象眼３ｒｄコミュの０８３ー２＃ウクライナ／様々な保守たち（２／２）

　０８３ー１＃ウクライナ／様々な保守たち（１／２）
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次は本題のプーチン擁護する妙な保守たち

実は、
これ、何度も（５回以上）再考している。
第１に、ロシア擁護する妙〜な保守達がロシア劣勢でイッキに湧いて
きて、主要なモノだけでも次から次へと妙〜なレトリックが発生して、
追うだけで時間がかかった事（ＵＰしようとしたら、また変な論点が
出る、の連続）。
そして・・・
それら輩の論を聞いているだけで、生理的にキモチ悪くなった事。
こういう妙〜な論を考えているだけで、キモチ悪くなった。
次に、下書きを打ち込んでいる途中で、キモチ悪くなった。
こんな事はミクシＵＰし始めてから、初めての事である。

「書く事でキモチ悪くなる」

ワイなら、よくある事かな。

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小生は
開戦後３日目で「ウクライナが負けても勝ち！」としている。

　０７０＃ウクライナの勝ち！ウクライナが負けても勝ち！
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そして、その真意は今も１ミリも変わらない。
Ａ国がＢ国に一方的に侵略戦争したなら、
・Ａがロシアだろうが米国だろうが批判し、どんな手を使ってでも
　Ａの武装を追い出せと言うし、
・Ｂがウクライナでもロシアでも支那でも北鮮でも、負けても勝ち！
　Ｂの主権を守って停戦させろ、と言う
・Ｂがロシアで全体主義のファシズムで、様々な残忍な行為をして
　きた過去があろうが無かろうが、まずはＡ国を追い出せ、
・そしてＢの悪しき政治／武力については、その後で粛々と批判、
　必要があれば国際法廷で裁くべし、とする。
・まずは、目の前の違法／犯罪をした者を批判して止める。
小生にとって、今、プロパガンダや真実など、どうでもよいのである。

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証拠絶対主義こそが真実を見逃す
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とっても簡単な事だが、

　★そもそも、戦争中に事の真実が解った事例など無い★

これは以前、（今は陰謀論扱いだが）米大統領選の不正の際に
述べた事と同じだ。事実は勿論、大事だが、事実自体が不明確な
時、確からしい蓋然性も使う必要がある。

戦争中に
「真実は何処だ？ドッチだ？」にこだわり、未確認な事には賛成
しない！という自称、冷静／客観は、まあ、子供レベル的には
間違いでもないが、それもバランスを崩してまでにこだわれば、
「証拠絶対主義」に陥る、この視座が自称、冷静／客観に無い。

・○国が一方的に悪い！しかし、実は違うかも知れない
・実は○国の侵略は正当防衛かも知れない

証拠絶対主義に陥ると、必ず、こういう思考様式になる。
普通の者でも「しかし、実は・・・」という「別な可能性」について
無意識に考えるもので、それ自体は自然だ。しかし「証拠絶対主義」
はコレが更に強力に働く。「しかし、実は・・・」は根拠のない感覚
でしか無いのだが、「しかし、実は・・・」こそが真実だと、逆に
ソレを真実だと勝手に妄想する様になる。

そうなると、すべてが判明する終戦した数年後まで、○国を侵略とは
みなせず＝○国が悪いとはみなせず、よって制裁ができず、○国の
侵略が放置され、侵略が完成する事を黙って見る事になる。

「証拠絶対主義」は蓋然性で善し悪しを判断しないので、結果として
証拠が揃った頃には、侵略も民族浄化も完了、侵略した者勝ちとなる。

未確認な事には賛成しない「証拠絶対主義」は暴力に対し何もしない、
という態度を取る。それは暴力を容認する事である。

★未確認に賛成しない「証拠絶対主義」は暴力を容認する★

自称、冷静なプロパガンダにダマされない派は、戦争など事態が混迷
している時の態度としては完全に間違いである。

見るべきは、眼前の戦闘でドチラが脱法したか？だけだ。
ジャイアンが先に手を出してスネ夫を殴っているなら、
まずジャイアンの暴力を止めるしか、周囲がやる事はない。
ジャイアンの言い訳の確からしさ、スネ夫が悪い可能性など、
真実は何だ？そういう事はまず、ジャイアンの暴力を止めた後だ。
ジャイアンが殴り、スネ夫が防戦しているケンカの最中に
「ジャイアンの言い訳がホントかどうか？」
「スネ夫の悪がホントかどうか？」
証拠が確定するまでケンカを止めない、などというキチガイは普通
しない。しかし、未確認に賛成しない「証拠絶対主義」はドッチも
ドッチと言うのだ。「ドッチもドッチ」かどうか？それですら、
ケンカの後で、ゆっくり検証しなければ解らないのに。

