で、
・ハズれた４発を捜査員が発見してしまった場合、
・犯行には７発が使われており、やはりバレる

この事実を思えば「溶ける弾」を使うメリットはゼロとまでは言わぬが
犯人に都合よい特定条件が揃った場合であって「運頼み」の事実から、
「溶ける弾＝完全犯罪」は成立しない。
言うまでもないが「絶対に己の犯行を隠したいスナイパー」は「運頼み」
などしないので、消えた弾を選択する事は絶対にない。

　プロの暗殺者が「溶ける弾」を使用する現実的な理由は
　・別にプロの犯行だとされてもイイが、
　・弾の線条痕によって、使用した銃が特定される事を隠す為
　である。事後に己が逮捕されるリスクを消す事にある。
　己が撃った事実を隠す為に「溶ける弾」を使用する事はない。
　そんな弾を使っても弾痕が残る事は、世界の狙撃プロが知っている。

話しを戻す。

Ａ）同時に撃つ。その不可能性。
　　安倍の街頭演説は知名度／注目度から当然、メディアが放送する。
　　聴衆も、あらゆる方向から見ている、スマホで動画記録もされる。
　　影の首謀者／スナイパーも事前に予測できない、あらゆる場所から
　　現場の映像＝音が記録される。
　　影の首謀者もスナイパーも当然、これらを想定して行動する。
　　スナイパーとオトリ犯人がバラバラに撃てば、それだけで複数犯行が
　　確定する。
　　「消音銃」は対策にならない。仮に、オトリ犯人が２発ともハズし、
　　安倍が存命で立っている時「消音銃」で狙撃すれば、無音で安倍が
　　倒れる事でオトリ犯人とは別の狙撃がバレるからだ。

　　★音も含め、命中した時のタイミングが問題なのである★

　　次、
　　オトリ犯人と遠距離射撃のスナイパーが同時に撃つ方法を考える。
　　シンクロ射撃の方法
　　・音でシンクロ）無線
　　　　無線で「３、２、１、ファイヤー」で可能。しかし、オトリ犯人
　　　　は無線機はおろか、イヤホンもしていない。この方法は却下。
　　・音でシンクロ）発射音
　　　　オトリ犯人の発射音をスナイパーが聴いて撃つ。まあ、机上論で
　　　　可能性を言うならゼロではないが、限りなくゼロである。
　　　　音速は３４０／秒と速く、スナイパーが１００ｍ前後のヒット・
　　　　ポイントにいれば、限りなく同時に発射音を聞く事はできるが、
　　　　人間の反射能力で音を聞いて撃つなら遅れは避けられない。
　　　　動画で検証されれば、その差も明白に解ってしまう(※後述)。
　　　　また、強い逆風が吹いていれば音は相当に遅れる。シンクロする為、
　　　　オトリの発射音を聴いて撃つ、それを選択するスナイパーはいない
　　　　のである。この方法も却下。
　　・見てシンクロ）目視でタイミングを合わせる
　　　　スナイパーが目標照準とオトリ犯人が撃つところを見て狙撃する
　　　　ものだが、これも不可能。
　　　　・遠距離射撃のスナイパーはスコープ＝望遠レンズでずっと目標
　　　　　（頭？胴体？）を見ている。スコープの中は安倍でいっぱいだ。
　　　　　その時、スコープでオトリ犯人を見るには、一旦、オトリ犯人
　　　　　にスコープを切り替える事になる。また、安倍に切り替え・・・。
　　　　　つまり、安倍とオトリ犯人を同時にスコープで見る事は不可能だ。
　　　　　であれば「見る事」によるシンクロ射撃は不可能。
　　　　・仮に「安倍〜後ろのオトリ犯人〜その背後のスナイパー」と
　　　　　すべてが１直線上になれば、或いはオトリ犯人の後ろ姿と安倍が
　　　　　重なって見えるかも知れない。しかし、
　　　　　オトリ犯人がどこを歩いて近寄るか？は当日１発勝負。スコープ
　　　　　の中にオトリ犯人だけしか映らない可能性も高い。
　　　　　また、
　　　　　「安倍〜後ろのオトリ犯人〜その背後のスナイパー」は高所からの
　　　　　狙撃を否定する＝遠距離の高所から狙えば角度がついてスコープ
　　　　　に５ｍ離れた２人は同時に入らない。
　　　　　更に、
　　　　　オトリ犯人と逆方向の高所からの狙撃など、不可能の上に不可能、
　　　　　絶対にあり得ない。
　　　　　　（想像してみよ。陰謀論者が主張する実行犯と逆方向の高層ビル
　　　　　　　から眼下の地上の安倍と５ｍ後ろの実行犯をスコープで見る。
　　　　　　　スコープには拡大された安倍か、拡大された実行犯、ドチラ
　　　　　　　かしか見えないハズだ）
　　　　　「安倍〜後ろのオトリ犯人〜その背後のスナイパー」という事は
　　　　　スナイパーは安倍やオトリ犯人と同じ低所＝ほぼ地面で狙撃する。
　　　　　しかも、安倍やオトリ犯人の後方、狙撃場所は限りなく１点しか
　　　　　なくなる。しかも、その１点は、事前にオトリ実行犯と相談して
　　　　　絶対にココを歩く！という場所を決めて、初めてスナイパーの
　　　　　ヒットポイントも確定するというリスク、というか可能性として
　　　　　不可能である。
　　　　等々、これも却下。

