象眼３ｒｄコミュの０７９＃ウクライナ／ウクライナのジェノサイドなどない！

　「ウクライナ政府によるドンバス地域のロシア系民族への
　　ジェノサイドを止める為に侵攻した」
　ロシアのプロパガンダだが、これを拡散する親ロ派がいる事は
　驚きであるが、この筋はチャンネル桜を筆頭に保守系の中でも
　根強くあって、どうにも困ったモノである。

　この事は、いずれ叩くが、ネオコン、グローバル主義、ＤＳ＝
　ディープステートなどをベースとしている。更に難儀なのが
　「米国への猜疑心」という点で、リベラルと保守が双方から、
　これら陰謀史観をホンキで取り扱っており、まあ、そういう筋で
　言いたい気持ちは解らなくも無いのだが、今回の「左右問わず、
　妙〜なウクライナ批判＝ドッチもドッチ論」がはびこる原因に
　なっている。

　後述の動画、
　朝香氏の詳細は知らない。最近、保守系動画でよく見かける。

　朝霞氏はウクライナ情勢について、最初から己にウクライナへの
　ネガがあって、これが原因で、無意識的な悪しき先入観として
　「ドッチもドッチ」的な推論をした事への反省、そして、ロシア
　のプロパガンダ「ウクライナがジェノサイドをした」を、当初は
　信じていたが、以下、間違いだった事を認める動画である。

　詳細を熟知する者であっても、否、詳細を熟知するからこそ
　プロパガンダにハマってしまう、どうして己がダマされたのか、
　を語る動画は参考になる。

　本題は２なので忙しければ２から。時間があれば１から続けて
　観ると、最近のウクライナ情勢がよーく理解できるハズだ。
　そして、
　２０１０年〜現在は、双方のプロパガンダ戦や、米露の介入が
　多発しており、とっても難しい時代が続いている。
　だから、
　詳細を追う行為が中途半端で終わると、容易に己の意思とは
　異なるプロパガンダに引き寄せられるものである。

　様々な国家民族の事情（善き面、悪しき面）は色々ある。
　そんな事は当り前である。でも、悪しき面を１つ２つ、適度に
　チラつかせると、脳は容易に「全部、悪いのでは？」と勝手に
　思ってしまう様にできている。

　アレが悪い、コレも悪い？ハイハイ、解った、その通り！
　では、基本＝他国武力侵略ロシアを追い出せ！だ・よ・な！
　それがすべて！話しは、その後！

　今度は何よ？ああ、ソレね、ハイハイ、その通り！
　では基本＝他国武力侵略ロシア悪い！だ・よ・な！

　ウクライナの欠点を色々並べ立てて、暗にドッチも悪い的に
　扇動する親ロ派は、そう言って、基本＝ロシア悪い！に
　何度でも何度でも引き戻せばよい。
　ロシア擁護したい輩のネタが尽きるまで。
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＜朝霞氏の自己総括＞

１、当初あったウクライナへの嫌悪感
　https://youtu.be/5gGLraMNTdc?t=210

２、ウクライナのジェノサイドが無いと確信した世論調査
　https://youtu.be/5gGLraMNTdc?t=751

この世論調査が、どれだけ国民の実態を示しているか？は要注意
だが、しかし、現在ネット上で大衆レベルでコメントしている
反ロ派、親ロ派の双方が言及する侵略前のウクライナ情勢と、
この好感度グラフに矛盾はない。信じられるものだ。

・旧ソ崩壊後、ロシア天然ガスパイプラインなど、国家としても
　ウクライナとロシアは良好、２００８年〜２０１０年までは
　それが両国民の大衆においても反映されている。

・それが大きく変わった、特にウクライナ側でのロシアの好感度が
　降下したのが２０１０年、ヤヌコーヴィチ大統領の誕生である。
　要はロシア傀儡政権の誕生である。

・そして２０１４年の決定的な両民族の感情悪化の原因、それは
　ロシア傀儡政権誕生から４年後のロシアのクリミア侵略である。

　つまり、
　いつも、どの時代も、ウクライナをかき回し、ウクライナ民族
　の民族自決を武力で破壊してきたのは旧ソ〜ロシアなのだ。

　とっても解り易いだろう？

・しかし、２０１４年〜現在のウクライナ武力侵略まで、ロシア
　傀儡のドンバス地域と戦闘を伴う内紛＝内戦は続いている、
　にも関わらず、両民族は少しずつだが、相手国への好感度を
　ジリジリと上げていた。

　ロシアの言う、ウクライナ政権によるドンバス地域のロシア系
　住民へのジェノサイドが事実なら互いの好感度はクリミア侵略
　よりもっと下がる以外にない。
　また、好感度は近年、特にロシア側で急上昇しており、今回の
　侵略が無ければクリミア侵略の前まで回復する勢いである。
　ウクライナのジェノサイドがあるのに？
　ロシア人は虐殺されている相手に好感を持つ民族なのか？ｗ。
　つまり、
　ロシアが武力侵略の言い訳にするジェノサイドはウソである。
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＜ウクライナの明るい未来をブチ壊したロシア＞

朝霞氏が反省しながら述べる
・ウクライナ国内の腐敗
・米露双方の、ウクライナ民主化運動への介入／傀儡化
・米国とウクライナの利権を巡る癒着
これらはすべて事実である（確認した）。

ウクライナは民主国家としてヨチヨチ歩きの幼児だ。
世界の多くの新生民主国家は、政治や社会において、汚職や腐敗、
脱法などで混乱している、それは国家秩序を構築する長い道のりの
一歩「産みの苦しみ」で、世界の民主国家は同じ道を通っている。
日本も同じだ。それはそれでウクライナ民族が、自ら努力改善し
法治と自由による真の民主国家へ育っていく課題だ。

しかし！
「産みの苦しみ」だからこそ、それは明るい未来に向かう為の歩み
であり、希望への道だ。
　　３／１３加筆----------------------------------------------------------
　　　出産はまさに産みの苦しみだ。
　　　狭い産道を通る事は、胎児にとって生死の分かれ目である。
　　　しかし、それを通らなければ「生」を手にする事はできない。
　　　「生死の先に、生という希望の光がある＝民主化の産みの苦しみ」

　　　ウクライナの腐敗などのネガを並び立てて、１ミリでもウクライナの
　　　ネガを広めたい親ロ派がやっている事は、
　　　「出産＝産道の通過」の危険について、
　　　「それは素晴らしい生の為の試練だ」と言わず、
　　　「産道を通る出産はヒドい」と言って出産を否定する愚行である。
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そういう道を歩んでいる民族国家に対し、再び過去の旧ソ暗黒時代に、
武力を使って引き戻すなど、卑怯／愚劣、どんな罵詈雑言を使っても
言い表せない卑劣な行為であり、１ミリも認める事はできない。

ドッチもドッチ？ドッチもドッチではない！
ロシアだけが悪いのだ！
ロシアだけを叩けばイイのだ！
そんな簡単な事を迷うべきではない！