　★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
　　証拠がないので○○に応援しない／△△に批判もしない
　　こういう者が
　　ドッチもドッチだという事は実は自己矛盾である
　　何故なら「ドッチもドッチだ」ですら、証拠によって
　　検証しなければ正否は解らないのだから・・・
　★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

侵略戦争は続いており、市民／両軍兵士の人的被害は痛ましい。
ウクライナの激戦地の街は廃墟と化している。
１秒も早い「ウクライナ主権を守ったままでの停戦〜終結」を
願っている・・・が、

　　ホントの停戦は遠い
　　ウクライナ識者のグレンコ・アンドリー氏は言っている。
　　（ガールズバー大好き兄ちゃんのナザレンコ・アンドリー氏
　　　ではなく、国会参考人招致されたアンドリーの方ね）
　　・ロシアは過去の戦闘において、おとなしく停戦した事など
　　　１度もない。
　　・一旦、軍隊を引いて必ず再侵略する。更に大きな第２次戦闘
　　　になる。

　　★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
　　停戦が意味するもの、それは更に大きな第２次ウクライナ戦争
　　ホントのリアルな戦争の悲惨は停戦後から始まる
　　★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

　　とても悲しい推論だが小生もグレンコ氏の総括に同意だ。
　　「言ってる事ではなく、やってる事＝過去にやった事を見よ」
　　の作法からも第２次ウクライナ戦争は既定路線だ。
　　ロシアをよく知るウクライナは腹をくくっているが、西側や
　　特に日本が、それを受け止めるだけの胆力／精神力があるとは
　　思えない。
　　時間の問題で休戦／停戦は来ると思うが、それで世論が安堵、
　　平和への道を（勝手に）妄想し、経済制裁解除の条件の様に
　　とらえれば、ロシアに戦費を与えて再侵略となる。停戦後も
　　経済制裁を続け、できればプーチン失脚まで追い込む、それが
　　軍事介入をしない西側と日本ができる最大で唯一の支援である。

　　もし、停戦した事で経済制裁を緩めるなら、解除の条件として
　　・国境／紛争前線から数キロの緩衝地帯を作り
　　・国連軍がそこに駐留して、緩衝地帯への両国侵入を監視、
　　・２〜３年でも続ける
　　コレをしないと必ずロシアが再侵略する。

　　・そしてウクライナ復興をしながら、終戦に向けた協議を続ける。
　　・クリミアとドンバスの主権協議は非常に難航するが、
　　・ウクライナに西側が巨額支援し、ウクライナ国民の暮らしが安定、
　　　ボロボロになったロシアより豊かで自由な国家にする事で、
　　・クリミアとドンバスが逆にロシアからウクライナに戻りたいと
　　　いう可能性を狙って、１０年、２０年の長い戦略で、
　　・クリミアとドンバスを融和政策で取り戻すのが賢いやり方だ。
　　　誰だって政権批判する自由と豊かな欧米的暮らしを求めている。
　　　若者はマックやスタバでスマホを使いたい。
　　小生は「プーチンは絶対、核の先制攻撃はしない」と理解し、
　　・西側ＮＡＴＯがさっさと軍事介入すべし
　　・クリミア／ドンバスのロ軍も強制的に引かる
　　・その上で一旦、クリミア／ドンバスをウクライナ領内の自治区
　　　とする＝クリミア侵略以前に戻す
　　そこから両国協議でクリミア／ドンバスを延々と議論させる、
　　とする事で「１０年、２０年」など時間を浪費させない、と
　　するものだが、ＮＡＴＯが核にビビって軍事介入しない現実が
　　ある以上、長期戦略しか領土紛争は収まらないとするものだ。

とまあ、色々あるが、
現実の惨劇から一旦離れ、
本題の「周囲の奇怪（キッカイ）な数々」について述べる。
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＜一部保守がプーチン擁護する構造＞

多くの専門家、論客、そして、両国の応援団の変遷（豹変）は、
素朴に驚きだ。
最初から確信犯のロシア親派については問題ない。ずっと首尾一貫
してウクライナ批判のオンパレードなので解り易い。