　　つまり、今回シンクロ射撃を計画して実行できる方法は無いのである。
　　可能性なら「音でシンクロ）無線」しかないが、前述のとおり、それも
　　不可能だからシンクロ射撃はできない。
　　シンクロ射撃ができる！という計画が立たなければ「複数犯行隠蔽の方法」
　　がなくなる。実行は勿論、計画自体もしない。スナイパーは不可能である。
　　逆に、もしシンクロ射撃しようとしていたなら、オトリ犯人はイヤホンを
　　していなければならない＝無線機を持っていなければならない。

　　※、動画で検証されれば明白
　　　　実は、陰謀論の根拠として襟の動きと発射音の時間差を根拠に
　　　　別な狙撃を言う論がある。コンマ秒以下のレベルで動画検証し
　　　　・襟の動きを狙撃時として、後の発射音まで０・２秒と離れ過ぎ
　　　　・それは０・２秒前の狙撃時がスナイパー、０・２秒後の爆発音
　　　　　がオトリ実行犯のもの
　　　　という推論だ。確かに、動画撮影位置は犯人から１０ｍくらい、
　　　　その距離で発射音はほぼ同時に記録されるから０・２秒はかからない。
　　　　しかし！プロの精密カメラならまだしも、民生機のスマホと動画アプリ
　　　　の精度でコンマ秒以下のズレが出る事など皆が経験している。
　　　　また、その動画をＳＮＳにアップする時点でズレる可能性もある。
　　　　現に小生は、暗殺当日と翌日にアップされたツイッター動画で
　　　　襟が動く前の発射音と、襟が動いた後の発射音の動画を観ている。
　　　　動画でコンマ秒の世界を検証する事が基本的に間違っている。

Ｂ）同じ方向から撃つ。その不可能性。
　　オトリ犯人の犯行では不可能な方向／角度で撃たれた！この疑念から
　　陰謀論が言われる。逆を言えば、方向／角度が同じなら疑われない＝
　　疑われても隠蔽できる事を意味している。
　　アナタが影の首謀者やスナイパーでもそう思う。そして、リスクを
　　消す為、方向／角度が同じヒットポイントから狙撃するハズだ。
　　つまり、陰謀論者がスナイパーがいる！という根拠である「方向／角度
　　の疑念、それこそがスナイパーがいない証明になっている、この事を
　　陰謀論者は理解できない。
　　仮にスナイパーが狙撃したなら、事実は
　　・方向／角度とも逮捕された犯人で矛盾はない
　　・つまりスナイパーはいない！と言う時こそが
　　・実は別のスナイパーが可能な条件である
　　という事だ。

　　事実として弾は、逮捕された犯人と別の場所から飛んでなどいないが
　　現場担当医が「首元右から入った」などと誤診しているので大騒ぎに
　　なっている（この誤診については別途述べるが、現場担当医は首元右
　　から入ったか否かについて医学的な確認をせずに判断した可能性が
　　ある事が、記者会見の発言で露呈している）。

　　今回、
　　同じ方向／角度から撃つ事が可能だったか？不可能である。
　　前述「見てシンクロ）目視でタイミングを合わせる」のとおり、
　　同じ方向から撃つ為には地面の高さで、オトリ犯人の後方で、射撃を
　　隠せるヒットポイントが必要になる。現場が田舎で周囲が雑木林なら
　　可能だが、あの駅前ロータリーでは、それができる場所はない。
　　更に！
　　後方の低地はバスの発着場になっていて、スナイパーが隠れる場所が
　　あったとしても、安倍／オトリ犯人とスナイパーの間に到着バスが、
　　いつ横切るか解らない状況だ。
　　その瞬間、前にバスがいない事を神様に祈るスナイパーなどいない。
　　絶対に視界を邪魔しないヒットポイントを選定する。
　　よってスナイパーは不可能である。

