D&D4版赤い手は滅びのしるしコミュのシナリオ情報まとめ

キャンペーンの舞台となるエルシア谷の情報などを少しずつ載せていきます。
まずは地図とあかつき街道に面するいくつかの集落(街)を紹介します。

みなさんの物語のスタート地点はドレリンの渡し付近になります。

■ドレリンの渡し
エルシア谷の東の門がデノヴァーならば、西の門はこの小さな町である。
むかしはこの地点でエルシア河にドワーフの築いた橋がかかっていたが、
百年ほど前の記録的な大洪水のおりに落ちてしまった。
以来、あかつき街道の旅人たちは、渡し舟でここを渡るようになり、
町はドレリンの渡しと呼ばれるようになった。

■テレルトン
エルシア谷の西端は、東端よりも気候が乾燥しており人口も少ない。
テレルトンは家畜の飼育と革の取引で持っているほこりっぽい町である。
悪臭ふんぷんたる大きな革なめし屋が数軒、町の東の丘に鎮座している。

■ナイモン峠
あかつき街道がナイモン丘陵群を下りにかかるところに、このちっぽけな小村がある。
もとは"やぶにらみのビホルダー亭"という、塀をめぐらした大きな宿屋があって、
そのまわりに人が集まって村になったもの。

■タラー
ブリンドルの西に位慨する小さな町。
タラーの統治者なる女領主シリーラ・ネストンは、若く志の高い女性で、
父にあたる先代老ネストンの死によって家に戻り、父の称号を受け継いだ。

■ブリンドル
エルシア谷で有数の大集落。農業を営む共同体としても、
またあかつき街道に面するとともにエルシア河の南洋にあたり、
隊商の立ち寄る町としても繁栄している。

■マーストン
この小さな町はマースの森の森かげにあって、木材を切り出すことと、
あかつき街道をゆく旅人たちに食い物や宿を提供することで成り立っている。
付近の丘陵地帯には古いむかしの塚や環状列石がいくつも見られる。

■デノヴァー
アーン湖畔の商業都市。エルシア谷で最大の共同体である。
谷の東端に位置するため、"黄金の平原"を越えてはるばるやって来る疲れた旅人にとっては、
最初に目にする文明の土地である。