そうではなく「キモチ悪！」という生理的な嫌悪感を覚えるのが
「老舗の保守論客らのプーチン擁護」である。そして、コレは単に
嫌悪感レベルではなく「ホンネは全体主義信奉のエセ保守では？」
という大きな嫌疑を覚えるもので、そうなら、とても危険だ。

具体的にはチャンネル桜系
　代表の水島総、馬渕睦夫、山岡鉄秀、松田学、河添恵子、周辺
保守系とされている
　及川幸久（幸福の科学系なので、ちょっと筋が違う）

　及川の動画サイトはホントにヒドい。ロシア批判は一切なく
　すべてウクライナ・ネガを、ほぼ未確定な推論、というか想像
　の域で、引用するソースもロシア系だ（ロシア擁護の情報は
　ロシア系からしか出てこないので、必然的にそうなる）。
　観た者が「ウクライナ怪しいな」と思う様に意図的に話す態度は
　極めて悪質である。及川については、いずれ徹底的に述べる。
　時間があればＹｏｕＴｕｂｅで観てほしい。但し、ダマされぬ様。
　彼の言う真実はすべてデマだ。

馬渕睦夫のぶっ飛びっぷりは凄まじく、ココまで来れば、ある意味、
安全である。
・ロシアの行為は作戦行動であって侵略ではない
　（侵攻とすら言わない。プーチン発言のとおり作戦だと言う）
・プーチンはウクライナのナチズムからロシア系市民を救っている
と「完全なプーチン賞賛」を昔から今もずっと続けており、
「既にアッチ側に行ってしまった人」認定されている。
動画も多数上がっている。
馬渕睦夫はチャンネル桜にもずっと出演しており、前述の論客は
基本として馬渕睦夫に、ほぼ同調している。一蓮托生だ。

また、こういう保守論客とは異なるがジャーナリストの山口敬之
は保守系として認知されているが、微妙な発言を繰り返している。
　(4/9)文化人放送局
　https://youtu.be/soC8dbi3u6w?t=329

　オマエが証拠に基づいて真実を知る頃、侵略戦争はとっくに
　終わっているぞ！

結局、ロシアが民間人を殺しているとは思わない、と言っている。
確実な証拠が出るまでは何も信じない、という態度は、それだけ
見れば正論の様に思えるが違う。悪しき「証拠絶対主義」だ。

・現実世界において、戦争中の犯罪性が即座に明らかになる事は
　ない。すべてが終わった数年後に、ロシア内部リーク等で判明
　すれば恩の字、事実はすべて、うやむやの可能性の方が高い。
・山口の主義だと、事実を明らかにするまでは犯罪性を問わない
　問えないので、戦争中のロシアに対して制裁する事ができない。
　（だってロシア悪、ヒドイ事をしているとの前提で制裁するの
　　だから・・・）
・結果として犯罪の蓋然性があっても、明らかな巨悪を放置する
　事になる。

　★　裁判所で有罪判決が出る様な証拠がなくても　★
　★　怪しい蓋然性で犯罪判定して制裁を科す事で　★
　★　まずは、目の前の侵略を止める必要もある　　★
　★　現実の戦争と対処法は、そういうものである　★

報道が山口敬之の主義を守ると、どうなるか？
・２／２４の侵略から報じられたすべての報道は
・第３者の調査がされておらず、証拠がない
・今現在、ロシアが国際法を犯したとは言えず
・よって合法的な正しい戦争をしている可能性もあり
・証拠が確定するまで、第３者が戦争を止めろという権利がない
となって、国際社会は放置するのが正しい事となる。
そして、ウクライナでのロシア虐殺が確定する数年後、
ウクライナは消滅し、台湾は支那領になっているかも知れない。

山口敬之は国連査察団のレポートを「水戸黄門の印籠」の如く
押し出して「第３者がウクライナのネオナチ、ジェノサイドを
批判している！私はファクトを言っている」とするが、山口敬之
はファクトなど言っていいない。ジャーナリストとして、
・国連レポートの真偽は確認／裏取りしたのか？
　→なぜなら、国連の中立性が、そもそも、怪しいからだし、
　　そう疑わない山口の言う証拠とは、一体、何なのか？
・確認したなら、そのソースを出せばよいが、山口敬之は
　「国連レポート」以外の「国連レポートを検証したソース」は
　１つも示していない。
・つまり「国連レポート」を信じているだけであって、
　やってる事はロシア報道を信じる事と同じである。
　まあ、「国連レポート」を信じてもイイが、であるなら西側の
　ロシアがヒドイの方は何故、信じず、ソコでは証拠云々などと
　言うのか？
　証拠が無いので信じない！と言うなら
　ロシアがヒドイも、己が証拠を確認するまで信じず、
　国連レポートも、己が証拠を確認するまで信じない
　として山口敬之の主張は整合する。
　要は、山口敬之の証拠云々は己の都合で出したり出さなかったり
　という事。
・国連査察団のレポートは「水戸黄門の印籠」ではない、という
　事への警戒の無い者の言う客観性など信用できない。