Ｃ）同じ弾を使う。しかし、そうしていない事実。
　　スナイパーは、己が使う弾とオトリ犯人の弾を必ず統一させる。
　　他のあらゆる偽装工作をしても、異なる弾の発見によって、即
　　複数犯行が確定するからだ。
　　では、スナイパーは同じ弾として「市販の鋼球を選択するか？」
　　絶対に選択しない。何故なら、遠距離射撃で絶対に命中しないからだ。
　　スナイパーは確実な狙撃をする。であれば、使用弾は命中精度の高い
　　弾を選ぶ。であれば、それをオトリ犯人にも使わせる。
　　しかし、事実は「オトリ犯人は市販の鋼球」であった。
　　これだけでスナイパーが存在しない事が証明できる。
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＜簡単に言ってくれるな！＞

以上「スナイパーはいない、不可能」は相当、的確な推論だと思う。
「その推論が正しいとしても疑惑の１〜５の解答にはならない！」ってか？
勿論、ならない。そんな事は意図していない。
１〜５の疑惑は、ちゃんと調査して明らかにすればよい。
そんな事を確認しなくても、スナイパーが仕事をする事を普通に思えば
今回、スナイパーが狙撃した蓋然性として不可能だと言っている。

これらも小生の推論だから「推論を根拠とした推論」という事になるが、
根拠としている推論は単に「スナイパー？ないだろうな」という妄想では
なく「スナイパーはこういう目的／意図／考えで仕事をする」という、
「スナイパーの実態」を元にしている。まあ、スナイパーの仕事をした事が
ないのでやはり妄想になるが、きっとプロのスナイパーにこれら推論を確認
してもアグリーしてくれると思う。
・仮に世界のプロスナイパーが、
・日本で陰謀論者が、これら疑念でスナイパー説を唱えていると知った時、
・オトリとされる犯人の弾が「市販の剛球」と聞いた時点で、
・秒殺で「これは無いな」と理解する。
そういうレベルの話しである。

スナイパーは確実に仕事をする。成功すると確信した時／場所でしか実行
しない。その「時と場所」であっても、途中で疑念が生じたら、無理に
実行せず、サッサと撤収して次のチャンスを狙う。
その用心深さ、周到な準備がスナイパーの本分である。

　調査と準備で仕事の９０％は終わっている。残り１０％が実際の狙撃。

以前に観たネット動画で、覆面で語るプロのスナイパーの弁である。

安直にスナイパーだ！など言うが、現実のスナイパーは、１カ月など
長期間、ターゲットの行動パターン／周囲の護衛の実態などを調査、
・確実にターゲットがソコにいる時
・確実にターゲットが狙える時
・確実に相手警備から見えないポイント
の上で実行する。
銃や装備に金属があれば、反射してバレるので、外したり、色を塗る。
目標から離れた森の中で、地面に寝たまま１日動かずに狙う。
ヒットできる状況でも、調査より多い護衛がいれば狙撃しない。
「何かが変わったら中断する」
例えば、ここ数カ月、ずっとターゲットが使用する車が、その日は
別の車に代わっていた、それだけで狙撃を中止する。
狙撃して逃げる時も足跡を消しながら逃げる。
以上、前述「覆面のプロのスナイパーの弁」より。

小生が影の首謀者なら、
複数共犯を単独犯だと偽装する、そんな面倒で危険の高い事などせず、
絶対にゲロしない暴力団に大金を渡し、拳銃１丁持たせて突っ込ませる。
雑で粗暴で緻密な隠蔽工作など、とうていできない犯人に乱暴に犯行させる。
これが最も安全である。

妄想は好きなので陰謀論を語る楽しみは否定しない。自由だ。

「おお！大胆！それは思ってもみなかった！あり得るかもな！」
とワクワクさせていただきたい。
しかし、
「イイ歳コイて、その程度かよ！」
と・・・（小生の論も、それかな？ｗ）。

このレベルの陰謀論、ちょっと賢い中学生なら容易に論破できると思う。
「スナイパー？で、合わせ込んで市販のパチンコ玉でしょ？無理じゃん！」
これだけで終わる。

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