後述は、こういう保守と小生の思う善き保守を区分けする為
プーチン擁護するこれらを「ソレ系保守」と表記して進める。
長いので、
「ディープステート」は「ＤＳ」
「グローバル主義」は「Ｇ主義」
と表記する。

「ソレ系保守」がプーチン擁護する構造がある。

１、ベースにある、強固なネオコン／ＤＳ／Ｇ主義などの主張
２、ソレ系保守がプーチン擁護する理由
３、「西側プロパガンダにハマるな！というプロパガンダ」に
　　単純素朴バカの「ソレ系保守」が見事にハマっている。
４、ソレ系保守の真意は全体主義信奉者？

この４点で、概ね説明できる。
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＜１、ソレ系保守が持つ強固な陰謀史観＞

小生の理解としては、
・ネオコンは事実。世界のどの国家にも存在する悪しき政治構造。
・Ｇ主義は事実。ソレ系保守も普通の保守も悪しきモノとして
　警戒している事も事実。只、Ｇ主義それ自体は善し悪しあるが、
　経済的に見れば当然の現象であり、過度に敵視したり、妙な言説
　と結びつけると要点を見逃す。
・ＤＳは完全なる虚構。影の勢力が世界を牛耳っている、などと
　いう現実はない。

ネオコン、グローバル主義、ディープステートの私見を述べるが、
長くなったので別途、切り出す。
　　　↓
　０８２＃ウクライナ／ロシア擁護する保守の陰謀史観
　https://mixi.jp/view_bbs.pl?id=98512519&comm_id=6304029

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＜２、ソレ系保守がプーチン擁護する理由＞

ソレ系保守がプーチン擁護する最大理由は、

　プーチンはナショナリストでネイション（国民／国家／民族）
　を守っている

である。この論拠が間違っている事は別項「岩田の動画」で
証明されている（と思っている）が、とにかく、ソレ系保守は
そう思っている。

そして、プーチンに敵が出現する！ｗｗｗｗ。

ネオコン／Ｇ主義／ＤＳだ！（もう、勘弁してくれ）。

ソレ系保守も日頃からずっと、ネオコン／Ｇ主義／ＤＳを信じて
敵視してきた。
「Ｇ主義はカネ儲けの為、ネイション（国民／国家／民族）を
　壊している」
「だから、善）プーチンｖｓ悪）Ｇ主義でプーチン頑張れ！」

この対立構図がある。ソレ系保守が自分で公言している。
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　山岡鉄秀のプーチン評（１３”４５〜１４”４０）
　　(3/19)
　https://youtu.be/wd8_V4i8wp4?t=824

　>それもこれも、すべてはロシアの国益の為にやっている
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　松田学のプーチン評（４２”００〜４３”１０）
　　(3/14)
　　松田学（松田政策研究所代表）
　　ウクライナ戦争の総括
　　https://youtu.be/vjtWU88HYjA?t=2519

　>・プーチン親派に多い「ＤＳと戦う正義の勇者」この筋は間違い。
　>　プーチンは自国の国益の為にソレらと対峙している。その姿を
　>　アッパレと言うなら英雄かも知れない。
　>・一番悪いのはグローバル全体主義。
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これら前提が、すべて間違っている。
特に全体主義を否定するハズの保守が「プーチンは自国の国益の為に」
として「国益」と表現する事は全体主義を容認するもので唖然とする。

事実では無いが、あえてＧ主義と戦っているとするなら、

ウソ
・プーチンはナショナリストでネイション（国民／国家／民族）を
　守っている
・善）プーチンｖｓ悪）Ｇ主義

真実
・プーチンは悪しきナショナリストでネイション（国民／国家／民族）
　など、まったく守っていない
・悪）プーチンｖｓ悪）Ｇ主義

ナショナリズムという時、ソレ系保守は、ナショナリズムの内実の
多面性を無視している。つまり「全体主義の悪しきナショナリズム」
の事である。

全体主義の悪しきナショナリズムはネイションを守ってなどいない。
いつも、どんな時も、何があっても、
己と体制保持の為に思考／行動する。
・己に都合よく自国の歴史を改ざんする
・己に都合の悪い遺産（歴史的遺跡）を簡単に破壊する
・己に都合の悪い自国民＝自民族の自由を奪い／逮捕／監禁／強制労働
　そして殺害／暗殺する
・それら行為がネイション（国民／国家／民族）を守っていない事は
　明白だ。
・守っているのは、己に都合よい自己の益、体制の益である
　　己に都合のよい国民／民族であれば守るし、
　　己に都合の悪い国民／民族であれば簡単に排除する
　だけの事。
・そして己に都合よい自己の益、体制の益は「国益」ではない。

　　※、この点で前述、山岡鉄秀と松田学が「プーチンは自国の
　　　　国益の為に」という表現が、完全な間違いであると証明
　　　　できる。

・北鮮の将軍様は全体主義の悪しきナショナリストだ
・支那の習近平は全体主義の悪しきナショナリストだ
そして、
・プーチンは全体主義の悪しきナショナリストだ

すべて共通して、自己の益、体制の益を守り、国益を守る気など
さらさら無い。
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＜３、西側プロパガンダにハマるな！というプロパガンダ＞

「西側のプロパガンダだ！云々・・・」はよく言われる。
「ロシアのプロパガンダだ！云々・・・」も同様。
しかし、プロパガンダは「入れ子」ができる、というか、現実の
プロパガンダは何重にも入れ子構造を取っており、
「○○のプロパガンダが云々」などという単純構造は、ほぼ無い。

　★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
　　プロパガンダの多くは入れ子構造になる
　　西側プロパガンダにハマるな！というプロパガンダがある
　★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

これはスパイを考えれば明らかだ。
スパイは、その多くが二重スパイで、単純な「○○側のスパイ」
などは簡単に見破られてしまうので現実には存在しない。

Ａ国が
・スパイをＢ国に侵入させて作戦する時、
・「Ａ国のスパイではない」事をアレコレ補強するより、
・「Ａ国を調査するＢ国のスパイとしてのＡ国のスパイ」を
　送り込む方が安全性は増す

本侵略戦争のプロパガンダという時、
ロシア側に立って、
・ロシアに不都合な西側情報を封じる、という時、
・西側情報を否定しまくる事は難しい。いちいち論拠を示す
　必要があるからだ。
　西側情報の多くが事実なら、多くのウソでダマす必要があるが
　どこかでバレる危険がある。
そんな面倒で危険な事はせず、
・西側情報の事実性はさておき（と、肝心の論点をハズして）、
　それを安易に信じる事はプロパガンダにハマる危険がある！
　と言うだけでよい
・西側が多くの真実を出しても、誰も信じないならウソ認定された
　事と同じ効果を生む。

これが「西側プロパガンダにハマるな！というプロパガンダ」だ。
とっても楽なのだ。根拠を示さずに信じてくれるのだから・・・。

このプロパガンダが成功すると、ハマった者は、とっても奇怪な
心理を自分からやり始める。
・どんな真実を示しても容易に受け入れなくなる。
　つまり、真実をウソと思う様になる。
更に奇怪なのが、
・多くの世論が明らかにウソ確定すると、逆に「真実かも知れない」
　と、わざわざ自分からウソを真実だと勝手に思う様になる
これがプロパガンダの怖いところだ。

現在、
ソレ系保守は西側情報の多くの真実をウソだと思っているハズだ。
長年のＤＳ陰謀論で「ソッチ系の思考回路」が出来上がっている。
少ないロシアのウソを「ソッチが真実では？」と思ってしまう。
無意識に・・・。
そもそも、プーチンを善きナショナリストだと思っている時点で
前提が間違っているから、効果は相乗的に大きくなる。

そして、
そういう己は冷静で客観性を持っていて、真実を正しく見ている
プロパガンダにダマされない！と思っている・・・。

単純素朴バカの「ソレ系保守」こそが、見事にロシア系の
「西側プロパガンダにハマるな！というプロパガンダ」に
ハマっているのである。

もう、情けなくて「ソレ系保守」のバカっぷりには涙が出る。
ある意味、純粋で、とってもイイ子なのだ「ソレ系保守」は。

「現実のプロパガンダは入れ子構造でやられている」という事への
警戒心が無いのである。
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